脂漏性皮膚炎の薬

脂漏性皮膚炎にはニゾラール?!効果と注意事項は?

脂漏性皮膚炎とニゾラール1

脂漏性皮膚炎の治療に必要な薬が二ゾラールです。

ニゾラ-ルを使用することで、脂漏性皮膚炎を早く治すことが出来ます。

しかし、使用上の注意点などもあります。

正しくニゾラ-ルを使用し、脂漏性皮膚炎を治しましょう。

今回は脂漏性皮膚炎への二ゾラールの効果や副作用、正しく安全に使用するための方法をご紹介します。

脂漏性皮膚炎には二ゾラール?!

皮膚の異常に気付き、皮膚科に受診し脂漏性皮膚炎だと診断されると、ほとんどの場合、ニゾラールとステロイドを処方されます。

二ゾ-ルは抗真菌薬で、二ゾラールに含まれる、ケトコナゾールの作用により、カビ菌の繁殖を抑え殺菌してくれます。

脂漏性皮膚炎の原因はカビ菌のマラセチア菌の増殖が原因であるため、二ゾールを使用し、マラセチア菌を抑制し、脂漏性皮膚炎を治すのです。

二ゾラ-ルの使用方法は?

二ゾラ-ルは基本1日2回の塗布です。

1日2回の塗布を4~8週間ほど、医師の指示に基づき塗布することで効果を得られます。

ニゾラールは顔の脂漏性皮膚炎にも使用可能?

二ゾラ-ルは顔への塗布も可能です。

1日に塗布します。

脂漏性皮膚炎に有効な二ゾラールの副作用は?

二ゾ-ルは正しい期間正しい量を守り塗布すれば、副作用の少ない安全な薬です。

医師の指導に基づき使用しましょう。

起こる可能性のある副作用は以下に挙げるものですが、どの副作用も発生率は極めて低いです。

ニゾラールクリームの副作用

  • 接触性皮膚炎・・・発生率1.5%ほどで一般的にかぶれと呼ばれる症状が起こります。
  • そう痒・・・発生率は0.9%ほどで、皮膚に異常はなく痒みだけを感じます。
  • 投与部位発赤・・・発生率0.7%で、二ゾラールを塗った部分が赤くなります。刺激を与えると悪化します。
  • 投与部位刺激感・・・発生率は0.5%ほどで、二ゾラールを塗った部分がヒリヒリしたり、ほてったり、沁みたりという刺激を感じます。

二ゾラールローションの副作用

二ゾールクリームよりも二ゾールローションのほうが副作用が起こる率は高く、どちらかと言えばクリームのほうが安全性は高いです。

  • 刺激感・・・発生率11,6%、ヒリヒリ、沁みるなどの刺激を感じます。
  • そう痒・・・発生率4.3%、痒みを感じます。
  • 尿たんぱく陽性・・・発生率2.9%、タンパクが尿に現れることがあります。
  • 接触性皮膚炎・・・発生率1.4%、かぶれが起こります。
  • 紅斑・・・発生率1.4%、皮膚に赤くなり、圧迫すると消えます。
  • 小水疱・・・発生率1.4%、水ぶくれです。

二ゾラールの使用上の注意点は?

マラセチア菌は「カビ」菌であるため、皮膚の表面状脂漏性皮膚炎の症状が治ったように見えていても、皮膚に根を張りまだカビ菌が残ってしまっているという事もあります。

自己判断で塗布を中止してしまうと、逆に脂漏性皮膚炎を悪化させてしまったり、長期化させてしまう事になります。

また使用期間や使用量も治すためにと長く使用したり、多く塗布すると、副作用の発生率を高めてしまう原因となります。

二ゾラールの使用は、診察を行う医師の指導を守り、正しく使用しましょう。

保管方法や塗布する際の注意点

保管方法としては直射日光や高温多湿を避け保管します。

処方された薬が余った時は、残しておかず処分します。

一度手に取り患部に塗ります。

絞り口などに菌が増殖しないように手を清潔にしてから使用しましょう。

二ゾラールは市販で購入できる?

脂漏性皮膚炎に有効であり、病院で処方されるケトコナゾール配合の二ゾラールは市販では販売されていません。

但しイミダゾ-ル系抗真菌薬というケトコナゾールに似た抗真菌薬は市販でも購入可能です。

二ゾラールで脂漏性皮膚炎が治らない場合は?

二ゾラールを塗り、マラセチア菌の増殖は食い止められたのにもかからず、炎症がおさまらない場合は、ステロイド外用薬を使用し、炎症を鎮めることが大切です。

また、皮膚科では炎症を抑え、真菌を殺菌したのちに保湿が必要だということで、ヒルドイドが処方されることがありますが、ヒルドイドの使用は脂漏性皮膚炎にはあまり良くありません。

ヒルドイドは使用せず他の「保湿」ケアを行う事をおすすめします。

まとめ

  • 二ゾラールは抗真菌薬
  • 副作用の可能性は低く、使用時医師の指導を守れば安全性は高い
  • 市販では二ゾラールは購入不可。他の抗真菌薬は市販でも購入可能
  • 二ゾラールで治らない場合は炎症を抑えるステロイドも必要

脂漏性皮膚炎を治すために必要な外用薬です。

二ゾラールを正しく使用し、脂漏性皮膚炎を治しましょう