アトピーの治る過程はみんな同じように辿る!?私の体験を紹介します!

アトピーの症状は人それぞれですが、治る過程においては大体みんな同じ道を辿っているのかな、という印象があります。

私は子供の頃アトピーがひどく、色んな病院へ連れていかれ、ある日から母の意向で脱ステが始まりました。が、失敗に終わりました。

でも、大人になると自然にアトピーも改善してきて、今では季節によってアトピーが出たりしますが、昔に比べれば大したことはありません。

ですが、息子がアトピーです。日頃のケアをせずに放っておけば肌は乾燥して大変なことになってしまう状態でした。

私は脱ステも中途半端に終わっているし、子供時代のことなので、治る過程がどうだったか、ところどころしか記憶がありません。

ですが、息子は一般的に言われているアトピーが治る過程というのを、ひととおり経験しています。

それを見て、アトピーが治る過程というのは、本当にそのまんまやってくるんだなと、私は実感しました。

アトピーには治る過程がある

アトピーと治る過程2

アトピーには治る過程があります。簡単にまとめると、

  • 炎症、湿疹の時期
  • リンパ液が出る時期
  • 激しい乾燥の時期(象肌)
  • 落屑
  • 鮫肌になる
  • 赤みが出る

これらの症状と付き合いながら保湿をして、食事や運動などのアプローチをしていくわけです。

この順番を知ったうえで息子の症状を振り返ると、まさにこの通りにすすんだ時期がありました。

ステロイド批判をしない私も怖さを感じた

アトピーと治る過程3

息子がアトピーと診断されたのは小学校にあがってすぐでしたが、症状は、膝裏に虫刺され程度の湿疹。それもすぐに消えたので、私も油断していました。

その後しばらく何もなかったのですが、その年の冬になると、肌の乾燥がひどくなり、ポロポロと背中に湿疹が出始めました。

それと同時にかゆみを訴え始め、一気に炎症が広がりました。それからステロイド治療が始まります。

最初は強めのステロイドを使って炎症を一気に治し、徐々にステロイドを弱くして、最後は上手にコントロールしていきましょう、という方針です。

お医者さんのことは信頼していましたが、薬剤師さんがステロイドのチューブにマジックで書いた「かなり強め」の文字はすごく怖かったです。

それでも私にはステロイドをやめるという選択肢はありませんでした。

ステロイドを塗ればすぐに肌はきれいになり、やめればまたすぐに炎症を繰り返す。当然の流れでしょうか。息子も例外なくそれを繰り返しました。

でも、ある時を境に、ステロイドをやめてもアトピーが出なくなったんです。

それからは、保湿のみできれいな肌を保っていましたが、冬になるとまたアトピーが出てきました。

薬はしばらく使っておらず、薬を持っていないので、「明日もらいに行こう」と、とりあえず保湿をして寝たら、翌日には炎症が治まっているんです。

これは、ステロイドがなくてもどうにかなるんじゃないかと思い、とりあえず保湿を続ける日々が続きます。

リンパ液が出ていてもなぜか期待していた時期

アトピーと治る過程4

ひじの裏や手首は保湿をすると炎症が治まるという嬉しい状態、でも、背中はだんだんひどくなってきました。

膝の裏にも少し炎症とかゆみが出てきて、炎症部分からはリンパ液が出始めました。

「やっぱり保湿だけじゃ無理だった」と思いつつも、どこかでまだ、ステロイドを使わずに治るんじゃないかという気持ちがありました。

リンパ液は、アトピーの症状できっといちばん辛い時期だと私は感じるんですが、でも、リンパ液は傷を治すために出ているんだから、今、治りかけなんだよね!?と、期待してしまうんです。

私は普段、ステロイド反対派ではありません。脱ステして日常生活がままならないほど過酷な日々を送るよりも、ステロイドで症状を抑えて生活の質を保つ方を重視しています。

炎症が起きて悪化してしまえばステロイドを使ってとりあえず炎症を抑える。それから保湿などで肌をコントールするというやり方をしてきました。

息子にもそうしていたのですが、この時は、「子供にステロイドを使いたくない」という気持ちが、なぜかとても強くありました。

そこで私は、アトピーに良いとされる保湿剤やクリームを色々試し始めます。

ちなみに、リンパ液が出ている時は、無理に拭き取ったりせず、そのままにしておくのが理想です。

会社や学校で不便がある時は、皮膚科へ行きましょう。亜鉛華軟膏でリンパ液の症状を改善することができます。

象肌と落屑、息子に申し訳なく泣いた時期

アトピーと治る過程5

その時の息子は、膝裏と背中にのみアトピー症状が出ていました。アトピスマイルや肌潤糖など、評判の良い保湿剤を試しながら過ごしているうちに、リンパ液の時期を越えました。

そこでホッとしたのもつかの間で、今度はひどい乾燥に襲われます。肌がごわごわ固くなり、深いしわが刻まれたまさに象のような肌になりました。

この頃の対処法としては、とにかく保湿が重要になります。象肌がやわらかくなるように、保湿をしていきます。

息子の場合、象肌と同時に落屑が始まりました。一時期治まっていたかゆみもまた出てきたのですが、ここにきて私は息子を病院へ連れて行きました。

きっかけがあったわけじゃありませんが、かゆがる息子を見てハッとしたんです。

子供の肌がボロボロになっているのに、どうして対処法だけで過ごし、治療をしなかったのかと、息子に申し訳なく思いました。

落屑を越えれば少し楽になると自分のアトピー経験から分かっていますが、そこにたどり着くのに何週間、何か月かかるか分かりません。その間、小さな息子に我慢しろとは言えません。

今まで我慢させていたことだって悔やんでいるのに、これ以上は無理でした。

皮膚科でも叱られましたが、ステロイドをもらって背中に塗ると、ごわごわの象肌は数日できれいになりました。

安心した反面、ステロイドの怖さを感じたのも確かです。でも、今はこれでいいんだと思いました。

落屑の時期は、保湿をしない方が良いという説もあるのですが、息子は病院へ行く前も保湿をしていました。肌表面だけの保湿では何も意味がないとすごく実感する時期です。

突然の鮫肌と赤い湿疹

アトピーと治る過程6

ステロイド治療によりアトピー症状が落ち着いた息子ですが、ステロイドをやめると炎症が出て、またステロイドを使う、それを何度か繰り返しました。

でも、ある時を境に症状が落ち着いて、ステロイドをやめても症状はでなくなったんです。季節的なこともあって落ち着いているんだなと思いました。

そこから少したった頃に、背中に湿疹が出始めました。「また出たな」と正直落胆しましたが、いつもの湿疹とは様子が違います。

赤みのない、鳥肌のような細かくザラザラした湿疹です。

乾燥がひどいのかなと思い、保湿をしばらく続けていたら、いつの間にか治まっていましたが、途中何度か炎症を起こして病院へ行っています。

この時期がいちばん長かった記憶があります。今思うと、それは落屑の後の鮫肌の症状だったんだと思います。

なぜこの時期を鮫肌の時期だと思ったのか。それは、症状が落ち着いてから赤い湿疹が出始め、「ああ、またアトピーが出たな」と思い病院へ行ったところ、お医者さんから、この赤い湿疹はアトピーの治りかけに出る湿疹だと教えてもらったからです。

湿疹はアトピーの始まりじゃないの?どうして湿疹が終わりなの?と謎だらけでしたが、この湿疹が消えれば経過は良いとのことで、保湿剤だけ処方されました。

治りかけの過程をたどっても完治はしなかったアトピー

アトピーと治る過程7

息子の場合、脱ステのようなことをしましたが、途中でステロイドを使っています。

そうなると、またアトピーが治る過程を1からやり直すことになるものかと思いましたが、落屑までの過程は繰り返すことなく、鮫肌の状態になりました。

赤い湿疹は保湿をしているうちに消えていきました。そしてその後、アトピーが完治したかと言えばそんなことはなく、時々湿疹が出ます。

でも、悪化することはありません。保湿だけで肌がきれいになったり、ステロイドを使っても頻繁にアトピーを繰り返すことはなくなりました。冬の乾燥の時期に軽く出る程度です。

ただ、油断はできないと思っています。またいつ、何のタイミングでひどい炎症がでるかと、内心ドキドキしています。

まとめ

アトピーには治る過程があります。

  • 炎症、湿疹の時期
  • リンパ液が出る時期
  • 激しい乾燥の時期(象肌)
  • 落屑
  • 鮫肌になる
  • 赤みが出る

息子もそうですが、多くの人がこの過程を経験しています。息子の治る過程を見てひとつ思ったのが、完全な脱ステ状態じゃなくてもこの段階を進むということです。

ステロイドを使ったせいかは分かりませんが、何度も行ったり来たりはしました。それでも、教科書通りとも言えるようなこの過程を進みました。

どんなメカニズムがあるのかは分かりませんし、個人差があるのかもしれませんが、ステロイドを上手に使ってコントールしながらアトピーを改善していくことが、もしかしたらできるのかなと感じた経験になりました。

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