乳児湿疹の知識

乳児湿疹はこうして治す!食事から考える予防法

赤ちゃんの食事

乳児湿疹が酷く出て、母乳を与えているママの食事が乳児湿疹の原因だと言われると、何を食べたらいいの?

どうしたらいいの?

自分のせいで赤ちゃんを苦しめている?と自分を責めてしまいますね。

そこで今回は乳児湿疹への食事の影響や避けるべき食べ物をご紹介します。

しかし、乳児湿疹の原因は母乳だけではないので、食事を調整した上でケアをしっかりとしてあげれば、食事にストイックになりすぎてストレスが溜まり、母乳を辞めなければいけない事になりませんので参考にしてください。

湿疹の原因は食事だけじゃない!!

もちろん母乳を与えるママの食事が乳児湿疹を悪化させてしまっているということはあります。

しかし、乳児湿疹の原因はそれだけではありません。

生後から生後3カ月までは皮脂の分泌量が多く、それが毛穴に詰まり乳児湿疹となってしまいます。

生後3カ月以降は、乾燥が酷くなり、肌のバリア機能が低下し、外部刺激を受け乳児湿疹が起こります。

食事で摂取した油分が皮脂量と直結するため、母乳が原因だと言われてしまいますが、元々1歳までは肌の状態が安定せずに、乳児湿疹が出来やすいのです。

ママが自分を責めすぎるのは良くありませんよ。

食事が与える乳児湿疹への影響

乳児湿疹の原因は食事だけではありませんが、悪化させてしまっている要因としては、母乳を与えているママの食事が関係するというのは一理あります。

ママが油分の多い揚げ物ジャンクフードスナック菓子、そして糖分の多いチョコレート甘いお菓子類などばかり食べていると、その母乳を飲む赤ちゃんの皮脂の分泌量が増え、乳児湿疹を招きます。

また、過剰なたんぱく質が赤ちゃんへと母乳によって与えられ、赤ちゃんがタンパク質を分解しきれずに湿疹となってしまう事もあります。

更に摂取しすぎることでアレルギー反応が出てしまい、乳児湿疹が悪化するものもあるのです。

こういった影響を与えてしまう「母乳」は、ドロッとしていて、真っ白だったり黄色っぽくなるので、自分で一度確かめてみるとよいですね。

質の良い母乳はサラッとしていて透明さのある白です。

ドロッとしていて色も白い、黄色いという場合は食事により母乳を改善する必要がありますね。

予防するための食事とは・・・

可愛い赤ちゃん

では具体的にどのような食事へと改善すればよいのがご紹介します。

避けるべき食品

牛乳

牛乳は脂肪分が多く皮脂の分泌量を高めてしまいます。また、アレルギー反応が起こりやすい食品でもあり、炎症を悪化させてしまう原因となります。

肉類

肉類にはタンパク質が豊富で、摂取しすぎると赤ちゃんがタンパク質を分解しきれず悪化という状態が起こります。

油を大量に使用する揚げ物、マヨネーズ。ドレッシング、ピザ、スパゲッティ、フランス料理などにより、皮脂の分泌量を過剰にしてしまいます。

ピーナッツ

ピーナッツには豊富な油分が含まれており、皮脂の分泌量を高めます。またアレルギー反応を起こしやす食品でもあり、乳児湿疹を悪化させてしまいます。

砂糖

砂糖も皮脂の分泌量を高めます。砂糖の使用量はお菓子や飲料水、隠し味として料理にも使用されていますが、意外と大量に使用されています。気づかずに大量摂取してしまっていることが多いので注意です。

果物

果物の甘さは糖類です。砂糖と同じように皮脂の分泌量を高めてしまう要因となります。

香辛料

香辛料であるワサビや唐辛子や辛子などを食べ過ぎることで、皮脂の分泌量が高まります。また汗もかきやすくなり、汗が刺激となり悪化してしまう事もあります。

ヨーグルト

ヨーグルトの甘くておいしい物に注意です。砂糖が大量に使用されています。更にそこへ果物などを合わせて食べてしまうと、より糖類の摂取しすぎになり悪化します。

もち米

もち米は母乳の出が良くなるとして昔は良く取り入れられていたものの、現在は他の食品からも十分な栄養が摂取できるため、栄養過多となり乳児湿疹を悪化させてしまいます。またせんべいにももち米が使用されていることが多いので、注意です。

しかし、避けるべき食品を徹底的に排除するのは間違いです。

これらの食品にも肌を健康的に保つ、体の健康を保つために必要な栄養素が含まれています。

肉類に豊富なたんぱく質も果物に含まれるビタミン類等々、必要な栄養素であり、必要な分の摂取は大切です。

ところが摂取しすぎてしまうと、乳児湿疹への悪影響となるというだけで、全く食べないようにしろと言うわけではありません。

逆に必要な栄養素が不足した状態が続いてしまうと、アトピー性皮膚炎になったり乳児湿疹も悪化します。

他の食品よりは控えたほうが良い食品というのが正しい言い方かもしれませんね。

現代の食生活では上記の避けるべき食べ物が豊富に使われているものが多いため、気を付けないとすぐに摂取しすぎてしまうという面から避けるべき食品とお伝えさせていただきます。

おすすめの食品

オススメの食品についてです。

主食

食事の欧米化に伴い、主食が米ではなくパンや麺類になっているという場合はにした方が良いです。

パンや麺類は油分も多く、アレルギーを引き起こしやすい小麦も豊富に使用されています。

3食のうち2食は米にというくらいで米に変えるとよいです。

米は白米が良いのか玄米が良いのか、低アレルギー米が良いのかという問題に関しては、個人差があります。

玄米は栄養価が高く、便通も良くなり腸内環境が良くなるというメリットがあり、肌にも良いのですが、玄米だと消化吸収が悪いというデメリットがあり、豊富な栄養素がしっかりと摂取できるかというと曖昧になります。

また、玄米は体にはよいものの、湿疹は出やすくなるということが言えるという意見もあり、体を大切にするか肌に湿疹が出ないようにするかということで見ても意見が分かれるところです。

従って白米や低アレルギー米にすることで、湿疹は起きにくくなるものの体の健康的には玄米の栄養素も必要。

どちらかを選択するというよりも玄米は頻度を少なく、たまに摂取するという形がよいとおすすめします。

副食

緑黄色野菜

緑黄色野菜には肌の健康を保つためのビタミン類が豊富です。また中でも乳児湿疹の悪化などに効果的な緑黄色野菜があるので積極的に摂取しましょう。

  • 小松菜
  • にんじん
  • ほうれん草
  • かぼちゃ

レタスやキャベツやトマトやキュウリなどの淡色野菜はサラダとして摂取することが多いですね。野菜を摂取しているとはいえ、緑黄色野菜は意外と摂取できていないことが多いので気を付けましょう。

海藻類

海藻類にはカルシウム、マグネシウム。そしてミネラルが豊富です。ミネラル不足は肌トラブルの原因となります。

ミネラルは食生活の中で現代人は特に摂取量が足りていない傾向がある栄養素です。

毎日の食事の中で、ひじきやワカメや昆布などの海藻類を1種類は摂取するようにしましょう。

魚の油は肌に悪影響を与えません。肉を避けるためにも、魚に含まれる肌に良い成分を摂取するためにも魚を積極的に食事に取り入れます。中でも小さい魚を骨ごと食べることで、栄養素を無駄なく効率的に豊富に摂取できるのでおすすめです。

しかし、炎症が酷い時は赤身の魚や青魚より白身魚がおすすめです。

大豆

肉などに含まれているタンパク質は動物性たんぱく質です。大豆に含まれているのは植物性たんぱく質。タンパク質は体のために必要不可欠な栄養素です。動物性たんぱく質でタンパク質を摂取するのではなく、植物性タンパク質でタンパク質を摂取することで、乳児湿疹を悪化させずに必要な栄養素を摂取できます。

しかし、おすすめの食品も食べ過ぎはNGです。

栄養が偏り乳児湿疹も悪化しますし、健康被害もあります。摂取しすぎることで、アレルギ-反応が出やすくなり湿疹が悪化する事もあるので注意です。

積極的に摂取するということで、これだけを大量に食べれば治るというわけではないので気を付けてくださいね。

食事の調理法も鍵となる

食事の調理法も鍵となります。

焼くという調理法は乳児湿疹にとってはあまり良くありません。

焼くことで栄養素が流れ出てしまったり、破壊されてしまうことで十分な栄養補給ができなかったり、焼くときに油を使用し油分の大量摂取に繋がります。

日本の伝統的な調理法である蒸す・煮るという調理法は栄養素を閉じ込め、油も使用せずに調理できます。

ちなみに、焼かなければ調理できないという場合に、油を大量に使用しないために、油要らずで使用できるフライパンやフライヤーを使用するのも有効です。

母乳を辞めなくても大丈夫!乳児湿疹は治る

食事にストイックになりすぎず、適度に気を付け、たまには好きなものを食べるという生活でも、乳児湿疹は防げます。

乳児湿疹があるからと言って母乳をやめる必要はありません。母乳の栄養価は高く、赤ちゃんの成長に良い影響を与えます。是非続けましょう。

その為には、食事以外の乳児湿疹の原因も潰していくケアをしましょう。

  • 清潔を保つ
  • 保湿ケアをする
  • 炎症が酷い時は病院へ行き薬の力を借りる→清潔・保湿

この3つと共に、食事に気を付ければ乳児湿疹は治ります。

最後に

赤ちゃんと犬

知っておいてほしいのは、乳児湿疹はどんな赤ちゃんにもできます。

赤ちゃんに見られる湿疹のほとんどが赤くニキビのようなポツポツができたり、それが悪化すると黄色いかさぶたができて頭皮にも湿疹が広がります。

ただ、このような乳児湿疹は自宅でのケアでほぼ良くなっていくのです。

かゆみがないので赤ちゃんも湿疹のせいでぐずることはほぼないと思います。

食事に気を使い、清潔保湿を続けましょう。

ケアを続けママの食生活に気を付けても治らない時は「病院へ行くべき」です。

大事なのは、食事を制限することではなく、質の良い食事をたくさん食べることです。

そしてストイックになりすぎてママから笑顔が消えるのは赤ちゃんの不安につながってしまいます。

たくさん食べておいしい母乳を飲ませ、ケアをしながらたまには好きなものも食べて元気な赤ちゃんを育てましょう!