脂漏性皮膚炎・頭皮の症状や対策

脂漏性皮膚炎のかゆみを抑える方法。掻かない工夫をしよう。

脂漏性皮膚炎とかゆみ1

脂漏性皮膚炎の症状の1つ、かゆみ。

頭皮が痒くなったり、顔が痒くなったりと、かゆみに襲われます。

そのかゆみは掻くとより酷いかゆみが遅い、徐々に強く掻き毟ってしまい、症状を悪化させてしまう事もあります。

脂漏性皮膚炎によるかゆみを掻いてしまうと、脂漏性皮膚炎はいつまで経っても良くなりません。

正しいかゆみへの対策を実践し、脂漏性皮膚炎を悪化させず完治させましょう。

脂漏性皮膚炎によって起こるかゆみを抑え、悪化を防ぐための正しい対処法をご紹介します。

脂漏性皮膚炎によるかゆみはなぜ起こる?

脂漏性皮膚炎によるかゆみは、マラセチア菌の影響による炎症が起こると、皮膚にかゆみを感じます。

炎症が軽症であれば、脂漏性皮膚炎のかゆみはそれほどひどくないものの、掻いてしまいたくなるほどのかゆみを感じているという事は、脂漏性皮膚炎の症状もひどくなっています。

脂漏性皮膚炎の炎症がおこった患部は、炎症によりバリア機能を失い、刺激に弱くデリケートな皮膚状態となります。

すると皮膚へのちょっとした刺激にも反応し、強いかゆみを感じるようになってしまうのです。

また、かゆみを感じる患部を掻くことで、ヒスタミンという物質が分泌され、より酷いかゆみを感じてしまいます。

かゆみがかゆみ呼び、どんどん酷く掻き毟ってしまい、かゆみも症状も悪化の道をたどるという最悪の悪循環に陥るのです。

脂漏性皮膚炎のかゆみへの対処法は?

脂漏性皮膚炎のかゆみに対して掻くという行為は、自分で自分の首を絞める最悪の対処法です。

かゆみを感じても悪化を防ぐためには掻いてはいけません。

掻かずにかゆみを抑制し、脂漏性皮膚炎をはやく治すための方法をご紹介していきます。

かゆみへのシャンプー使用

かゆみが起こっている患部に刺激が及ぶと酷いかゆみが襲います。

そこで患部に刺激を与えない「シャンプー」や洗顔料を選ぶ必要があります。

洗浄力が高すぎず、肌に刺激となる成分が含まれていない低刺激なもので、尚且つ保湿効果のある成分も配合されているものを選び使用します。

かゆみを抑制するためには、刺激を与えずかゆみを増幅させずに炎症を食い止めることが大切です。

正しい洗浄を行いましょう。

かゆみへの保湿

脂漏性皮膚炎が起こった患部は薬で炎症がおさまっても、乾燥が酷くかゆみを引き起こします

また、低下した肌のバリア機能を高め刺激を受けにくい肌を作る必要があります。

脂漏性皮膚炎のかゆみを抑制し、再びかゆみが発生しないようにするためにも、保湿ケアを正しく行いましょう。

肌に刺激を与えずに、十分に肌に水分や潤いを与えられるものを選び保湿します。

油分が多く、肌の表面を覆い、肌の水分の蒸発を防ぐ効果のある保湿剤は脂漏性皮膚炎には向きません。

油分が少なく肌の深層まで水分を与えられるものを選びましょう。

食事

かゆみを引き起こす炎症の原因となるマラセチア菌の増殖を防ぐためには、皮脂の過剰分泌を防ぐ必要があります。

皮脂の過剰分泌は、食事により摂取した油分や「糖質」が分泌量を増やす原因となってしまいます。

食事の中で、糖分や油分はできるだけ避けましょう

また、逆に皮脂の過剰分泌を防いだり、肌の健康を保つために必要なビタミンを積極的に摂取しながら、栄養のバランスが良い食事をすることが大切です。

紫外線

紫外線は肌への刺激となり、かゆみを発生させる原因となります。

また、患部の肌のバリア機能をより破壊し、刺激に弱くかゆみが起こりやすい肌にしてしまいます。

肌に刺激となる成分を避けて選んだ日焼け止めの活用や、帽子や日傘を使用し、紫外線を防止しましょう。

寝具を清潔に

寝具はダニやカビの温床となりやすい場所です。

寝具のダニや「カビ」による刺激を受け、かゆみも炎症も悪化してしまう事に繋がります。

正しく寝具の清潔をたもち、綺麗な寝床で質の良い睡眠をとりましょう。

患部を冷やす

患部を冷やしすぎるのは良くありませんが、一時的に冷やすことで、かゆみを抑制することができます。

かゆいと感じたときに冷風を掛けて冷やしたり、濡らしたタオルで冷やすことで、掻くのを我慢することが出来ます。

長時間冷やし続けるのは脂漏性皮膚炎の完治の妨げとなるので一時的な対処法として活用してください。

どうしても我慢できないかゆみには薬を・・・

普段の生活の中でかゆみを抑制しようとしても、なかなかかゆみが抑制されず、つい掻いてしまうという場合は、炎症を悪化させないためにも、薬の力を借りる必要があります。

皮膚科では脂漏性皮膚炎の治療に対して、原因となるマラセチア菌を死滅させる抗真菌薬と炎症を食い止めるステロイドが処方されます。

抗真菌薬と「ステロイド」だけでもかゆみが治まることがありますが、炎症が酷ければ酷いほどこの2つだけではかゆみが治まらないことがあります。

その場合、かゆみの原因となるヒスタミンの働きを抑制し、かゆみの発生を防ぐための抗ヒスタミンという薬を処方してもらうと良いです。

抗ヒスタミンの処方について担当医師に相談しましょう。

まとめ

  • 脂漏性皮膚炎の炎症が酷いほどかゆみを感じる
  • 刺激に反応しかゆみが発生、掻くとヒスタミンが分泌され、より酷いかゆみが襲う
  • かゆみに対して掻くことは厳禁
  • 刺戟を避け、刺激に強い皮膚を作る生活を
  • かゆみがおさまらない時は、抗ヒスタミン薬の処方をしてもらう

脂漏性皮膚炎によるかゆみを掻いてしまうと、よりひどいかゆみに襲われ、患部の「炎症」は悪化します。

脂漏性皮膚炎を治すためには、かゆくても掻かない事を徹底する、かゆみを抑制する抗ヒスタミンを処方してもらうなどし、悪化させることなく脂漏性皮膚炎を治しましょう。