アトピーの治し方

アトピーの内服薬ってどんなものがあるの?分かりやすく説明します!

アトピーの治療に用いられる薬は外用薬だけではありません。

アトピーの改善のために、内服薬を取り入れるのも一つの手です。

しかし、正しい使用方法が大切です。

また、内服薬ということで、体への支障はないのかなどの不安も解決したいですよね。

今回はアトピーに用いられることのある内服薬の効果や副作用、使用方法などについてご紹介していきます。

アトピーに用いられる内服薬【抗ヒスタミン剤】(抗アレルギー剤)

アトピーのひどいかゆみを和らげる効果のある内服薬です。

かゆみを発生させる分泌物、ヒスタミンの分泌を抑制する効果があり、かゆみやアレルギー症状を緩和します。

蕁麻疹やアレルギー性鼻炎にも処方されることが多い薬で良く聞きますが、アトピー性皮膚炎のかゆみに対しての効果はさほど高くなく、中には抗ヒスタミンを服用していても、効果が無いという場合もあります。

アトピー性皮膚炎のかゆみを抑えてくれる効果が高いのは、やはりステロイド外用薬のほうが効果があり、塗り薬の補助的な役割として抗ヒスタミン剤が内服薬として処方されることが多いのです。

使用方法と注意点

抗ヒスタミン剤は、市販でも販売されているのですが、市販のものはアレルギー性鼻炎にのみ効果を発揮します。

そのため、アトピーのかゆみを抑える目的で市販の抗ヒスタミン剤を使用しても効果は得られません。

抗ヒスタミン剤を使用したい時は、主治医の診察を受け、処方してもらいましょう。

シクロスポリン

シクロスポリンは臓器移植後の拒絶反応を抑制する為に使用されている免疫抑制剤です。

ところが欧米で通常の治療では治まらない重度のアトピーにシクロスポリンを使用することで、効果が得られるという事で、アトピーにも使用されるようになりました。

通常の治療では改善の効果が得られない患者さんに使用する薬とされており、体の全体にアトピーの炎症による赤みがある、体の30%以上に炎症があるなどという場合に使用されます。

シクロスポリンの効果としては、服用すると速やかにかゆみが抑えられます。

かゆみを抑える効果がものすごく高く、かゆみが消滅するため、アトピーによるかゆみで日常生活に支障をきたす、睡眠もとれないという時に物凄く役立ちます。

使用上の注意

シクロスポリンはかゆみを抑える高い効果を発揮する薬ですが、一方で副作用もあります。

シクロスポリンの服用量は体重により細かく決められているため、医師の診断を受け、正しく処方してもらうことが大切です。

また、服用可能期間も決められており、8週間から12週間まで、それ以上使用を続けてはいけません。

腎臓や高血圧に繋がるので危険です。

そのため、使用期間中は通院し、定期的な採血検査や血圧測定などを受ける必要があります。

更に、免疫抑制剤ということで、免疫力が低下するため、感染症に注意し使用しなければいけません。

ひどいかゆみが改善されたら、出来るだけ使用を中断し、通常の治療に切りかえる必要があります。

ステロイド内服薬

ステロイドは外用薬としてよくアトピーに使用されますが、内服薬もあります。

外用薬と同じようにアトピーへの効果が高く、炎症を抑えたり、免疫を抑制し炎症を抑えたりという効果を発揮します。

使用上の注意

アトピーに効果を発揮する薬ですが、使用には十分な注意が必要です。

まずは副作用ですが、以下のような副作用が現れることがあります。

  • 易感染症

体の免疫力が低下する為、感染症にかかりやすくなります。

風邪やインフルエンザ、その他すべての感染症にかかりやすくなります。

  • 骨粗しょう症

ステロイド内服薬を長期使用する事により、骨がもろくなります。

  • 糖尿病

糖と合成する働きを高める作用があり、服用する量が多ければ多いほど、血糖値が上がり、糖尿病になるリスクが高まります。

  • 消化性腫瘍

ステロイド内服薬を服用していると、消化管の粘膜が弱くなります。

そのため腫瘍ができやすくなるというリスクがあります。

  • 血栓症

出血を抑えるための血小板の機能が進み、血管の中で血液が固まり、血栓となり、血栓症が引き起こることがあります。

  • 精神症状

ステロイド内服薬を服用することで、精神的な影響がでる事もあります。

不眠症やうつ状態、多幸症などが引き起こることがあります。

  • ムーンフェイス、中心性肥満

食欲が高まり、脂肪の代謝障害で太ってしまうことがあります。

他にも、動脈硬化を起こしやすくなる、浮腫み、白内障や緑内障、副腎不全や大腿骨壊死、生理不順や不整脈、などという状態になる可能性が高まります。

これらの副作用を抑えるために、並行して服用する薬や、使用量の調整などが必要となるため、医師の診断を定期的に受けながら、必要に応じて検査も受け、正しく使用する必要があります。

漢方薬

アトピーの内服薬として、漢方薬が用いられる事もあります。

消風散や補中益気湯という漢方薬で、ステロイド外用薬と併用することで、よりアトピーへの効果が得られます。

また、疲れやすい、体がだるいなどという症状も一緒に緩和されるため、悩みがあるという場合は漢方との併用を検討してみると良いです。

但し医学的な明確な根拠が立証されていないため、医師から漢方薬を進められることは少ないでしょう。

おすすめの漢方薬

アトピーにおすすめの漢方薬として、澄肌漢方堂というものがあります。

アトピーにも効果があり、皮膚のかゆみや湿疹、炎症を抑える効果があります。

体に無駄な成分(防腐剤やタール)なども含まれず安心で、漢方特有の臭いや味も感じず服用できます。

現在使用している薬などがあれば、飲み合わせなども澄肌漢方堂の健康相談にて電話相談出来ますよ。

まとめ

アトピーは外用薬だけではなく、内服薬によって効果を得るという事もあるのです。

外用薬と併用することで、よりアトピーの改善に効果を得られる事もあります。

但しどの薬も医師の判断による正しい服用量や服用期間を決め、処方してもらう必要があります。

内服薬を使用して効果を感じたいという場合は、医師へ相談してみることが先決ですね。

また、使用中は使用方法をしっかりと守り、副作用や他の病に見舞われぬよう気を付けましょう。