赤ちゃんの愛おしい顔に出来てしまう乳児湿疹。
赤ちゃんは乳児湿疹が出来やすい傾向にあり、顔は特に湿疹が出来やすい部分です。
酷い湿疹が顔に出てきてしまうと、物凄く焦りますよね。
本当に元通りになるのか・・・。
大丈夫です。いくつかの乳児湿疹の中からどの湿疹なのか正しく見極め、正しい対処を行うことで、元通りの綺麗なお肌の顔を取り戻すことが出来ますよ。
Contents
顔にできる湿疹の種類

新生児ニキビ
見た目は思春期のニキビのように見え、赤いブツブツが顔のおでこやほっぺに見られます。
それが全体に広がって顔全体が真っ赤になるケースもあります。
これは、ママからの女性ホルモンが原因となるので防ぎようのない湿疹です。皮脂の分泌が多い赤ちゃんは毛穴に皮脂がたまりやすく炎症が起こります。
そこに外部からの刺激(かいたり、ひっかく)を受け酷くなってしまいます。
乳児脂漏性湿疹
新生児ニキビと並んで最も多くみられる湿疹です。
顔や頭部にまで現れ、黄色っぽいかさぶたのようなものが出てきます。
かゆみはほとんどありませんが、炎症を起こすと赤く腫れあがったり患部がジュクジュクしたりします。
原因も新生児ニキビとほぼ同じですのでケア方法も同じです。
では、予防法をご紹介します。
顔に乳児湿疹が出た時の対処法

お風呂で清潔を保つ
正しい「お風呂」の入れ方で、正しい「洗い方」をしないと逆効果になってしまいます。
入浴前は、かさぶたなど取れにくい汚れを前もってベビーオイルなどでふやかしておくと取れやすいでしょう。
保湿ケア
皮脂の分泌量が多く、べたべたしていると、保湿をしないほうが良いのではと思いがちですが、保湿ケアは必要です。
余分な皮脂は洗い流し、保湿ケアを行うということが大切です。
肌に刺激のない優しい成分の保湿剤でしっかりと保湿しましょう。
赤ちゃんの爪をきる
爪を切ってあげましょう。
赤ちゃんは皮膚の異変を感じ取り手で触ることしかできません。爪が伸びていたら引掻いたりして患部を傷つけます。
できてしまった湿疹をそれ以上酷くしないためにも、爪は丸く短く切っておきましょう。
身の周りの清潔・こまめな清潔を
皮脂の分泌量が過剰であるため、べたべたしている肌にホコリや花粉ダニ等様々なものがくっつきやすくなっています。
また、よだれや涙、母乳やミルクも刺激となり、湿疹を悪化させます。
入浴だけではなく、こまめに拭き取り清潔を保ちましょう。
また、身の回りの衣類や寝具の清潔を保つということも重要です。
清潔にした後は、保湿ケアも必ず行いましょう。
顔の乳児湿疹が良くならない時は?
どんなにケアをしても、どんなに赤ちゃんの爪を切っても、どうにもならずに酷くなってしまう場合があります。
予防することはもちろん大事ですが、赤ちゃんの皮膚は日々変化し、追いつかないことが多いからです。
乳児湿疹は1歳位になるまでに自然と治るというのは良く聞く話ですが、「病院行くべき」症状は抑えておきましょう。
まとめ
乳児湿疹は、ほとんどの赤ちゃんにできる湿疹です。
生後3.4か月になると血液検査をしてアレルギーがあるかアトピー性皮膚炎かということも調べることが出来るようになります。
一向に良くならないという場合は、病院へ行くということも大切ですね。
まずは自分でできる予防法として
- 赤ちゃんを綺麗に洗ってあげましょう。
- そして清潔に保ち赤ちゃんの爪を切る。
- 保湿ケアも十分に行います。
- 治りが悪い時は迷わず病院へ行きましょう。
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