アトピーの治し方

アトピー肌に日焼け止めはアリ!?使用しないと勿体ないです!!

アトピーの弱った肌は肌が角質層に守られていないため、紫外線を浴びてしまうと、ダイレクトな刺激を受けてしまうのです。

アトピーが治っても肌に紫外線により受けた影響によるシミなどの色素沈着が残った状態となってしまいます。

日焼け止めを使用し、アトピー肌を紫外線から守ることはとても大切な事なのです。

しかし、日焼け止めの選び方を誤ってしまうと、肌への刺激となり、アトピー悪化の原因となってしまいます。

日焼け止めの正しい選び方や選ぶ時に注意すべき事、正しい日焼け止めの塗り方をご紹介します。

おすすめの日焼け止めや日焼け止め効果のあるおすすめの化粧品もご紹介しますね。

アトピーに日焼け止めは必要

アトピー肌にとって紫外線がシミやシワの原因になるだけではなく、アトピーが治らない原因となってしまいます。

紫外線を肌に受け続けると

紫外線をしっかりと防止せず、浴び続けてしまうと、肌をウイルスや細菌から守るための免疫システムが失われ、肌の表面の免疫機能が低下します。

すると肌の表面の常在菌のバランスは崩れ、外部からのウイルスや細菌の影響を受けるばかりではなく、悪玉菌の影響を受け、肌トラブルが引き起こってしまう事もあるのです。

また、日焼けは火傷と同じく、アトピーの弱った肌に紫外線を受けることで、ひどいやけどを負い炎症が起きた状態となってしまいます。

外部刺激を全て受ける事になる

紫外線により、肌の表面の免疫機能が紫外線により破壊されてしまうため、アトピーの原因となる刺激物質の影響を全て受けてしまい、炎症が次から次へと起こってしまう状態となります。

アトピー改善に向けた努力が紫外線により水の泡になり、よりアトピーを悪化させてしまわないように、日焼け止めを使って、しっかりと紫外線を防ぐことが大切なのです。

日焼け止めの選び方

しかし、アトピーの弱った肌に直接塗り使用する日焼け止めです。

やはり選び方には注意し、肌に刺激を与えることなく、紫外線から肌を守れるものを選ばなければいけません。

そこでアトピーでも安心安全に使用できる日焼け止めの選び方や注意点をご紹介していきますね。

アトピー肌に使用する日焼け止めを選ぶ時は以下の4点に気を付けて選びます。

  • 紫外線吸収剤が使用されていないもの(紫外線散乱剤が使用されているものを選ぶ)
  • 香料や防腐剤などの刺激となる余計な成分が配合されていないもの
  • 界面活性剤不使用のもの
  • ナノ化されていないもの
  • SPFやPVが高すぎないもの

ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)を選ぶ

アトピーの肌に使用する日焼け止めを選ぶ時は、ノンケミカル日焼け止めを選びましょう。

ノンケミカルとは紫外線吸収剤が使用されていないものです。

この紫外線吸収剤は、紫外線を一度吸収し別の熱エネルギーに変換し放出することで、肌に紫外線の影響を受けないようにするものなのです。

しかし、この紫外線を熱エネルギーに変換するということは、肌の表面で化学反応が起きているため、物理的な刺激を肌に受けてしまうのです。

アトピーに安心して使用できる日焼け止めを選ぶときは、紫外線吸収剤ではなく、紫外線散乱剤というものが使用されているほうにしましょう。

紫外線を反射させることで、肌に紫外線が届かないように防いでくれます。

化学反応が起こらないので、物理的な刺激は紫外線散乱剤のほうが受けず、肌を守ること出来るのです。

紫外線吸収剤が使用されている場合は以下の成分の記載があります

  • T-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
  • オキシベンゾン
  • ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸へキシル
  • オクチルトリアゾン
  • トキシケイヒ酸エチルヘキシル
  • ビスエチルへキシルオキシフェノールメトキシフェニトルトリアジン
  • パラメトキシケイ皮酸2-エチルへキシル
  • フェニルベンズイミダゾールスルホン酸
  • ポリシリコーンー15
  • メトキシケイヒ酸エチルへキシル
  • メトキシケイヒ酸オクチル
  • ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチル

等という表記があるので気を付けて確認してみましょう。

一方で紫外線散乱剤が使用されている場合は以下のような記載があります。

  • 酸化亜鉛
  • マイカ
  • 酸化チタン

紫外線散乱剤が使用されている方は、紫外線吸収剤が使用されているものよりも白浮きしやすかったり、伸びがよくないという傾向がありますが、メーカーによっては品質が良く使いやすいものがあるので、自分の使いやすい質感のものを選ぶと良いですね。

刺激となる余計な成分が含まれていないもの

日焼け止めに良く使用され、肌の刺激となる成分は以下のものが挙げられます。

  • アルコール
  • 防腐剤
  • 人口又は合成香料や着色料
  • 石油系界面活性剤

添加物不使用の肌に優しいものを選びましょう。

また、香料や着色料、活性剤などは、天然のものが使用されている場合があります。

天然香料や着色料、天然由来の界面活性剤であれば、肌に刺激を与えにくいのでおすすめです。

ナノ化されていないものを選ぶ

日焼け止めの中にナノ化されているものがあります。

使用感を良くするために、日焼け止めの成分をナノ粒子にしているのです。

しかし、ナノ化されることで、皮膚の細かい部分にまで日焼け止めの成分が入り込み、いくら刺激の少ない日焼け止めを選んでいたとしても、肌への刺激を否めません。

ナノ化されていないものをえらびましょう。

ナノ化という記載がないものは大体ナノ化されていません。

SPEやPVが高すぎないものを選ぶ

SPFは紫外線を防ぐ効果を数値化したもので、PVは紫外線を防ぐ効果を表しています。

SPE10であれば、紫外線は約3時間ほど防ぐことが出来、SPF30のものは約10時間紫外線を防ぐことができます。

SPF50などという日焼け止めもザラにあり、紫外線をより防げるものだと思い選ばれがちですが、通常の生活の中で使用する分にはSPF30程度あれば十分ですよね。

またPVに関しても+から+++程度のもので日常生活で浴びる紫外線は十分に防止できます。

このSPFやPVが髙ければ高いほど、肌に与える刺激が強くなってしまいます。

場面に応じて使用するものを変え、しっかりと紫外線を防止することは大切ですが、あまり高くないものを選ぶようにしましょう。

アトピーへおすすめの日焼け止め5選

この全ての条件を満たす日焼け止めは数少なく、探すのが大変です。

そこでおすすめの日焼け止め、アトピーでも安心して使用できるものを5選ご紹介します。

キュレル UVローション

  • 紫外線吸収剤不使用
  • 防腐剤・着色料・香料・アルコール不使用
  • アレルギーテスト済み
  • 敏感肌パッチテスト済み
  • 界面活性剤不使用

かなりアトピーに刺激となる成分が省かれ、完璧と言っても過言ではないほど低刺激で、アトピー肌を紫外線から守ってくれる日焼け止めです。

界面活性剤不使用のものはほとんどないので貴重なおすすめの日焼け止めです。

また、日焼け止めをしっかりと洗い流すこともアトピーの悪化を防ぐためには必要なのですが、キュレルの日焼け止めは強く擦らなくても、石鹸で洗うだけでしっかりと落とせるので、落とす時もアトピーを悪化させてしまう刺激を与えずに使用できます。

MAAS UV MILK HYARO PrO ヒアロプロ UVミルク

  • 紫外線吸収剤不使用
  • マイコスポリン様アミノ酸というものが配合されていることで、紫外線散乱剤の量を減らしている
  • 鉱物油・パラベン(防腐剤)・合成成分・香料・着色料不使用

MAMA BUTTER UVケアクリーム

  • 紫外線吸収剤不使用
  • ノンシリコン
  • 鉱物油・合成香料・合成着色料・防腐剤不使用
  • 保湿成分シアバター配合

肌を保湿しながら紫外線対策が出来ます。

資生堂 2Eドゥーエ 日焼け止め

  • ノンケミカル日焼け止め
  • 敏感肌用
  • 病院や調剤薬局などでも取り扱い
  • 香料不使用
  • パラベン無添加
  • アルコール無添加
  • 鉱物油無添加

子供に使用する場合の資生堂ドゥーエベビープラスというほうもあり、大人用のものと同じく低刺激ですが、大人用の方の塗心地はマットで、子供用のほうは水分が多く伸びが良いので塗りやすいです。

UVバスターズクリーム

  • ノンケミカル
  • ノンシリコン
  • ノンパラベン
  • ノンポリマー
  • 無香料、無着色

界面活性剤は使用されているのですが、UVバスターズクリームに使用されている界面活性剤は、食品にも使用されているものなので、石油由来の界面活性剤よりは安心して使用できますね。

アトピー肌の日焼け止め・メイクで紫外線対策

顔の日焼け止めは、メイクをする場合、メイク用品をUV効果のあるものにすることで、日焼け止めを使用せず紫外線対策ができます。

選ぶ条件は日焼け止めを選ぶ時と同じく、

  • 肌に刺激となる成分が使用されていないもの
  • 紫外線吸収剤が使用されていないもの
  • ナノ化されていないもの
  • 界面活性剤不使用のもの
  • 下地やファンデーションにUV効果があり、肌に優しいものを選ぶことで、紫外線を防止しながらメイクすることが出来ます。
  • となります。

HANAオーガニック ウエアルーUV

オーガニック化粧品でUV効果があり、日焼け止めとしてもファンデーションとしても使用できます。

  • 無香料
  • 無着色
  • パラベンフリー
  • 無鉱物油
  • 石油成分
  • 石油系防腐剤フリー

更にファンデーションの効果もはたしてくれているのにも関わらず、天然成分のみが配合されているということで、クレンジングなしでオフすることが可能です。

落とす時も肌に刺激を与えることなく使用することが出来ます。

アトピーへの日焼け止めの正しい塗り方は?

ではアトピーを悪化させないための正しい日焼け止めの塗り方をご紹介していきます。

悪化させないために、実際に確認しながら塗ってみてください。

まずはパッチテスト

アレルギーテスト済みのものやおすすめした肌に低刺激な日焼け止めでも、合う場合と合わない場合があります。

合わない日焼け止めを全体に塗ってしまい、アトピーを悪化させてしまうのは避けたいので、パッチテストを行ってから異常がないことを確認してから本格的に使用しましょう。

日焼け止めのパッチテストの方法は、パッチテストを行う部分を洗い、清潔にしたのち、10円玉大の日焼け止めを塗り放置します。

擦れて落ちてしまうような場合は、絆創膏に日焼け止めを垂らし、張るという方法でも良いです。

30分間放置したのち、肌に赤みやかゆみ、水疱や発疹がないか確認し、異常がなければそのまま放置します。

異常が起きた場合は、直ちに洗い流し、症状が酷い場合は皮膚科に受診し治療を受けてください。

24時間放置しても異常がなければ、肌に合う安心して使用できる日焼け止めだという事になります。

日焼け止めを塗る前の保湿ケア

日焼け止めを塗る前に、保湿ケアをしてから塗るという事も大切です。

紫外線散乱剤が皮脂を吸収してしまうため、乾燥しやすいという性質があります。

肌のバリア機能を守るためにもアトピー改善のため、乾燥させないよう、保湿ケアを行ってから日焼け止めを使用しましょう。

順番としては、化粧水→乳液→日焼け止め→下地→ファンデーションとなります。

体の場合も保湿クリーム→日焼け止めとなります。

伸ばすのではなく叩き込むように塗る

日焼け止めを肌に塗るときは、伸ばさずに叩き込むように塗りましょう。

伸ばして塗ると、肌に刺激を与え、アトピーを悪化させてしまう事になります。

また、伸ばして塗ることで、薄くなってしまったり、ムラになり、日焼け止め効果をしっかりと得られなくなります。

まずは塗りたい場所の所々に適量のせたら、指で優しく叩くようにしながら万遍なく広げていきましょう。

例えば、顔の場合は、頬、鼻、額、顎に適量のせてから、優しく叩くようにしながら塗り広げます。

腕や足などの場合も、所々に乗せてから伸ばし広げていくことで、ムラなく綺麗に塗ることが出来ますよ。

焼けやすい部分は重ね塗りを

おでこや鼻、頬などは、紫外線に当たりやすい部分ですね。

胸元や背中や襟足などもですね。

そういった焼けやすい部分や、実際に塗ってみて、紫外線の影響を1度塗りでは受けてしまうという部分は、2度塗りしましょう。

こまめな塗り直しアトピーと日焼け止め3

アトピーに使用できる優しい日焼け止めを選んでいるため、汗や水で落ちやすいものが多いです。

そのため、汗をかいた時は水にぬれたときは、こまめに塗り直しをして紫外線を防ぎましょう。

また、普段よりも紫外線を強く受ける海水浴やレジャーなどの場合は、よりこまめな塗り直しが大切です。

まとめ

  • アトピー肌を守るために日焼け止めは必須
  • 日焼け止めの選び方に注意が必要
  • メイク用品でも日焼け対策が出来る
  • 日焼け止めの塗り方は正しく行うことが大切

アトピーを悪化させないためにも、日焼け止めをしっかりと活用し、紫外線の刺激から肌を守りましょう。

また使用後は洗い残しに注意してくださいね。