脂漏性皮膚炎・頭皮の症状や対策

脂漏性皮膚炎が生え際に!症状を改善し予防する方法は?

脂漏性皮膚炎と生え際1

脂漏性皮膚炎の症状が出やすい部位の1つが生え際です。

生え際のフケやかゆみや抜け毛、臭いなどが起こってしまいます。

生え際は人の目に付きやすい部分でもあり、早く改善したいですよね。

そこで今回は生え際に起こる脂漏性皮膚炎の全ての症状を改善するための方法をご紹介します。

生え際の脂漏性皮膚炎の症状は?

生え際の脂漏性皮膚炎の症状として、以下のものが挙げられます。

  • 頭皮がピンク色になる(超初期症状で気づきにくい)
  • 頭皮がベタベタしながらも乾燥している
  • 赤みを帯びる(炎症の進行とかゆみの発生)
  • 嫌な臭いがする
  • フケが出る
  • 抜け毛が気になる

生え際の脂漏性皮膚炎の原因は?

では生え際に起こる脂漏性皮膚炎の症状には原因があります。

正しい対処をおこなうためにも、原因をしっかりと知りましょう。

生え際がピンク色に

生え際がピンク色になるのは、脂漏性皮膚炎の超初期症状で、この時点では酷い赤みやかゆみやフケ、臭いなどが見られず、気づきにくいです。

しかし、生え際の頭皮にマラセチア菌という脂漏性皮膚炎の原因菌の増殖が始まり、マラセチア菌による過酸化脂質の影響を受けつつあります。

生え際がベタベタ?乾燥?

生え際がベタベタしている、テカっているという症状が見られます、

これは皮脂の過剰分泌が起こっている状態なのです。

べたついていたり、テカっていると、まさか乾燥が起こっているとは思いにくいのですが、生え際が乾燥し、乾燥を補おうと皮脂が過剰分泌している状態です。

生え際自体は乾燥しているのに、皮脂が過剰分泌し、乾燥していないように思わせます。

皮脂の過剰分泌が起こると、皮脂をエサとし増殖するマラセチア菌がより増え、マラセチア菌による過酸化脂質の影響をより強く受け、症状が悪化します。

赤みを帯びる

増殖したマラセチア菌による影響を受け、炎症が引き起こっています。

炎症により痒みも発生しだし、汁が出てくる事もあります。

この汁が固まることでフケのようなかさぶたの原因となります。

炎症による影響を防ごうと出てくる透明な汁と、掻きすぎによる雑菌の繁殖で黄色っぽくなった汁が出ます。

汁が黄色っぽくなり、菌が増殖している状態は更なる悪化や脂漏性皮膚炎の長期化の原因となるため、大変危険です。

嫌な臭いがする

脂漏性皮膚炎の原因菌マラセチア菌による影響で、過酸化脂質とういうものが発生し、過酸化脂質により、油臭い嫌な臭いが発生しています。

フケが出る

脂漏性皮膚炎の炎症に伴い、汁が出てきてしまい、その汁が固まって剥がれ落ちてきたり、肌のターンオーバーが炎症により乱れ、皮膚の生まれ変わりが早すぎて生え際の頭皮がボロボロと剥け落ちて来てしまう原因となります。

抜け毛が気になる

脂漏性皮膚炎の痒みに対して掻いてしまったり、炎症による刺激を受け、生え際の頭皮が剥け落ちてしまい、抜け毛も引き起こってしまいやすくなります。

生え際の脂漏性皮膚炎の症状を改善するために・・・

生え際の脂漏性皮膚炎の症状を食い止め、改善するための方法をご紹介します。

生え際の脂漏性皮膚炎を改善し、症状から解放される為には、段階を踏み、脂漏性皮膚炎を完治させることが大切です。

薬でマラセチア菌の増殖を抑制し、マラセチア菌が再度増殖しないようにし、その後のケアを続ける必要があります。

薬の力を借りる

まずは生え際に起こってしまった脂漏性皮膚炎の炎症を抑えることが大切です。

皮膚科に受診し生え際に増殖してしまったマラセチア菌の増殖を食い止めます。

抗真菌剤を処方してもらい、マラセチア菌の増殖を抑え、「ステロイド」外用薬で炎症を鎮めます。

この時点で赤みとかゆみからは解放されます。

痒みへの対処

痒みが酷い場合は、医師に相談し、抗ヒスタミン薬などを処方してもらいましょう。

痒みに対し、掻き毟ることで、フケを増やす原因や症状を悪化させてしまいます。

抗ヒスタミン薬によりかゆみを抑制し、掻かずに乗り切りましょう。

正しいシャンプーを

生え際の炎症が薬で治まっても油断はできません。

生え際のマラセチア菌の増殖が薬により一時的に抑制されたものの、そこに皮脂さえあれば、マラセチア菌は再度増殖し、炎症を引き起こしてしまいます。

そこで正しいシャンプーを行い、生え際にマラセチア菌が増殖できない環境を作らなければいけません。

正しいシャンプーにより、脂漏性皮膚炎の炎症を防ぎ、気になる嫌な臭いを無くし、生え際を良い状態へと改善出来ます。

逆に誤ったシャンプーを行えば、脂漏性皮膚炎の症状は悪化してしまうので注意しましょう。

髪を洗う前にブラッシングを行い、汚れを落とし、38度程度のぬるま湯で湯洗いします。

お湯で洗うだけでも余計な皮脂や汚れが大体落ち、シャンプーの使用を最低限に抑えることができます。

シャンプーは抗菌作用があり、マラセチア菌の増殖を防ぎながらも、必要な皮脂は残せる程よい洗浄力で低刺激なものを選ぶ必要があります。

シャンプー」を良く泡立て、生え際に必要な潤いを奪わないためにも、刺激を与えないためにも、強く擦らず、爪を立てず、指の腹を使い、優しくマッサージするように洗いましょう。

菌の増殖を防ぎながら、乾燥させず皮脂の過剰分泌を促さない洗浄を行うことが大切です。

シャンプー後もドライヤーを使用し、しっかりと乾かします。

自然乾燥はカビ菌の一種であるマラセチア菌が増殖しやすい状態となります。

しっかりと乾かしましょう。

フケへの対処

生え際の脂漏性皮膚炎の症状として、フケが出た場合は自然に落ちる分には問題なく、ササッとほろい落としましょう。

しかし、皮膚で剥がれそうで剥がれ落ちないようなフケに関しては、無理に剥がさないでください。

無理に剥がすことで、「フケ」のように見えるかさぶたの場合は、かさぶたの下で新しい皮膚の再生が行われているため、邪魔をしてはいけません。未熟な皮膚がむき出しになってしまいます。

また、剥がすことで、肌のターンオーバーがより早まり、フケも止まらず、綺麗な生え際がいつまで経っても取り戻せません。

シャンプーの際も強く擦り剥がすことはせず、優しくあらい剥がれ落ちる分だけを洗い流せばよいです。

生え際の保湿も

生え際の肌のターンオーバーを正常にするためにも、保湿ケアが必要です。

洗浄後、ローションタイプのサラッとしたタイプの保湿剤で保湿をすると、髪に影響なく保湿ケアを行うことが出来ます。

肌に低刺激で、抗菌作用のある保湿剤で保湿ケアを行いましょう。

食生活の改善

脂漏性皮膚炎の原因菌、マラセチア菌の増殖を防ぐためには、皮脂の過剰分泌を抑制する必要があります。

糖質や脂質の多い食事は、皮脂の分泌量を高めます

糖質」や脂質の少ない和食中心の食事と、更に皮脂の酸化を防ぐビタミンCやE 、皮脂の過剰分泌を抑制するビタミンBを積極的に摂取しましょう。

辛いものなど刺激の強いものも、皮脂の分泌量を高めてしまうので避けましょう。

寝具の清潔

寝具の不潔は生え際の脂漏性皮膚炎を起こす原因となります。

寝具は「カビ」の温床となってしまいやすいため、正しく天日干しをしたり、洗濯をし、清潔な寝具で良質な睡眠をとりましょう。

規則正しい生活と十分な睡眠

不規則な生活はホルモンのバランスを崩し、皮脂の分泌量も過剰となる原因です。

規則正しい生活リズムに整え、過ごしましょう。

また、十分な睡眠をとることで、早く起こってしまう肌のターンオーバーの改善が行われ、フケの改善や強く脂漏性皮膚炎になりにくい頭皮を作りだします。

免疫力も高まり、菌の影響を受けにくくなります。

質の高い睡眠を十分に取りましょう。

まとめ

脂漏性皮膚炎の症状は生え際に出やすく、様々な症状を引き起こします。

しかし、

正しいシャンプー・保湿・食生活や生活習慣の乱れを改善・十分な睡眠・寝具の清潔を保つことで、症状を改善し。再発も防ぐことが出来ますよ。

まずは正しい治療を受け、正しいケアを続けましょう。