乳児湿疹の症状

乳児湿疹が悪化した!!正しい種類別の対策法!!

かわいい赤ちゃん

乳児湿疹には様々な種類がありますが、それぞれ正しい対処を行わないと、悪化してしまいます。

それぞれの悪化の原因は?そのような状態になると悪化したと判断できるのかを知っておきましょう。

悪化した場合は医師への相談・受診が必要となる場合がありますので、悪化させないように正しい対処を行うことが大切です。

乳児湿疹のそれぞれの悪化した状況や原因、正しい対処をご紹介します。

新生児ニキビの悪化について

泣く新生児

まずは乳児湿疹の中で最も早くできやすい新生児ニキビの悪化についてです。

新生児ニキビの悪化の原因は?

  • 患部が清潔に保たれていない
  • 患部に清潔ではない衣類や寝具が触れている
  • 爪が長く引っ掻いてしまう

新生児ニキビ悪化の症状

新生児ニキビは悪化すると、白い湿疹が赤くなったり、ニキビの芯のようなものが目立ち始めます。

また、湿疹に膿をもち白っぽい湿疹になったり、症状の出る範囲が広がります。

新生児ニキビが悪化した時の対処法

新生児ニキビが悪化してしまったときは、病院へ受診しましょう。

ステロイド外用薬などで、早急に炎症を食い止める必要があります。

病院の薬で炎症が治まったら、清潔・保湿のケアを続行しましょう。

おむつかぶれの悪化について

つづいて、おむつかぶれの悪化についてです。

おむつかぶれの悪化の原因は?

おむつかぶれはおむつによる蒸れ、排泄物による刺激で引き起こります。

赤い湿疹がおしりや腰回りのおむつが触れる部分にできます。

症状が軽いうちに正しくケアをすることで、自然となおります。

悪化の原因は、

  • おむつによる蒸れが改善されていない
  • おしりふきで擦りすぎてしまっている
  • 排泄物を拭き残してしまっている
  • おしりふきの成分が刺激になっている

おむつかぶれ悪化の症状

おむつかぶれ」に対する対策をしっかりと行っているのにも関わらず、1週間以上症状が治まらず、続いているという場合は、悪化に向かっています。

その後、出血をしたら最高潮に悪化してしまっています。

出血してからだと、傷口から排泄物による感染が引きおこり、より酷い状態になってしまいますし、痛みも伴い機嫌も悪くなってしまいます。

おむつかぶれ悪化の対処法

出血する前に、1週間以上症状が続くような場合は、早めに病院へ受診しましょう。

ロコイドというステロイド系のお薬やステロイド外用薬が処方されます。

薬により炎症が治まったら、清潔・保湿を続けましょう。

あせもの悪化について

汗が原因で背中や首、両肘、両ひざなどに起こります。

乳児湿疹の中で、寝て居ることが多い生後から生後3カ月頃までに背中や首回りに、よく起こり、そのハイハイなどをしだすと腕や膝の方にもできるようになります。

あせもの悪化の原因は?

  • 衣類の着せすぎ
  • 室温が高すぎる
  • 布団のかけ過ぎ
  • 汗の放置
  • かゆくて掻く

あせも悪化の症状

あせもが悪化すると、かゆみが酷く良く泣くようになったり、寝つきが悪くなります。

またあせもの赤いプツプツとした湿疹が赤みが酷くなったり、膿をもったり、化膿してしまい、「とびひ」という状態になります。

とびひになると、菌に感染してしまっているので、汁が付いた部分にどんどん感染し症状が広がっていきます。

他の子や大人にも感染します。

あせも悪化の対処法

あせもが悪化してしまった場合は、とびひの状態を早く治さなければ危険です。

どんどん他の部分へ感染してしまうので、早めに病院へ受診しましょう。

抗生物質などが処方されます。

あせも」の悪化した状態が治るまでは大人もあまり患部に触れないようにしたり、衣類や寝具もこまめに洗濯しましょう。

炎症が治まったら、汗のこまめな処理と保湿ケアを続けます。

脂漏性湿疹の悪化について

乳児湿疹の中で、生後1ヵ月頃から3カ月頃までに起こります。

脂漏性湿疹の悪化の原因は?

  • 余計な皮脂を洗い落とせていない
  • 患部に汚れが付いている
  • 保湿ケアが行き届いていない
  • 掻いてしまう

脂漏性湿疹悪化の症状

脂漏性湿疹は元々湿疹がジクジクしたようなオイリーな湿疹と肌状態です。

余分な皮脂をしっかりと洗い流して保湿をすることが出来ていないと、より肌のオイリーさが増し、黄色い汁が出てきてしまいます。

顔だけではなく、頭皮の方まで広がることもあります。

その黄色い汁が固まり、黄色いかさぶたのような状態やフケが現れます。

脂漏性湿疹悪化への対処法

脂漏性湿疹が悪化してしまったら、清潔・保湿を続けます。

黄色く固まったかさぶたは無理に剥がさず、自然と剥がれるまで待ちます。

また、オイルでふやかしてから、無理に剥がさずに剥がれる分だけ剥がします。

また、自宅で対策してみても、全くよくならない、「黄色い汁」の量が増えてしまっているという場合は、病院へ受診してください。

薬により炎症が治まったら、清潔・保湿を続けます。

乾燥性湿疹の悪化について

すやすや眠る赤ちゃん

乳児湿疹の中でも、生後3カ月以降に良く起こります。

乾燥性湿疹の悪化の原因

  • 保湿が出来てない
  • 乾燥で弱った肌に外部的刺激が及んでいる(摩擦・ホコリ・花粉・ダニ・汗・衣類の繊維など)
  • かゆみによる掻いてしまった時
  • 皮膚を無理やり剥がした時

乾燥性湿疹悪化の症状

乾燥性湿疹が酷くなると、「皮がぽろぽろと剥け落ちて」きてしまいます。

また、肌が切れてしまう事もあり、出血します。

更に湿疹は広がり、カサカサした湿疹が膿、ジュクジュクしてくる事もあります。

乾燥性湿疹悪化の対処法

乾燥性湿疹が悪化しているときは、清潔をたもち、保湿を入念に行います。

乾燥している時間が無いようにこまめな保湿が大切です。

それでも症状が良くならないというときは受診すべきです。

薬により炎症が治まったら、しっかりと保湿ケアを入念に行いましょう。

乳児湿疹ではなく別の問題による悪化

乳児湿疹が悪化し続けている、いつまで経っても良くならない、よくなっても再発を繰り返してしまうという場合、乳児湿疹ではない別の問題が隠されていることがあります。

乳児湿疹ではなくアトピー性皮膚炎

乳児湿疹が長引く、悪化する、という場合、「アトピー性皮膚炎」である可能性があります。

アトピー性皮膚炎の場合は、生後4ヶ月以降になると、受診した際に診断が下されるようになります。

生後4ヶ月以降も湿疹が酷い、長引いているという場合は、皮膚科に受診し、診察を受けましょう。

アトピー性皮膚炎である場合、薬で早急に炎症を抑えることが、完治までの長期化を避けるために大切です。

また、炎症が治まっても安心せず、保湿ケアで肌のバリア機能を高めるようにしましょう。

乳児湿疹ではなく食物アレルギー

乳児湿疹ではなく食物「アレルギー」が原因で乳児湿疹のような症状が続いているという場合もあります。

食物アレルギーに関しては生後半年以上経つと、皮膚科での検査により、問題となっている食物が判明するようになります。

食物アレルギーの場合、原因となるものを避けなければ湿疹が続くので、ただしく検査し、はっきりさせるためにも、しっかりと受診し検査を受けましょう。

食物アレルギーに関しては、医師の指導のもと、避けるべきものなどを相談し、指示に従い治療を行いましょう。

幼いころの食物アレルギーは正しい治療を受け続けることで、小学生頃にはほとんどがアレルギー反応が出ずに食べる事が出来るようになります。

しっかりと治療を受けましょう。

また、肌のバリア機能を保湿により高めることも、湿疹が出にくくなるための手段なので、保湿ケアも続けましょう。

まとめ

  • 乳児湿疹が悪化しないように対策する
  • 乳児湿疹が悪化したら早めに受診する
  • 薬にて症状がおさまったら、清潔・保湿の徹底を続ける
  • 乳児湿疹ではなく他の原因が考えられる場合もあるため、皮膚科での診察を受ける

大体の場合は、悪化の原因を無くし、しっかりと清潔・保湿を続けることで、乳児湿疹は完治します。

しかし、時に悪化してしまう事もありますが、悩んでいてもしょうがありませんし、薬を避けるために受診しないのも間違いです。

悪化を放置してしまった結果は、症状の長期化、慢性化に繋がります。

早めに短期間で薬で症状を改善し、その後再発を防ぐための保湿ケアが重要となるのです。

また、乳児湿疹だと思っていたのに、アトピーだった、アレルギーだったということも良くあります。おかしいなと思ったら、すぐに受診し早めの診断、早めの治療に取り掛かりましょう。

赤ちゃんの肌は繊細で、悪化も起こりやすいものです。

赤ちゃんの肌のバリア機能を高め、乳児湿疹に見舞われないように、しっかりと保湿ケアで肌を強くしていきましょう。