乳児湿疹の薬

乳児湿疹の外用薬「キンダベ―ト」!!あなたの使い方危ないかも!?

キンダベート軟膏

ひどい乳児湿疹に悩まされたことがあります。

病院に受診したところ、処方された薬の一つにキンダベ―トというものがありました。

その薬や日々の肌ケアのおかげで、今は「もちもち」「すべすべ」肌を取り戻しました!!

でも、赤ちゃんに使う薬って何だか怖くて不安ですよね…

私たちママが薬のことを理解し知識を持てば、きっと赤ちゃんにも安心・安全で使えると思います。

今回はキンダベ―トの使い方・注意点などご紹介いたします!!

そもそもキンダベ―トとは!?

乳児の顔

キンダベ―ト軟膏とは、発疹やかゆみなどを抑えてくれる外用薬(塗り薬)です。

ちなみに、市販されていなく、病院での処方だけの薬になりますので注意してくださいね!!

皮膚の炎症を抑えるときに処方されることが多く、乳児湿疹もそのうちのひとつです。

キンダベ―ト軟膏は、ステロイド剤の一種です。

赤ちゃんへの使用について

ステロイドの一種と聞くとなんだか構えてしまいますよね。

赤ちゃんに使用しても危険じゃないの?!

副作用は?!

と不安になります。

キンダベートの赤ちゃんへの使用について詳しく知ると不安が少し和らぐと思いますのでご紹介していきます。

成分と効果

先ほどもお伝えしたとおり、ステロイドの一種です。

ステロイドには5段階あります。

  • Strongest:最強
  • Verystrong:とても強い
  • Strong:強い
  • Medium:ふつう
  • Weak:弱い

その中でキンダベートはmedium:普通に分類されるステロイドです。

有効成分としては、クロベタゾ酪酸エステルという物質が含まれています。

効果としては、ステロイドと同じく、抗炎症作用・免疫抑制作用・血管収縮作用です。

炎症が治まり、かゆみが抑えられ、炎症が起きにくくなるという効果ですね。

ステロイドの中でもキンダベートは、乳児湿疹やアトピー性皮膚炎等に使用することが認められている薬品です。

顔にも使用できる?

キンダベートはmedium:普通に分類されるため、比較的皮膚への吸収率が低いため、医療保険の中で、顔・頸部・陰部などの皮膚の薄い部分にも使用可能と認められています。

しかし、ここで最も注意しなければいけないのが目やまぶた付近に塗布する場合です。

ステロイドであるキンダベ―トが目に入ってしまうと、緑内障や白内障を引き起こす原因となります。

更に、免疫抑制作用があるため、感染症を引き起こす可能性も高まります。

目の周り」や「まぶた」、粘膜が露出されている部分へは塗布しないようにしてください。

正しい使用方法は?

キンダベートの正しい使用方法としては、症状や部位によりことなるため、医師の指示を仰ぐのが一番です。

基本的な目安としては、チューブタイプの場合、大人の人差し指の先端から第一関節の部分まで出した量で、大人の手のひら2枚分に塗り広げるという量が適量です。

効果を得るためにと肌へ擦り込む必要は無く、擦り込むと逆に炎症が悪化する原因となります。

優しく塗り広げるように使用しましょう。

使用期間は?長期的だと危険?

キンダベ-トは長期的に使用することで、副作用を招く可能性が高まります。

また、ステロイドの普通という部類に分類されるキンダベートですが、長期使用を続けることで、症状を抑える効果が得られなくなってしまうことがあり、その場合はより強いステロイドを使用しなければいけなくなります。

強いステロイドになるほど副作用が起こる可能性が高くなるので危険です。

一般的には最長でも2週間までの連続使用となります。

自己判断で2週間以上塗布を続けるということは辞めましょう。

市販でも購入可能?

市販ではキンダベートと同じ成分が配合されている薬は販売されていません。

しかし、別な成分ではあるものの、同じステロイドの強さ、普通に属するロコイド軟膏やリドメックス軟膏は販売されています。

しかし、副作用の可能性や、塗布の期間、量などは慎重に扱うべき薬であるため、自己判断で赤ちゃんの乳児湿疹に使用すると、悪化や症状の長期化の原因となります。

医師の診断を受け、処方、指導に従い使用することをおすすめします。

キンダベ―トの副作用について

キンダベ―トはマイルドなステロイド剤ですが、場合によっては副作用が起こることも考えられるので注意しましょう。

普通というレベルに属するステロイドなので、副作用は起こりにくいのですが、やはり長期使用や広範囲への使用では副作用が起こる可能性はあります。

また、赤ちゃんの肌は大人の3分の2程度の薄さの皮膚であるため、大人よりは副作用が起こる可能性は高いと考える事になります。

  • 皮膚の萎縮
  • 皮膚が薄くなる
  • 皮膚炎
  • ニキビ
  • 色素脱失
  • 多毛

また、ステロイドは元々体内で分泌されるもので、生命を維持するためにはものすごく必要な分泌物となるのですが、広範囲に長期的に使い続けることで、体内でのステロイドの分泌量が低下してしまい、十分に働かなくなってしまうという副作用もあります。

湿疹やかゆみがひどくなったり、よけいにかぶれてしまった場合は、副作用が考えられるので、直ちに使用を中止して医師に相談してください!!

また、使用期間や使用量なども医師の指示に従いましょう。

まとめ

ママと乳児

いかがでしたでしょうか??

キンダベ―トは赤ちゃんにも使用できると認められているため、使用方法を守って・副作用に注意すれば、効果的な薬といえます。

しかし、自己判断での使用や使い方を一歩間違えると、乳児湿疹の悪化や副作用による影響を受けてしまいます。

乳児湿疹になってみて思いましたが、自力で治すのには結果的に限界があります。

ステロイドには、抵抗がありますが、乳児湿疹の炎症を抑えるためにはものすごく効果的な薬です。

医師の指示に従い使用すれば安全に使用できますね。