アトピーコラム

アトピーのかゆみが夜になると酷くなる?!どうしたら逃れられる?!

アトピーと夜1

アトピーが夜になるとものすごく痒くなってしまうのは、気持ちの問題だけではありません。

夜に痒くなってしまう原因があります。

アトピーが夜に痒くなって眠れない、夜の時間が苦痛だ。

そんなあなたの夜がアトピーの痒みに襲われないリラックスできる時間になるための方法をご紹介します。

アトピーが夜に痒くなる原因?

原因は大きく分けて2つあります。

布団のダニやハウスダスト

アトピーが夜にひどくなる原因の1つは、布団です。

布団を正しく清潔に保つことが出来ていないと、アトピー肌へ布団に溜まったダニやハウスダストの刺激が及び、アトピーによるかゆみが酷くなってしまいます。

すると夜寝るときに、寝付けないほどのかゆみに襲われてしまうのです。

布団は正しく清潔を保ちましょう。

自律神経の影響

2つ目の原因は自律神経にあります。

自律神経のバランスが整っていれば、夜になっても痒みが増すという事は起こりません。

しかし、自律神経のバランスが取れず、乱れてしまっていると、夜に痒みが襲ってきます。

日頃、自律神経の交感神経と副交感神経がバランス良く働いてくれている状態が正常です。ところが日頃ストレスや疲れが溜まっていたり、生活習慣が乱れていると、交感神経が優位な日中から、夜の副交感神経へと変わる変化の差が激しく、激しい差の影響で、痒みの原因となるヒスタミンが分泌されてしまうのです。

そのためヒスタミンにより痒みが誘発され、夜に酷い痒みが襲います

夜のアトピーの痒みを鎮めるためには?

夜に襲う痒みで眠れない、痒みにより掻き壊してしまうというのは、アトピーの悪化の原因となります。

そこで早急に痒みを鎮める方法をご紹介します。

冷やす

夜にアトピーの痒みが酷く襲ってきても、掻いてはいけません。

かゆみを掻くことで得られる痛みで打ち消してしまうと、その後より強い痒みに襲われ、皮膚が掻き壊されるまで掻きたい衝動が止められなくなってしまい、酷く悪化します。

そこで、濡れたタオルで患部をひやします。

すると冷たいという感覚により、皮膚に傷をつけたり、より強い痒みを誘発せずに痒みを抑えることができます。

冷やし過ぎはアトピー悪化の原因となるため、一時的に痒みを抑える方法として考えてください

抗ヒスタミン薬

抗ヒスタミン薬の使用もおすすめです。

ヒスタミンの働きを抑制し、痒みを鎮めてくれます。

抗ヒスタミン内服薬は、市販のものだと鼻炎などにしか効果がなく、アトピーの症状を抑えられません。

また使用量も厳密に決まっている薬なので、皮膚科の医師に相談し、処方してもらい使用しましょう。

抗ヒスタミン薬には副作用として眠気やだるさを感じることがあります。

服用後の運転や外出は避けたほうが安心です。

日頃から夜のアトピー対策を・・・

日頃から行うことで、夜に襲うアトピーのかゆみを改善することができます。

日頃から、寝る前に、行う対策により、自律神経のバランスが正常になり、ヒスタミンの分泌を抑制し、かゆみなく過ごせるようになります。

ポイントいかに交感神経を高ぶらせず、副交感神経が優位な状態を保つかです。

爪揉み

爪の付け根を揉みマッサージします。

親指と人差し指で爪の付け根部分を1本につき10秒ほど揉み、全ての指を揉みます。

」の付け根には神経線維が密集しているため、刺激を与えることで、自然の副交感神経が優位となり、夜の副交感神経と交感神経の差を埋めてくれます。

仕事の休憩中やテレビを見ながら、等々気が付いた時にサッといつでもどこでもできるのでおすすめです。

心からの笑いを

楽しいこと、嬉しい事、面白いことがあったら、心から笑いましょう。

笑うことで副交感神経が高められます。

また、ストレスホルモンが減少し、交感神経の高ぶりが抑えられます。

笑うだけで自律神経のバランスが整うのです。

正しい姿勢と深呼吸

深呼吸をすることで、副交感神経が優位になります。

生活の中でイライラしたり「ストレス」を感じたとき、交感神経を高ぶらせないよう、深呼吸をして気持ちを落ち着かせましょう。

また、深呼吸の効果をしっかりと得るためにも、正しい姿勢を保つことが大切です。

また、腹式呼吸も行うと良いです。

鼻から息をゆっくりと吸い込み、お腹に空気を溜め、口から空気をゆっくりと、吸うときの倍の時間をかけながら吐き出します。

腹式呼吸を行うと、横隔膜が刺激されます。

横隔膜が刺激されると、副交感神経が優位になります。

食事はゆっくりと食事に集中して

食事」をしている時の、噛む、消化、吸収、全てが副交感神経の働きにより行われます。

そのため、食事をするだけで、自ずと副交感神経が活発になり優位な状態になります。

しかし、食事をしながら忙しいからと仕事をしながら食べたり、何かを考えながら食べていると、同時に交感神経も刺激されてしまい、食事による副交感神経の働きが無意味になってしまうのです。

食事はゆっくりと、食事に集中して摂取しましょう。

お風呂はぬるめで

アトピーの肌にとっても「お風呂」はぬるま湯のほうが良いのですが、自律神経の面からみても、ぬるめの温度での入浴がおすすめです。

高い温度のお風呂に入ると、交感神経が刺激され活発になり、寝る前のかゆみが増します。

逆にぬるま湯でゆっくりと体が温まり、リラックスできると、副交感神経が優位になります。

お風呂は38度程度のぬるま湯で入りましょう。

関連記事:アトピーにとってお風呂は大切?正しいお風呂との付き合い方

寝る前の過ごし方

帰宅後や寝る前は、交感神経を活発にしないように、ゆっくりと過ごしましょう。

ゆったりとした音楽を聴いたり、スマホやパソコンは避け本を読んだり、室内を薄暗くしてすごしたりということで、交感神経の副交感神経の差を埋め、痒みを感じることなく眠りに付けます。

この過ごし方により、自律神経の影響を受けないだけではなく、質の良い睡眠をとり、肌にとても良い睡眠をとることもできるのでおすすめです

まとめ

  • アトピーの夜の悪化を防ぐために、布団は正しく清潔に
  • アトピーの夜の悪化を防ぐために、自律神経のバランスを整える

アトピーの夜の苦痛を避けるためには、日中にどれだけ交感神経を高ぶらせず、帰宅後の交感神経と副交感神経の差を無くすかが大切ですね。

また「布団」も清潔を保ちましょう。

アトピーの夜の痒みは対策することが出来ます。