アトピーの食事

アトピーにプロテインは良いの?悪いの?二極化するわけは!?

アトピーとプロテイン1

アトピーの人がプロテインを摂取すると症状が改善するという説がある一方で、プロテインの摂取はアトピーを悪化させるという説もあります。

もし、プロテインを利用してアトピーが改善するならば、ぜひ取り入れていきたいですが、悪化するという情報を見てしまうと不安もよぎりますよね。

プロテインの効果が二極化してしまう理由には、たんぱく質と腸内環境が関係しています。

そして、合う人には良い効果が出るけれど、合わない人はアトピーを悪化させる原因にもなってしまうのです。

では、自分にはプロテインが合うのか合わないのか、気になりませんか?

私もアトピーもちなんですが、私はプロテインが合うタイプだと自分で思っています。

実際、半年ほど飲んでいたことがありますが、ものすごく調子が良かったです。

そんな合う合わないの判断基準はどこにあるのか、そして、プロテインの摂取に関わるたんぱく質と腸内環境の話をご紹介します。

アトピーにプロテイン(たんぱく質)は敵か味方か

アトピーとプロテイン2

プロテインは「高たんぱくで低脂肪」が特徴で、体に必要なたんぱく質量を手軽に、効率的に吸収することができます。

アスリートや、ムキムキに体を鍛え上げている人が飲んでいるもの、というイメージも強いですが、実は、ダイエット中の人や、お年寄り、子供などにもおすすめしたい栄養補助食品なんです。

もちろんアトピーの人も例外ではなく、アトピーの栄養療法なんかでは、食事指導でプロテインの摂取を推奨しているところもあります。

食事から体に必要な分のたんぱく質を摂ろうとすると、肉や魚、卵など大量に食べなければなりません。

それに、毎日毎日、たんぱく質のことを考えた栄養価の高い食事を作り続けるのは、正直ストレスです。

足りないたんぱく質をプロテインで補えたら、手間も時間も省けるし、ありがたいですよね。

でも、たんぱく質の摂りすぎがアトピーの原因なのでは?

アトピーはたんぱく質の摂りすぎが原因であり、たんぱく質を含む食事を控えるべき、と聞いたことはありますか?

実はそれも間違いではなく、プロテイン(たんぱく質)の過剰摂取はアトピーの悪化に繋がる場合があります。

でも、たんぱく質は肌の再生や傷の修復には必要不可欠な栄養素。それも、たくさんの量が必要です。

ただ、一概にたんぱく質が良いとか悪いとか判断できないのは、たんぱく質というよりも腸内環境に関わってくるのです。

腸内環境で左右されるプロテインの効果

アトピーとプロテイン3

プロテインが合うか合わないかは、腸内環境によって左右されてきます。

アトピーの人は腸内環境が悪い傾向にあり、たんぱく質を十分に消化、分解できない状態にあります。

たんぱく質は体内でポリペプチド、アミノ酸へと分解されていきます。

この時に、腸の働きが弱く、十分な消化分解ができないとポリペプチドが蓄積されていきます。

そして、溜まったポリペプチドは血液にのって流れ、皮脂から排出されることがあるのですが、この時に皮膚にかゆみが起きてしまうんです。

つまり、腸の働きが弱ければプロテインの摂取には慎重になった方がよく、アトピーでも腸の働きが正常であれば、プロテインは摂取しても問題がない。むしろ、肌の再生を促す豊富なたんぱくを含んでいるので、プロテインを飲むべきとも言えます。

私がプロテインを飲んでいた時は・・・

私がプロテインを飲んでいたのは、ダイエット目的でした。

当時はプロテインがアトピーに良いとか悪いという情報は知らずに飲んでいたので。

私の場合は、肌の調子も体の調子もめちゃくちゃ良かったです。あの時は、すごく健康的で活き活きしていたな、と思います。

「肌がきれい」とよく言われていて、アトピーだと言うと驚かれていたほど調子が良かったんですよ。

私にはプロテインが合っていたんだな~と思います。

ダイエット目的だったので、運動や食事にも気を遣っていましたが、運動や食事はアトピー改善のためにも必要なことですよね。

今思えば、思わぬ相乗効果だったかもしれません。

ただし、腸内環境が良い人の場合でも、たんぱく質を過剰摂取すれば消化不良を起こしますので、そこは注意が必要です。

プロテインだけではなく、日頃の食事も、必要以上の食べ過ぎはよくないということですよね。

腹八分目が良いという意味も、よく理解できます。

腸内環境を判断する基準はこちら

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腸内環境が良いか悪いかは、日常生活を振り返りながら次の基準を目安にしてみましょう。

  • 胃腸が弱い
  • 便秘である
  • よく下痢をする
  • 肉、卵、乳製品などでアトピーがかゆくなる
  • おならが臭い
  • 食物アレルギーがある

これだけで腸内環境の良し悪しを判断することはできませんが、日頃からこれらの症状がある場合には、プロテインの摂取は控えた方がよいかもしれません。

日頃の食事に悩む人はプロテインで補う

アトピーだと肉を食べて炎症が悪化してしまったり、魚に含まれるかゆみ成分であるヒスタミンによってかゆみが出てしまったりと、食事による悩みや苦労を抱えている人も多いです。

食べられるものが制限されてしまったり、炎症をおさえるために食事内容を考えなければならない場合、たんぱく質不足に陥る可能性があります。

たんぱく質が不足すると、皮膚の再生ができず、アトピーの改善も遅れていきます。

また、アトピーだけでなく、体の不調に繋がる可能性もあるので、たんぱく質不足をプロテインで補うのはとても効果的であると言えます。

たんぱく質以外の理由でアトピーが悪化してしまう時

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腸の働きも良いのにプロテインでアトピーが悪化してしまう場合もあります。

その原因は何かと言うと、プロテインの成分です。

プロテインって本来美味しい飲み物ではないんですよね。飲みやすくするために、糖分や添加物など色々入っています。

今は女子向けのプロテインもありますが、無理して飲むようなものではなく、美味しく楽しめるものが多いです。

ただ、そのために添加物が使用されているとなると、アトピーの人には特に負担が掛かったり、アレルギーを起こしてしまう可能性もあります。

アトピー改善にプロテインを利用する場合には、成分表示をよくみて、原料にアレルギーはないかチェックしてみてください。

まとめ

  • プロテインは高たんぱく低脂肪の栄養補助食品
  • 腸内環境が良ければアトピーの改善になる
  • 腸内環境が悪ければ慎重になる必要がある
  • プロテイン選びは原料もチェックして

アトピーの人がプロテインを利用して改善するか、悪化するかは人それぞれということになります。

はっきり断定できないのが残念ですが、プロテインを使うかどうかの目安にはなるんじゃないかなと思います。

慎重に見極めてみてくださいね。もし体に合っていればプロテインは強い味方になってくれるかもしれません。