乳児湿疹の保湿

【皮膚科医推奨】保湿剤の正しい選び方と塗り方のコツ!!まるで教科書。

乳児湿疹と保湿1

乳児湿疹の痒みを感じているのか、よく夜泣きするようになり、熟睡できない様子が続き、私も毎日寝不足でした。

今まさに、お子さんの乳児湿疹で眠れない日々を過ごしているお母さんへ、数ある保湿剤の中から、適切なもの、乳児湿疹を治すことが出来る保湿剤。

しっかりと選び使うことが出来ていますか?

実は乳児湿疹に意味がない保湿剤を使用してしまっていたり、使い方を間違えているおかげで、乳児湿疹が良くならないことがあるのです。

私の体験とそこから導いた対策をお届けします。

乳児湿疹の為の保湿剤の種類

保湿剤には色んな種類がありますね。

そもそも種類がありすぎてどれを使ったらいいの?って感じですよね‼我が家では病院で処方された保湿剤を使っていましたが、市販の保湿剤を後々使用することとなりました。

病院で処方された保湿剤

うちの場合は「ワセリン」と「ヒルドイド」が処方されました。

メリット

  • ワセリンは、少しベタっとした触り心地がします。皮膚の上にバリアを形成して肌を保護したり、水分の蒸発を防いでくれます。
  • ヒルドイドはさらっとした触り心地です。皮膚の乾燥を防いでくれます。

デメリット

  • 油分で肌をコーティングするものであり、肌に水分を与えることはできない
  • どちらもまったく副作用がないか!!というとそうではありません。

市販されている保湿剤

馬油について

馬油は少し独特な匂いがします。購入する時に一度匂いを確認した方がいいかもしれません。私は苦手でした。

また、油分で肌を覆い、水分の蒸発を防ぐ効果はありますが、肌に水分を与え、潤わせるという効果はありません

ベビーローションについて

ベビーローション」は色んなメーカーから発売されているので注目すべきは何を使っているか、もちろん無添加のものがおすすめですが、価格も色々なんで、我が家ではリーズナブルなジョンソンベビーのベビーローションを使っていました。さらっとした触り心地です。肌に水分を与え、油分でコーティングし蒸発を防ぎます。

ベビーオイルについて

ベビーオイル」はローションと比べるとオイルなので少しベタッとした触り心地です。でも伸びがよくて塗りやすいです。

こちらも色んなメーカーから発売されているのでどんなものが使われているかを比較してみてください。油分で肌をコーティングし、水分の蒸発を防ぐものであり、肌に水分を与えることはできません。具体的におすすめできない成分というのは、界面活性剤や鉱物油、合成香料や着色料等です。

薬局やベビー用品売り場で購入することができます。ネットでも簡単に手に入りますね‼

我が家では病院で処方された保湿剤を使っていましたが、病院から処方される保湿剤では乾燥した状態の肌には不向きで、市販の保湿剤も使用しました。

乾燥した状態の肌には、既に水分量が不足しているため、油分でコーティングしたところで保湿の意味を成さないからです。

炎症を抑えるために、病院で処方されたヒルドイドを使用することはありましたが、その後の肌の修復改善は肌に水分も与えられる保湿剤が効果ありです。

オーガニック・無添加のものを

保湿剤には様々な種類がありますが、成分に着目すると、肌に刺激となる成分が含まれていることが意外と多いのです。

界面活性剤・防腐剤・パラベン・着色料・香料等々

これらの成分は肌への刺激が強く、乳児湿疹の炎症を悪化させてしまいます。

保湿剤を選ぶ時は、使い心地や保湿力に着目し、選ぶことも大切ですが、主成分意外の成分にも気を付けて選ぶ必要があるのです。

そこで、肌への刺激となる不要な物が含まれている保湿剤を避けるためにも、オーガニックや無添加という保湿剤がオススメです。

保湿剤はパッチテストをしてから

様々な保湿剤の中で、我が子に合う保湿剤というものは使用してみないとわかりません。

肌質や体質は人それぞれ異なり、肌に優しい、保湿力があるという評判が良い保湿剤でも、我が子には合わなかったということも十分に考えられるからです。

そこで、全身に塗ってしまう前に、パッチテストを行い、安全を確認してから使用しましょう。

パッチテスト方法

絆創膏の綿の部分に保湿剤を水で薄めたものを垂らし、内太腿や腕の内側等の皮膚の薄い部分に張ります。

30分ほど放置し、絆創膏を剥がした時に、肌に異常がなければ、安全に安心して使用できる肌に合う保湿剤だと判断できます。

皮膚科で聞いた保湿剤の正しい塗り方

乳児湿疹と保湿2

では、続いて保湿剤の正しい塗り方です。

塗り方次第では、保湿ケアが全く意味のないものに・・・。逆に乳児湿疹を悪化させてしまう原因となることもあるので要注意です。

保湿剤の適正な量とは

人差し指の先から第一関節まで保湿剤をとると0.5g程度です。その量で大人の手のひら2枚分の面積を塗る事ができます。

赤ちゃんであれば、片腕の肘から下をカバーする程度です。

保湿の効果を得るためにとベタベタと塗りすぎると、逆に肌にホコリやダニ等の刺激となる物質を引き寄せてしまい、乳児湿疹を悪化させてしまう原因となるので、薄くムラなく塗り広げるというのがポイントです。

保湿剤の塗り方

よく、肌にすりこむように何度もこするママさんがいますが、それは大きな間違いです。

スッと一度なじませたら、こすったりするのは逆効果なのです。

赤ちゃんの肌は大人の3分の2ほどの薄さであり、物凄くデリケートです。擦ると繊細な肌に傷を付けてしまうこととなります。摩擦を与えないように優しく塗るのがポイントです。

また、乳児湿疹でかさぶたや黄色い汁のかたまりが頭や体にある場合でもその上から剥がれない様にやさしく保湿剤を塗ります。

「かさぶたを剥がして膿が出てきてしまうと体内のたんぱく質が出て行ってしまうからよくない。」

ということで、かさぶたの上からしっかり保湿剤を塗るように指導されました。

保湿剤を塗るタイミング

理想は、朝昼晩の3回ですが、難しければ朝、晩の2回が良いです。

朝、昼は汗や汚れを濡れタオルやガーゼでキレイにふき取ってから適量を塗ります。私は清潔が大切という事で「清浄綿」で体をふいてそのうえから保湿剤をぬっていたのですが、乳児湿疹の赤ちゃんに清浄綿を使うのは悪化するのでやめましょう。

晩はお風呂上りです。バスタオルで少しトントンとおさえるように体をふいたら、すぐ全身にぬっていきます。お風呂上りは肌の水分が蒸発しやすいので、水分を閉じ込めるように一秒でも早く保湿ケアを行わなければいけません。

その他、乾燥してるな!!と感じたらこまめに塗ってあげるとより良いです。

乳児湿疹の炎症に保湿剤は・・・

乳児湿疹の湿疹だけではなく、酷く赤みを帯び炎症を起こしていたり、黄色い膿のようなものが大量に出ている時などに、保湿剤を塗るのは逆効果となります。

炎症が酷い場合は、先に病院の薬の力を借りて、炎症を抑えてから保湿剤でケアしましょう。

病院に行くべき」症状をこちらの関連記事でまとめています。

まとめ

  1. 保湿剤を選ぶ時は使い心地、保湿力。成分に着目し肌に優しいものを。
  2. パッチテストにて肌に合う保湿剤か否かを確認
  3. 保湿剤は正しく塗らないと意味を成さない
  4. 炎症は薬で抑えてから保湿ケアを行うべき

保湿剤で保湿をすることが、乳児湿疹を悪化させない手段なのに、保湿剤の使い方次第では、乳児湿疹を悪化させてしまう原因となるのですね。

せっかく保湿ケアを一生懸命おこなうのですから、肌に合い、乳児湿疹にも効果のある保湿剤を使用したいですよね。

保湿剤を選んで満足せず、ただし使用方法でしっかりと保湿を続け、乳児湿疹から脱出させてあげましょう!