アトピーコラム

アトピーにとってお風呂は大切?正しいお風呂との付き合い方

アトピーとお風呂1

アトピーにとってお風呂はとても大切です。

お風呂もアトピー改善の為の治療の一環だと思ってください。

お風呂に入ることで、皮膚に付いた汚れや垢、菌などを洗い流し皮膚を清潔に保ち、肌のターンオーバーを促進し、健康な肌を維持することができます。

しかし、お風呂により、アトピーが悪化してしまったり、入浴中の痒みや痛みに悩まされることがあります。

それは、入浴の仕方が間違っているのです。

アトピーを改善するためには、正しい入浴を知る必要があります。

今回はアトピーのための正しいお風呂の入り方についてご紹介します。

アトピーにお風呂はとっても大切!

冒頭でもお伝えしたとおり、アトピーにとってお風呂はとても大切です。

汚れや垢や菌を落とし清潔を保つだけでではなく、アトピーの改善に大切な発汗を流して

くれたり、アトピーの大敵である「ストレス」をお風呂のリラックス効果で癒してくれます。

アトピーにとってお風呂が不必要な場合も・・・

しかし、場合によっては、アトピーを悪化させてしまうことにつながるため、お風呂は控えたほうが良い事もあります。

それは

  • 患部のジュクジュクが酷いとき
  • 炎症がひどいとき
  • 深い傷口があるとき

このような症状が見られている場合は、アトピーの患部の炎症の悪化や傷口からの雑菌の侵入、膿む状態の悪化に繋がります。

お風呂は避け、症状が緩和してから入りましょう。

もし臭いが気になる、べたべたして気持ちが悪いというような場合は、2,3日に一度シャワーをサッと浴びるだけで留めましょう。

間違ったお風呂の入り方

上記のような症状が見られておらず、お風呂には入れるものの、アトピーにとって到底大切だとは言い難いほど、お風呂に入ると悪化する、お風呂に入ると痛みや痒みが増し、逆にストレスになっているという方は、お風呂の入り方を間違えています。

過剰な入浴

1日に何度も入浴をしてしまっているという場合、肌のバリア機能の破壊に繋がり、アトピーが悪化してしまったり、再発してしまいます。

擦り洗い

体や頭皮を洗う際、爪やスポンジやナイロンタオルを使用し、皮膚をゴシゴシこすり洗いしてしまうと、肌への刺激が強く悪化してしまいます。

アトピー肌はとても繊細で、擦った摩擦ですぐに皮膚が傷つき悪化してしまいます。

石鹸やボディーソープ・シャンプーの選び方に誤り

洗浄剤の選び方を誤ると、洗うことでアトピーが悪化してしまいます。

洗浄力の強いものやアレルギー成分が含まれているもの、アトピー悪化の原因となる成分が含まれているものを選び、使用してしまうと、お風呂に入るたびに悪化に繋がる刺激を肌に与えてしまっている事になります。

湯温度・時間

湯温度が高いと、肌の乾燥を助長してしまったり、肌に必要な潤いまでもを奪い、肌への刺激を与えてしまいます。

また入浴時間が長すぎることで、肌の水分が奪われ、乾燥を助長しています。

お風呂の水の塩素

お風呂で使用している水に含まれている塩素が肌に刺激を与え、痒みや痛みを悪化させてしまっていることがあります。

シャワーも湯船も使用する水の塩素を取り除く必要があります。

お風呂後のケアが行き届いていない

お風呂に入った後は、乾燥を防ぎ、肌のバリア機能を低下させないために、保湿を行いますが、その保湿が正しく行われていない場合もかゆみや悪化の原因となります。

また、使用する保湿剤自体の成分により刺激を受け、悪化してしまっている事もあります。

アトピーの為の正しいお風呂の入り方

ではここからはアトピーのための正しいお風呂の入り方をご紹介します。

上記で挙げた間違った入浴方法が改善出来ます。

お風呂は1日1回

お風呂は1日1回までです。

どうしても全身に汗をかいてしまったという場合は、サッとシャワーだけで流すのが1回と夜にしっかりとお風呂に入るのが1回というようにし、基本的には1日1回までです。

肌は優しく洗う

肌を洗う時、ナイロンタオルやスポンジは必要ありません。

石鹸」を良く泡立て手のひらに乗せ、手のひらや指の腹を使って、優しく擦らずに洗います。

皮膚が剥け落ちて来ていたり、カサカサしてたり、かさぶたが出来ていても、無理に剥がそうとせず洗ってください。

また、頭皮を洗うときも、爪を立てず、指の腹で洗いましょう。

さらに、使用する石鹸は成分や泡立ちに注意し、正しく選びましょう。

肌に優しい成分で、余計な成分が含まれず、泡立ちが良く肌に刺激を与えることなく洗えるものを選びます。

石鹸の洗い残しには注意し、十分に流します。

お風呂の温度・時間

お風呂の温度はシャワーも湯船も、38度前後のぬるま湯にします。

40度以上の高いお湯を使用してしまうと、入浴中の肌の痛みや痒みが増し、入浴後も肌が酷く乾燥し、アトピーは悪化してしまいます。

また、湯船に浸かる時間は10分から15分程度で、全身を洗い、湯船に入り、全部で20分程度にとどめてください。

お風呂の塩素を除去しよう

お風呂で使用する水に含まれている塩素はアトピーにとっての刺激となります。

湯船のお湯はビタミンC粉末や塩素除去剤、炭などを使用し除去することができます。

シャワー」はシャワーヘッドを変えることで除去できます。

塩素の含まれていない水でお風呂に入りましょう。

お風呂後の保湿ケア

お風呂後は水気をタオルで優しく拭きとったら、3分以内に保湿します。

お風呂上りは肌が柔らかく、水分が逃げやすい状態で、出来るだけ早く保湿をし、肌の潤いを閉じ込めてあげなければいけません。

浴室で保湿ケアをしてから出るのもよいですね。

また、ドライヤーにも注意してください。

正しく「ドライヤー」を使用しないと、頭皮の乾燥や、首や肩、顔などの周辺の乾燥にもつながります。

自然乾燥はアトピー悪化に繋がるため、乾かすことは大切ですが、正しくドライヤーを使用しましょう。

正しくお風呂に入っても痒い!!もしかして・・・

アトピーの状態もお風呂に入れるくらいの症状で、正しく入浴しているのに、お風呂に入ると痒みが酷くなる!!という場合、汗腺機能が低下し、上手く汗をかけていないことが考えられます。

発汗できないため痒みが増すだけではなく、毛穴に汚れや汗が詰まり、それをエサとする菌の増殖による影響を受け、アトピーが悪化してしまうこともあります。

汗腺機能を高めるためには低温サウナを活用したり、お風呂での発汗をより促す塩風呂もおすすめです。

入浴剤の使用も功を奏する!!

お風呂での「入浴剤」の使用もアトピーに良い効果を与えてくれますよ。

もちろん成分や効能などには注意し選ぶ必要がありますが、乾燥しやすいお風呂で入浴剤を使用する事により、全身の保湿ができ、肌のバリア機能の低下をより防ぐことができます。

入浴後の保湿ケアは怠れませんが、入浴中もたっぷりと肌の保湿することが出来るのでおすすめです。

まとめ

  • アトピーにとってお風呂は必要項目!
  • 患部のジュクジュク・深い傷口など状態が酷い場合は入らない
  • アトピーの痒みや炎症を悪化させているのはお風呂の入り方が間違っている

正しくお風呂に入ることで、アトピーに良い効果を与える アトピー改善のために、お風呂は大きな要となります。但し入り方を間違えると、大きな敵と化してしまうため、正しいお風呂の入り方をマスタ-しましょう!

お風呂と上手く付き合い活用することで、大きな味方となってくれます。