アトピーコラム

アトピーは紀元前の昔からあった!!昔よりもアトピーが増えた原因は?

枯れた枝

昔からあるアトピー性皮膚炎ですが、昔はそれほどアトピー患者はいなかったのです。

日本では戦前アトピー患者はほぼおらず、アトピー性皮膚炎と言う言葉も使われていなかったほどです。

それなのに現代の日本ではアトピー患者が急激に増え、アトピーの症状もまた、酷く悪化傾向にあるのです。

アトピーの昔を知ることで、現代のアトピーを治すためのヒントが得られるのです。

今回はアトピーの昔と昔から学ぶアトピー改善方法をご紹介します。

アトピーの昔

紀元前

ではアトピーの昔についてです。

1892年頃「アトピー」という名前が

1892年頃、アトピーという病気の名前がつきました。

3人の意思により、アレルギーが体内に侵入すると、喘息や鼻炎などの症状が起きる症状をアトピーと名付けられました。

当時アトピーには疑問となる部分が多く、奇妙な、変わった、とらえどころがないなどいう意味を持つギリシャ語のアトピーというな名前となったのです。

1933年頃「アトピー性皮膚炎」という名前が

元々はアトピーと名前だけで、鼻炎や喘息などの事を指す病名でしたが、皮膚トラブルも起こるという事がアメリカの医師により判明し、アトピー性皮膚炎という言葉が生まれました。

日本の昔のアトピーと今のアトピー

戦後の家族

昔の日本では戦前までアトピー性皮膚炎を患ている人はものすごく少なかったのです。

しかし、戦後1950年頃アトピー性皮膚炎と言う言葉も日本に入ってきて、多くの人にアトピー性皮膚炎が知られるきっかけとなった事件がありました。

アトピー性皮膚炎がまだ日本であまり知られていない状態で、重度のアトピーに苦しみ入院していた人が、入院中の周囲の人からの痛い視線や酷いかゆみや痛みが誰にも理解されず、他人にうつるとも思われていたため、隔離され拒絶されているような状態だったのです。

そんな状態で入院していた方は本当に辛く、誰もわかってくれないと自ら命を絶ってしまい、その事件をきっかけに、アトピー性皮膚炎と言う言葉が日本で知れ渡るようになりました。

その後、アトピー性皮膚炎の患者が少しずつ増え始め、徐々に増え続けたのち、昭和62年ころになると、患者数は22万人超え、平成23年ころには36万人超えとなりました。

現在もアトピー性皮膚炎に苦しむ人は増え続けている状態です。

なぜアトピー患者が昔より増えたの?

一番の原因は戦後、海外から様々なものが日本に流入し始めたという事と関係すると言えます。

アトピー患者が少なかった昔には無かったものが、どんどん流入し始め、アトピー患者も増えてしまっているのです。

アトピーの原因を見ると、昔の日本にはなかったものが多いのです。

また他にも様々な昔との変化がアトピーが増え続ける原因となっています。

寄生虫の駆除しすぎ

戦前の日本人は腸内に寄生虫を持っていた人が多いのです。

しかし、戦後寄生虫は駆除すべきという事になり、厚生労働省の指導の下で、徹底的に駆除が勧められてきました。

その為、ぎょう虫検査などがあったのですね。

一方で最近の研究により、寄生虫はアレルギー反応を抑制するという事が分り、現在では寄生虫をわざわざ腸内に寄生させるという治療もあるのです。

そのため、最近はぎょう中検査も無くなりましたね。

食の欧米化

日本では前後アメリカの洋食を取り入れてきました。

その結果、日本では菜食が中心だったのに対し、戦後は肉食傾向となったのです。

肉食傾向なり、動物性タンパク質を大量に摂取するようになり、未消化の動物性タンパク質が腸内の悪玉菌のエサとなり、腸内環境を悪化させてしまう事になりました。

腸内環境」が乱れ、免疫バランスが崩れ、免疫異常が起こり、アトピーが発症するようになったのですね。

日本で昔はよく食べられていた、みそや漬物などの発酵食品には、善玉菌が豊富であり、腸内環境がよかったのです。

油分の摂取しすぎ

食の欧米化に伴い、食事の中で油を摂取する機会が増えました。

元々日本では食用油の生産量は少なく、高価なものでしたが、大量生産されるようになり、油の摂取量が増えたという背景もありますね。

油にはアレルギー反応を促す物質が含まれているため、アレルギー反応を起こしアトピーの炎症が起こるようになったのですね。

肌の洗い過ぎ

昔は、毎日綺麗な「お風呂」に長時間入浴したり、何度も手を洗ったりという事はありませんでした。

しかし、現在は昔と比べるとほとんどの人が潔癖症かと思うほどに、肌を洗いすぎてしまっているのです。

その結果、皮膚の健康を保つために必要な潤いや常在菌までもが洗い流され、外部刺激に弱い肌となってしまっているのですね。

肌から異物が侵入しやすくなった分、異物に対するアレルギー反応も起こりやすいのです。

その他

その他、石油製品や化学調味料、大気汚染等々、様々な昔との違いにより、アトピーになりやすい刺激が溢れている中で生活しているという事が分ります。

 まとめ

アトピーの原因として、昔に比べ便利で贅沢な暮らしが影響をもたらしているという事が分ります。

もちろんアトピーの改善のためには、清潔にすることや昔よりもバランスの整った食事を摂ること、質の良い睡眠をリラックスできる空間でする事など、現代だからこそ実践できる事もあります。

一方で、昔にはなかった物を取り入れることが、アトピーの発症や悪化の原因になっているということも忘れてはいけませんね。

更に、昔は絶対に治らないと言われ、医者にも見放されてしまうことがあったアトピーは、現代の医学で謎が解明されていき、新たな治療が確立されてきています。

昔の良いところ、現代の良いところを抜粋しながら、アトピーを改善していきましょう。