アトピーは献血で改善する!?そのメカニズムと真実を探ってみた!

アトピーが献血で改善するという話を知っていますか?

献血をしてアトピーが改善するなんて、社会にも貢献できて、自分のアトピーも良くなって、こんな素晴らしいことはないと思います。

でも、献血をしてアトピーが治るって、どこか現実味がない話だな・・・と私は思ってしまいました。

なんの根拠があってそうなるの?と、つい疑ってしまいます。でも、ちょっと気になりますよね。

そこで、アトピーが献血で改善するのかどうか調べてみると、想像以上にディープな真実がそこにはありました。

アトピーが献血で改善すると言われるメカニズムとは一体どんなものなのでしょうか。

私もアトピーなので、これは画期的だ!と思えるような結果であれば、試してみたいような気もしつつ、調べてみました。

アトピーが献血で改善すると言われるワケ

アトピーと献血2

まずはじめに、アトピーの人はアトピーではない人と比べて、アレルギー反応に大きく関係するIgE抗体という物質の量が多いと言われています。

アトピーもアレルギー疾患のひとつなので、このIgE抗体がアレルゲンと結合することにより、ヒスタミンなどが放出されるとアレルギー反応(かゆみや炎症)が起こるんです。

そして、通常の人の場合は、IgE抗体の数値は微量です。であれば、アトピーの人もIgE抗体の数が減ればアレルギー反応は起きにくくなると考えられますよね。

実は献血でアトピーが改善すると言われている理由はそこなんです。血を抜いてIgE抗体を減らすと、アトピーの症状が和らぐということなんです。

そして、血を抜いた後は新しい血液が作り出されるわけですが、この時にもしIgE抗体が作られなければ、アトピーが軽くなる可能性があるとも言われているんです。

血液浄化療法って一体何!?

アトピーと献血3

血液浄化療法というのは、血液から有毒な物質や不要なものを除去するという治療方法です。

以前ドイツの医師が重症アトピー性皮膚炎患者のIgE抗体の多さに着目して、血液浄化療法に類する反復免疫吸着療法という治療法を、7人のアトピー患者に施しました。

すると、7人全員のIgE抗体が低下するという結果が出たのです。血液を抜いてIgE抗体が減ればアトピーは改善するということが、実証されているんですね。

ということは、献血をすればアトピーが改善するというのも、しっかりとした根拠のある話だったということになります。

現実味がないと疑っていたのは、ただの私の知識不足だったというわけです。これはすごく有意な情報ですよね!

アトピーだと、ステロイドや保湿が欠かせない、それ以外にも食事や運動などによる体質改善を試みたり、生活環境にも気を使わなければならないわけです。

でも、こんな治療法があるなら、アトピーのために苦労していることが根本的に変わるんじゃないか、楽になれるんじゃないかと思ってしまいます。

しかし、血液浄化療法を治療法として、または予防医療として行っている医療機関はありますが、1回の費用が平均50万前後のところが多く、気軽に行える治療法とは言えないのが現実です。

瀉血という治療法

アトピーと献血4

血液浄化療法とは別に、瀉血(しゃけつ)という治療法も存在します。考え方は同じで、悪い血を抜くことで症状が改善するというものです。

シリコンカッピングという器具や吸い玉を使って血をとるのですが、アトピーだけではなく、

  • 月経不順
  • 肩こり

などの改善も得られます。

しかも、この瀉血は自分で血を抜くこともできるんです。実際に、アトピー改善のために、瀉血をしている方もいます。

瀉血でアトピーは完治しない

瀉血をすると、やはりかゆみが取れるそうです。アトピーのかゆみは経験した人にしか分からない、本当に辛いものがあります。

あのかゆみから解放されるなら、どんな方法でも試したいと思うのも分かりますよね。

アトピーは症状によっては、精神的にもかなり追い詰められることがありますから、楽になれるならどんなことだって試してみたいです。

ただ、瀉血はアトピーの完治にはつながりません。かゆみが取れるのも、一時的なことなんです。

なので、瀉血をしても結局かゆみはまたぶり返してしまうんですね。そうなると、またかゆみを抑えるために血を抜かなければなりません。

血を抜いてかゆみが治まる、またかゆみがぶり返す、そしてまた血を抜く。

どこまでいけば終わりが来るのか見えません。自分で判断することもできません。そうなると、やめ時が分からなくなってしまいます。

しかも、瀉血はそんなに頻繁にできるものでもありません。一度瀉血をしたら、その量によって数か月時間を置かなければならないのです。

それでも繰り返して続けていると、やがて貧血を起こしたり、様々な病気を併発することになります。そして、最悪の場合、死に至ることもあり得るのです。

命をかけてまでやることじゃない、私はそう思います。

アトピーの人は献血ができるのか

アトピーと献血5

血を抜いてアトピーが改善するならば、高額医療費を払うよりも、リスクを負ってする治療よりも、やっぱり社会貢献にもなる献血が良いと思います。

しかし、アトピーだと献血を断られてしまう場合があります。

アトピーの人が献血を断られてしまうワケ

当然ですが、献血は誰でもできるわけではありません。献血をご遠慮いただく場合があります、という注意書きと項目があるのを知っていますか?

そこには、こんな内容が含まれています。

  • 当日体調不良、服薬中、発熱などの方
  • 出血を伴う歯科治療を受けた方
  • 一定期間内に予防接種を受けた方
  • 6か月以内にピアスの穴をあけた方
  • 6か月以内にいれずみを入れた方
  • 外傷のある方
  • 動物または人に咬まれた方
  • 特定の病気にかかったことのある方

アトピーは、炎症や傷があれば「外傷のある方」に該当するし、「特定の病気にかかったことのある方」にも該当してしまうんです。

また、献血には副作用が出てしまう恐れもあって、肌の異常が少しでも出ていると原則お断りとなってしまうんですね。

ただ、軽度のアトピーで、症状が出ておらず、ステロイドや抗アレルギー薬を使っていなければ、献血を受け付けてくれるところもあるようです。

しかし原則はNG、厳しい条件をクリアできなければ断られてしまうことが多いんです。

残念なことなのかもしれませんが、「アトピーを改善するために献血をする」よりも、社会貢献のために献血をするという意識の方が清々しいです。

でも、献血でアトピーが改善するというのは、ちゃんとした根拠のある本当の話でした。

まとめ

アトピーは献血で改善するのかどうかを調べてみました。

  • 血中のIgE抗体が減少すると症状が和らぐ
  • 血液浄化療法でそれが証明されている
  • 瀉血という治療法もある
  • アトピーの人が献血をするには厳しい条件をクリアしなければならない

血を抜くことでアトピーの症状が改善します。なので、献血をすればアトピーが改善するというのも現実的な話でした。

でも、それらの方法は、誰でも気軽にできることではなかったし、場合によっては危険を伴うんですよね。私にとっては、保湿や生活改善している方がずっと現実的です。

今後も、自分にできる範囲のことをしながら、乗り越えていきたいなと思いました。

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