接触性皮膚炎と顔

接触性皮膚炎の発症部位は様々な場所ですが、その中でも一番出現しやすい場所として顔が挙げられます。

意外とこの質問をすると、手と回答する人が多いですが実は手は簡単に予防できるため発症頻度は少なくなってきています。

ではここから私の体験談を紹介しながら顔にできる接触性皮膚炎を説明していきます。

<接触性皮膚炎 原因>

接触性皮膚炎はその名のとおり、因子となる物質が皮膚に付着することで炎症を引き起こしてしまいます。

例えば、農家で働いている人だとコメのもみ殻が付着して発症する人、洗剤などで発症する人もいます。

原因物質は、自然の物から化学物質までと多岐にわたります。

以前に私の従兄が工場で働いていました。

ある日帰宅すると、驚くくらい手が腫れて熱感を持った状態でした。

すぐに病院を受診したところ、職場で使用している工場用の洗剤に反応して皮膚炎を起こしていることが分かりました。

その洗剤を使用しなくなるとすぐに症状は軽減されて回復していきました。

今の例は手の例ですが、次は顔にできた人の例を紹介します。

<接触性皮膚炎 顔>

ある時、農作業をしていてもみ殻が飛んでくるという事からゴーグルを使用していました。

しばらくしてから顔の痛みとかゆみを訴えて病院に着ました。

病院に着た時には、顔は腫れあがり炎症がはっきりと確認できるほどでした。

その時はゴーグルを装着し、もみ殻が皮膚に付着しなかった部位は発症がないことから接触性皮膚炎だとすぐに診断が出来ました。

手の保護は、手袋の着用や長袖の衣類を着ることで行うことが容易ですが顔の保護というのは案外難しいものです。

<顔の保護 洗顔>

接触性皮膚炎と顔2

顔の保護は前述したように難しいものです。

病院に受診した接触性皮膚炎を顔に発症した人に紹介した顔の保護方法をお伝えします。

まずは洗顔をこまめに行う事です。

起床時、外出した際、帰宅した際、就寝前などこまめに規則的に洗顔をすることで顔面に付着したアレルゲン、埃、化学物質などを除去することが一番です。

どんなに薬を使おうと、原因物質を取り除かない限り炎症が治まることはありません。

そして洗顔が終わったあとは、乳液などを使用して皮膚に膜を形成することでさらなる皮膚炎の防止や症状が出現した際の軽減につながります。

<顔の保護 液体マスク>

次にお勧めなのが液体マスクです。

液体マスクは本来は、鼻の回りに塗布して使用することでイオンがアレルゲンなどの付着を防止するというものです。

鼻の回りに塗布して使用するものですが、顔全体に塗布して薄く伸ばしていく事で顔に付着するアレルゲン物質や化学物質などが直接付着するのを防ぎます。

しかしこの方法は人によっては効く人と効かない人がいるので一度自分で試してみて効果があるかどうかを確かめてみる必要があります。

<フェイスマスク>

外で作業をされたり、工場内での作業で顔に原因物質が付着して皮膚炎を発症する人には最終手段としてフェイスガード付きマスクを薦めています。

普通のマスクに顔面が保護できるようにプラスチックの保護板が装着されているマスクで、作業用品を販売しているお店や、アマゾンなどで購入することが出来ます。

日常生活の中で使用するにはかなり無理がある部分がありますが、外での作業をされる際や工場などで仕事をする際にはかなり有効です。

実際に農家の方が外で作業をする際には、このフェースガード付のマスクを使用する事で視界などが制限されたり、違和感はあったものの接触性皮膚炎は発症することがなかったと話していました。

<まとめ>

接触性皮膚炎と顔3

接触性皮膚炎は、漢字の通りなにか物質が皮膚に接触する事で発症する病気です。

治療方法は、根治治療方法は存在せず、ほとんどが対症療法です。

簡単に言ってしまえば、本気で接触性皮膚炎を治療師いて完治させたいのであれば接触して炎症を起こしてしまっている原因物質を特定して、そのものと人体が接触する事の無いようにすることしかありません。

そのために一番有効な手段は、「洗う」という行為です。

洗う事で原因物質を取り除き、必要であれば保湿液などで皮膚に膜を形成するとなおの事、良いとされています。

あくまでも薬物療法を行うのは最終手段としておくのが良いと思います。

あまり薬を早い時期から使ってしまうと、身体に負担がかかり年を取ってから若いころに内蔵などに負担をかけたことが原因で、内臓疾患などに苦しんだりすることも珍しくはないので注意が必要です。

 

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