脂漏性皮膚炎・顔の症状や対策

脂漏性皮膚炎が鼻の下に!!その原因と正しい改善方法は?

脂漏性皮膚炎と鼻の下1

脂漏性皮膚炎の症状が鼻の下だけにでてしまうことがあります。

鼻は顔の中で最も皮脂の分泌量が盛んであり、それが原因で脂漏性皮膚炎ガ引き起こってしまいやすい部分でもあるのです。

そこで鼻の下に起こってしまった脂漏性皮膚炎を改善するための正しい治療法とケア方法をご紹介します。

脂漏性皮膚炎が鼻の下に・・・なぜ?

鼻や鼻の周りは皮脂の分泌量が顔の中で一番多く、べたつきやすい、てかりやすい部分です。

それが気になり、鼻のまわりを入念に洗いすぎてしまっていたり、油とり紙やティッシュなどで油をオフしてしまっていると、酷い乾燥により、補おうとする皮脂が余計に過剰に分泌します。

皮脂の分泌量が多く、更なる過剰分泌により皮脂をエサとするマラセチア菌が増殖し、脂漏性皮膚炎が引き起こってしまうのです。

脂漏性皮膚炎がなぜ鼻の下だけに?

鼻の下の皮膚は元々薄く、乾燥によりよりデリケートになり、鼻水などを吹いたり、汗をかき拭いたりという行為でより敏感な状態となります。

そこに皮脂により増殖した菌の影響を受け、脂漏性皮膚炎が鼻の下だけに酷く起こってしまうのです。

鼻の下に起きた脂漏性皮膚炎を治すためには・・・

鼻の下に起こってしまった脂漏性皮膚炎を改善するためには、正しい治療とセルフケアが大切です。

まずは受診し薬を

脂漏性皮膚炎を改善するためには、まずは皮膚科に受診し、薬での治療を受けることが大切です。

増殖してしまったマラセチア菌を抑制し、炎症を食い止めます。

抗真菌薬やステロイド、この2つが配合されているリンデロンなどが使用されます。

抗真菌薬もステロイドも使用方法を自己判断で誤ると、副作用や炎症の長期化の原因となります。

塗布期間や塗布量などは医師の指導に基づき、正しく使用することで副作用を防ぎ、症状を改善することができます

ただし、皮膚科の薬で治療を行った後は、マラセチア菌の増殖を食い止めるためのセルフケアを行う必要があります。

薬で一時的に炎症は治まり、マラセチア菌も減り、影響を受けなくなりましたが、脂漏性皮膚炎は皮脂の過剰分泌を改善し、肌のバリア機能を高めなければ、何度でも菌が増殖し再発してしまいます。

薬での治療で安心してはいけません。

洗顔方法の見直しを

鼻の下の脂漏性皮膚炎を改善するために、洗顔方法を見直しましょう。

改善、予防のために必要な正しい洗顔方法のポイントは

  • 摩擦を与えない
  • 刺激を与えない
  • 潤いを洗い落とし過ぎない

ことが大切です。

摩擦を与えないためには、「洗顔」時に手のひらと鼻の下の皮膚が擦れあわないようにする必要があります。

そのため、洗顔料を十分に濃密に泡立ててから使用します。

また、洗顔料の選び方に注意し、刺激を与えず、洗いすぎないことが必要です。

洗顔料は合成界面活性剤や防腐剤や着色料香料などの刺激となる成分が含まれているものを避け、低刺激なものを選びます。

また洗浄力も強すぎないものを選び、刺激を与えないためにもスクラブ入りの洗顔料は絶対に避けましょう

また、潤いを落とし過ぎないためには、湯温度も重要で、36度以下程度のぬるま湯で洗顔を行うと良いです

メイク用品の選び方&落とし方にも注意

鼻の下はメイク用品を使用する部位でもありますね。

脂漏性皮膚炎の原因となるマラセチア菌は、油分を好むため、メイク用品に油分が含まれているものは避けたほうが良いです。

また、メイク落としの際、強く擦ることで、脂漏性皮膚炎の悪化や再発の原因となります。

お湯で落とせるくらい落としやすいメイク用品を使用しましょう。

ファンデーション」だと油分が少なく落としやすいパウダーファンデーションがおすすめです。

リキッドファンデーションは特に油分が多く落としにくいので避けましょう。

更にメイク落としの際も、オイル系のものは避けます。

拭き取り化粧水も拭き取ることで摩擦を与えてしまうため、洗顔料で落とせるメイク用品を使用するか油分を含まない美容液でメイクが落とせるクレンジング剤を選びましょう。

保湿ケア

まず鼻の下は保湿ケアをする際に、意外と疎かになってしまいがちな部位です。

鼻の下も意識的にしっかりと保湿ケアを行いましょう。

また、皮膚科の治療後に「ワセリン」などが処方されることがありますが、ワセリンや市販の油分が多い保湿剤は、マラセチア菌が好む油分を与えてしまう事になるので悪影響です。

さらに、菌の影響を受けないために肌のバリア機能を高めることが大切ですが、油分で肌の表面を覆う状態で水分の蒸発を防ぐタイプの保湿剤は乾燥も改善出来ず、肌のバリア機能を高めることが出来ません。

鼻の下の脂漏性皮膚炎を改善するために使用すべき保湿剤は、肌の深層まで水分を与え、肌自体が水分をしっかりと保持できるような保湿剤が必要です。

その他皮膚の過剰分泌を防ぐために。

鼻の下以外にも症状が出ているという場合は、皮脂の過剰分泌を防ぐために、生活習慣や食生活の改善が必要なのですが、鼻の下だけという場合は、洗顔方法やメイク落としや保湿ケアの不十分が原因であることがほとんどです。

しかし、早く改善するためにも、その後の再発、その他の部位の脂漏性皮膚炎を防ぐためにも、皮脂の分泌量を助長しないための生活習慣の改善、食生活の改善などを行うと良いです。

規則正しい生活を行い、十分な睡眠をとりましょう。

また、皮脂の過剰分泌を促す糖分や油分の多い「食事」は避け、和食中心でビタミンを積極的に摂取する食生活が、皮脂の過剰分泌を抑制できます。

脂漏性皮膚炎により鼻の下の皮膚が剥けてきたら?

脂漏性皮膚炎により、鼻の下の皮膚が剥け落ちて来てしまうことがあります。

顔の中心ということもあり、気になりますが、剥がすのはNGです。

剥がしてしまうことで、より剥がれ落ちが酷くなったり、炎症の「再発」の原因となります。

鼻の下の皮膚は無理に剥がさず、自然とむけ落ちてくるまで待ちます。

正しい洗顔と正しい保湿ケアを続けていると、徐々にむけ落ち、綺麗な状態に改善しますよ。

まとめ

鼻は顔の中で皮脂の分泌量が多く、マラセチア菌の増殖が起こりやすいのです。

また鼻の皮脂への誤った対処などにより鼻の下はよりマラセチア菌が増殖しやすく、菌の影響も受けやすいデリケートな状態になってしまうことがあります。

鼻の下の脂漏性皮膚炎を改善するためには、正しい洗顔、正しい保湿ケア、「メイク」用品の選び方や落とし方に気を付け、脂漏性皮膚炎の悪化や再発を防ぎましょう。

鼻は顔の中心であり、人の目に付きやすく、目立ちやすい部位なので、とても気になってしまいますが、下手に触れて皮膚を剥がしたりせず、薬の力を借り、その後セルフケアを続けましょう。