脂漏性皮膚炎の原因

脂漏性皮膚炎の原因とは!?原因を突き止めて完治を目指そう。

皮膚科医

脂漏性皮膚炎を治し、再発を防ぐためには、脂漏性皮膚炎の原因を深く良く知る必要があります。

原因を解決し、脂漏性皮膚炎が起こらない肌を作りましょう。

今回は脂漏性皮膚炎が起こる原因とその原因を作り出す要因を全て解説していきます。

脂漏性皮膚炎の原因は?

脂漏性皮膚炎の原因は皮脂によるマラセチア菌の増殖です。

肌の常在菌の一種あるマラセチア菌というカビ菌は、皮脂に含まれる中性脂肪を食餌とし、異常に増殖してしまいます。

肌にとっても適度な皮脂は必要であり、皮脂量が適度に保たれていれば、マラセチア菌が増殖してしまう事もありません。

しかしなんらかの要因により、皮脂の過剰分泌が引き起こり、マラセチア菌が増殖してしまうのです

増殖したマラセチア菌により、皮脂の成分に遊離脂肪酸というものが増え、炎症を引き起こしてしまいます。

脂漏性皮膚炎の原因を作りだす要因?

脂漏性皮膚炎の原因菌であるマラセチア菌の増殖を促してしまう原因となる皮脂の過剰分泌。

皮脂の過剰分泌を引き起こしてしまっているのは、実は自分の普段の行いにあります。

皮脂の過剰分泌を起こさなければ、マラセチア菌は異常増殖できず、脂漏性皮膚炎が悪化、再発することはありません。

皮脂の過剰分泌の要因を知り、改善しましょう。

乾燥

脂漏性皮膚炎の原因となる皮脂の過剰分泌が乾燥により引き起こされていることがあります。

肌が乾燥すると、補おうとする皮脂が過剰に分泌してしまいます。

誤った洗顔や、間違った保湿ケアなどにより、乾燥が起こります。

また、一度脂漏性皮膚炎が起こると、炎症によりひどい乾燥に見舞われます。

乾燥を改善しなければ、再度マラセチア菌は過剰な皮脂をエサとし、増殖してしまい炎症が起こります。

アトピー性皮膚炎等の肌トラブル

アトピー性皮膚炎など脂漏性皮膚炎以外の肌トラブルにより炎症が起こった後は、肌の水分量はものすごく低下し、酷く乾燥します。

その乾燥から皮脂が過剰に分泌し、今度はマラセチア菌の増殖により脂漏性皮膚炎が引き起きてしまうことがあります。

環境

環境が皮脂の過剰分泌を促すこともあります。

湿度が低かったり、気温が高いと肌の水分が奪われ乾燥します。

乾燥により皮脂は過剰に分泌し、脂漏性皮膚炎が引き起こります。

また、「乾燥」している肌はバリア機能が低下しているため、刺激にかなり弱く、不清潔な環境によるダニやハスダストなどの影響を防ごうと、皮脂が過剰に分泌し、脂漏性皮膚炎の引き金となります。

ビタミンB不足

ビタミンBは皮脂を分解する作用があるため、「ビタミンB」が十分に足りていると皮脂の過剰分泌を防ぐことができます。

しかし、ビタミンBが不足すると、皮脂の過剰分泌が引き起こります。

皮脂の過剰分泌を防ぎ、皮脂量をコントロールするためには、ビタミンBが必要です。

自律神経・ホルモンバランスの乱れ

交感神経が「ストレス」や喫煙により活発になると、男性ホルモンの分泌が増えます。

男性ホルモンの分泌が促され、ホルモンのバランスが崩れると、皮脂の分泌量が増え、マラセチア菌増殖の原因となります。

また自律神経の乱れやホルモンバランスの乱れはストレスや喫煙だけではなく、寝不足・生活習慣の乱れによっても起こってしまいます。

脂漏性皮膚炎の原因を知りしっかりと治そう!

脂漏性皮膚炎を治すためには、皮膚科の薬を用いて、増殖したマラセチア菌を抗真菌薬で死滅させ、抑制させる必要があります。

また、酷く起こった炎症を「ステロイド」により鎮めることも必要です。

しかし、脂漏性皮膚炎の炎症の原因はマラセチア菌の増殖ですが、根本的な原因は皮脂の過剰分泌なのです。

皮脂の分泌量を改善しなければ、何度薬で菌を死滅し炎症を抑制しても、マラセチア菌は何度も増殖し何度も炎症に襲われてしまいます。

脂の過剰分泌を引き起こす要因を改善し、皮脂によるマラセチア菌の増殖を防ぎ、脂漏性皮膚炎を完治させ、再発を防ぎましょう。