脂漏性皮膚炎の原因

脂漏性皮膚炎は真菌が原因!厄介な真菌を食い止めれば脂漏性皮膚炎は治る!

SNSロゴ

いくら肌の清潔を保っていても、肌には常在菌というものが存在し、その中には真菌(カビ)が存在しています。

肌の真菌の異常な増殖が原因で引き起こる皮膚炎の1つが脂漏性皮膚炎なのです。

脂漏性皮膚炎の原因となる真菌の正体と真菌が繁殖してしまう原因、増殖してしまった

時の正しい対処法をご紹介します。

真菌により肌に起こる皮膚炎の種類?!

真菌(カビ)により起こる皮膚病には、浅在性真菌症(せんざいせいひふしんきんしょう)と深在性真菌症(しんざいせいひふしんきんしょう)と大きく2つに分かれます。

違いは皮膚の表皮で起こるものが浅在性真菌症、皮膚の真ん中の真皮で起こるのが深在性真菌症(しんざいせいひふしんきんしょう)です。

その中でも脂漏性皮膚炎は浅在性真菌症の1つとなります。

肌の真菌の種類は?

肌の表皮に存在する真菌は3種類あります。

  • 白癬菌
  • カンジタ菌
  • マラセチア菌

です。

白癬菌が原因で起こる皮膚病が、水虫(足)やいんきんたむし(股部)、ぜにたむし(体)です。

カンジタ菌が原因で起こる皮膚病は、消化器官や性器、膣や粘膜部などのカンジタ菌が存在している部位で、免疫力の低下などにより増殖し発症します。

そして、マラセチア菌の増殖で引き起こるのが脂漏性皮膚炎です。

真菌の一種マラセチア菌の増殖はなぜ起こる?!

真菌の一種であるマラセチア菌の増殖が起こると、脂漏性皮膚炎が発症するのですが、真菌が増殖してしまうのには要因があります。

カビというのは高温多湿を好むため、梅雨の時期などはカビが生えやすいですよね。

同じく肌も皮脂や汗などが残った状態が続くと、カビ菌は繁殖してしまいます。

また、脂漏性皮膚炎の原因であるマラセチア菌は、皮脂をエサとし繁殖します。

更に免疫力の低下や肌のバリア機能の低下により、真菌は調子に乗ったようにどんどん増殖し続けます。

真菌が増殖した脂漏性皮膚炎を治すためには?!

真菌の一種マラセチア菌は増殖し発症した脂漏性皮膚炎を治すためには、真菌(マラセチア菌)を死滅させ、抑制する必要があります。

マラセチア菌の増殖を止める薬

マラセチア菌が増殖してしまった場合、セルフケアで死滅させ、抑制することはとても困難です。

セルフケアでなんとかしようとした結果、更なる増殖を招き、症状を悪化させてしまう事に繋がります。

そこで薬による治療を受けることで、マラセチア菌を死滅させ、菌の増殖を食い止めることが出来ます。

使用する薬は皮膚科で処方される抗真菌薬、主に二ゾナールという外用薬になります。

症状にもよりますが、約2週間ほどの塗布をすることで、増殖食い止めることが出来ます。

また、広い範囲に症状が出ている場合は、塗り残しにより増殖を食い止められない事もあるため、抗真菌薬の内服薬が処方されることもあります。

カビ菌は根を張り増殖するため、見た目的に落ち着きが見られても、増殖をしっかりと食い止めるためには、医師の指導を守り、最後までしっかりと塗り続けることが大切です。

また、皮膚科に受診し、増殖している菌がマラセチア菌なのかという事を特定する事も大切ですね。

マラセチア菌ではなく、ほかの真菌、白癬やカンジタが原因であることもあります。

正しく診断を受け、正しい治療を受けましょう。

真菌(マラセチア菌)が増殖しやすい部位は?

真菌の中でもマラセチア菌が増殖しやすいのは、皮脂の分泌量が多い、顔(特におでこや鼻の周り、眉間、眉毛)、頭皮、脇の下、背中、耳の後ろです。

そのマラセチア菌が増殖しやすい部位が脂漏性皮膚炎が起こりやすい部位となりますね。

真菌(マラセチア菌)は何度も増殖?!

真菌の一種マラセチア菌は、抗真菌薬により増殖を食い止めることができます。

しかし、その後、肌の状態を改善しなければ、何度も増殖し、脂漏性皮膚炎を引き起こしてしまいます。

抗真菌薬を使い続けると、耐性菌というものが出来てしまい、真菌の増殖を抗真菌薬で食い止められなくなってしまうため、長期使用により菌の増殖を薬で防ぎ続けることは出来ません。

皮膚の過剰分泌を抑制すべき

真菌の一種、マラセチア菌は人間誰の肌にもある菌なのにも関わらず、増殖してしまい、脂漏性皮膚炎を引き起こすということは、皮脂の分泌量が過剰であり、真菌にエサを与えてしまっているからです。

マラセチア菌のエサとなる皮脂の過剰分泌を抑制することが、脂漏性皮膚炎を防ぐために大切なのです。

ところが皮膚科の「抗真菌薬」で皮脂の分泌量をコントロールすることはできません。

薬で増殖を食い止めたのち、セルフケアで皮脂量を正常にコントロールする必要があるのです。

皮脂は中性脂肪

皮脂の主な成分は中性脂肪です。

中性脂肪が多ければ、皮脂の分泌量は増加し、真菌を増殖させてしまいます。

食事の中で「糖質」や脂質の摂取量が多いと、皮脂の分泌量は過剰となり、マラセチア菌が増殖します。

糖質や脂質の多い食事は避けましょう。

逆に皮脂の量をコントロールすることが出来るビタミン類を積極的に摂取すると良いです。

余分な皮脂を洗い流す

過剰に分泌した皮脂を洗い流し、マラセチア菌にエサをあげないようにする必要があります。

ただし、皮脂は肌を保護し保湿するためにも皮脂は必要です。

余分な皮脂だけを落とすために、正しく洗浄剤を選び、正しい洗浄を行いましょう。

保湿が必要

皮脂の分泌量が多いのは、「乾燥」が原因であることもあります。

脂漏性皮膚炎の炎症が起こってしまった肌の水分量はゼロに近い状態です。

酷く乾燥すると、乾燥を補おうと皮脂が過剰に分泌してしまい、真菌を増殖させてしまいます。

オイルを与え肌を保護し、肌の水分の蒸発を防ぐのは無意味です。

オイルが少なく肌に十分な水分を与えることが出来る保湿剤を使用し、十分に保湿を行いましょう。

生活習慣

生活習慣の乱れ、睡眠不足は自律神経の乱れやホルモンバランスの乱れを起こします。

自律神経の乱れやホルモンバランスの乱れは、皮脂の分泌量を過剰にしてしまう原因となります。

規則正しい生活習慣、質の高い十分な睡眠をとることで、自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れを整え、皮脂の分泌量をコントロールしましょう

ストレス

ストレスは皮脂の分泌量を過剰にしてしまいます。

ストレス」とうまく付き合い、皮脂の分泌量をコントロールしましょう。

まとめ

  • 脂漏性皮膚炎の原因は肌の常在菌の真菌、真菌の一種マラセチア菌の増殖
  • 真菌(マラセチア菌)の増殖を食い止めるために抗真菌薬が必要
  • 真菌(マラセチア菌)の増殖の原因は皮脂
  • 真菌が再度増殖しないためには、生活の見直しを

脂漏性皮膚炎の原因は肌の常在菌である真菌(カビ)が原因だったのです。

真菌の増殖を食い止め、増殖を防ぎ、脂漏性皮膚炎を完治させましょう。