ステロイドは恐い‼
ステロイドは使わない方がいい‼
とよく言われますが、
乳児湿疹に対して病院で処方されることがあります。大人でも恐いステロイドをまさか赤ちゃんに使うなんて⁉
今まさに乳児湿疹に悩まされていて、ステロイドを使うか使わないかで迷っているお母さん‼我が家の息子の体験談をご紹介します。
ステロイドの恐さ

私の息子は乳児湿疹と診断されて以来すごくひどい乳児湿疹に悩まされていました。
病院で処方された軟膏や保湿剤もしっかり塗っているのに毎日息子は顔や体をかきむしって服も布団も血まみれ…
眠れない日々を過ごしていました。そんな時に近所の人に薦められて行った皮膚科でステロイドを処方されました。そのときに周りから言われたセリフがこれでした。
「ステロイドは恐いから使っちゃだめだよ‼」
でも誰も具体的に何が恐いのか教えてくれる人はいませんでした。
皮膚科の先生の話では、当時の息子の状態はひどく
「一度少し強めのステロイドを使って炎症を抑えないといけない。使用料や期間をしっかり守れば何も恐いことはない」
とのことでした。あまりにも周りがステロイドを敵扱いするから、使用する前に自分なりに調べてみました。
具体的にステロイドの恐さって何でしょうか?
ステロイド塗り薬の副作用
ステロイドを使用するに当たり、恐れられているのは副作用ですね。
- 皮膚がペラペラになってくる皮膚萎縮
- 皮膚の毛細血管が浮いてきて赤くなってくる毛細血管拡張
- 皮膚の免疫抵抗力が落ちることによる真菌感染、ニキビ、ヘルペス等の感染症
- 途中でやめてしまうとぶり返してその薬では効かなくなる
こういう副作用はみんながみんな出るわけじゃありません。でも、すごく出る子もいると思います。それでも、私は医師の言葉を信じて、ステロイド軟膏を使ってみることにしました。
ステロイドの副作用の中で、私が医師から一番口すっぱく言われたのが「途中でやめてしまうとぶり返してお薬効かなくなるからね」ということでした。正直ドキッとしました。
恐れられている理由としては、もう一つ、ステロイドを使っていてもなかなか完治せずに、使い続けることで、徐々に強いステロイドを使用していかないと薬の効果が得られなくなるということです。
強い薬を使う事になれば、その分副作用も受けやすくなりますね。
ステロイドは医師の指導に従い、慎重に取り扱う必要があります。
ステロイドの効果
ステロイドを使用すると、効果がすぐに出ました。
昨日まで毎日かきまくって血だらけだった息子の顔が、本当に数日で赤みがひいてかかなくなったんです‼はっきり言って効きすぎて恐いくらいでした。
でも息子の肌が劇的に綺麗になっていくのが本当に嬉しくて、それはそれは家族みんなで喜んだことを覚えています。
ステロイドの使い方
ステロイドを長期間使うとよくない‼
とよく聞くんですが、それは息子のかかりつけ医でも説明を受けました。我が家のかかりつけ医でのステロイド治療はすごく分かりやすく、しっかりその子どもに合った薬を選んでくれているなと感じたのでご紹介します。
- 最初に少し強めのステロイドを処方。1週間使ってみて受診。
- 1の薬で効き目があったことを確認し、効き目がない場合はすぐにもう少し強めのステロイドを処方。効いていた場合は少し弱いステロイドを出す。
- 少しずつステロイドを弱いものにしていき、ステロイドを徐々に抜いていく。
この方法でうちの息子はぶり返しなく肌がきれいになりました。
受診期間を確認してみると、ステロイド治療を始めてから2か月で治療を終えていました。
期間等は月例等も含め個人差があると思いますが、1年近く悩んでいたのは何だったんだろう。
最初からステロイド治療をしていれば、息子も辛い思いをしなくてよかったんじゃないか…と思ってしまうほどでした。
でもやっぱり強いお薬なので、しっかり信頼できる病院で必要だと診断された場合にのみ使うべきだなと思います。
まとめ
- ステロイドには副作用があるので使用前にしっかり医師に確認しましょう。
- 個人差はあるけど、ステロイドは乳児湿疹にすごく効きます。
- ステロイドの使用方法はしっかり守りましょう。医師の指示はしっかり聞いて守りましょう。
ステロイドは途中でやめてしまう等間違った使い方をするとぶり返しや副作用の起こる恐い薬かもしれません。でも、しっかり用法・用量を守って使用すれば、私は救世主になるお薬だと感じました。
もちろん、個人差があるので処方された時には医師に納得がいくまでしっかり話を聞いてみてくださいね!!
追記;ステロイドの体験談
乳児湿疹に処方される代表的な「ロコイド」と「キンダベート」を使用した際の体験談です。
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