アトピーコラム

アトピーと鼻炎は併発しやすい!鼻炎を改善するためのケア方法

アトピーと鼻炎1

アトピーの方の約40%は花粉によるアレルギー性鼻炎に悩んでいます。

また、花粉だけに限らず、季節性アレルギー鼻炎や通年性アレルギー鼻炎などに悩まされているのです。

アトピーの痒みや痛みなどに加え、鼻炎による鼻水や鼻詰まりによる集中力の低下やストレスを感じたり不眠になってしまったりと、アトピーの原因を招いたり、精神的にもやられてしまいます。

更に鼻炎が慢性化し、副鼻腔炎を招いてしまう事もあると鼻炎は最悪です。

アトピーの方は鼻炎を併発しやすいのです。

何故併発しやすいのかを知り、対策していきましょう。

アトピーと鼻炎に関係している原因があった!!

アトピーと鼻炎を招いている原因として、慢性上咽頭炎というものが挙げられます。

この慢性上咽頭炎が根本的に鼻炎やアトピーを引き起こしていることが多いのです。

慢性上咽頭炎って?なぜアトピーや鼻炎に?

慢性上咽頭炎とは、鼻の奥にある上咽頭という部分に、病原菌の微生物が溜まり、慢性的な炎症が起こってしまうものです。

症状としては、鼻水や鼻詰まり、頭痛などが引き起こり、急性上咽頭炎と言うものが普段風邪と呼ばれている実態です。

風邪が慢性化しているような状態が慢性上咽頭炎なのです。

急性上咽頭炎の場合は、免疫力により完治します。

しかし、免疫機能が正常に働いていない事により、慢性化してしまうのです。

上咽頭の炎症が慢性化すると、そこからアトピーや鼻炎などのアレルギー症状が起こるようになってしまいます。

上咽頭は微生物やウイルスなどが付着しやすい部分で、炎症が長引き慢性化しやすく、慢性化した結果アトピーや鼻炎が引き起こされてしまうのです。

アトピーと併発しやすい鼻炎を治すためには?

では鼻炎を治すためにはどうしたら良いのかについてです。

受診→治療

まずは鼻炎を治すために、耳鼻科に受診しましょう。

耳鼻科にてアトピー疾患もあるという事を伝えると、アレルゲンの検査を行ってくれるはずです。

もし行われなかった場合はアレルギー検査を依頼しましょう。

アレルギー検査にて、原因となるアレルゲンが特定できるため、原因物質を避ける生活を始めます。

また、鼻水や鼻詰まりを軽減するために、鼻の中を吸引してもらったのち、鼻に薬を入れるための吸入を行います。

鼻水が酷い場合は抗ヒスタミンが処方されたり、鼻詰まりを軽減するための点鼻薬が処方されることもあります。

医師の指導に基づき、しっかりと使用し改善しましょう。

鼻炎を治すレーザーはおすすめしません。

鼻炎を治すために、専用の器具を使用し、鼻の粘膜をレーザーにて焼灼する方法があります。

しかし、レーザーにて治療を行ったとしても鼻炎の完治には至りません。

対処療法なのです。

焼灼した粘膜が再生するまでの間は、鼻炎の症状は治まります。

ただし、粘膜が再生すれば、また鼻炎の症状が襲ってきます。

保険が効くため、何度も同じようにレ―ザー治療をおこない、粘膜が再生するまで楽なら良いという方は行っても良いでしょう。

根本的解決にはなりませんので注意してください。

鼻うがいで鼻炎の完治!!

鼻炎を治す治療法として、Bスポット治療というものがあるのです。

上咽頭に鼻又は口から細い綿棒を入れ、綿棒の先に染み込ませている塩化亜鉛を塗ることで、上咽頭の炎症が抑えられ、何度か行うことで、鼻炎が完治するという治療法です。

上咽頭に炎症が起こっている場合、痛みや出血が伴いますが、鼻炎が解消される治療法なのです。

しかし、この治療法は限られた耳鼻科でしか行われていません。

標準治療ではないのです。

自分で行うのは限りなく不可能に等しいのです。

そこでBスポット治療と同じような効果があり、自宅で自分で出来る治療が鼻うがいです。

鼻うがいを行い、上咽頭を洗浄することで、ウイルスや微生物による炎症を食い止め、慢性上咽頭炎の解消、鼻炎の完治を手に入れられる方法なのです。

鼻うがいの方法

大きめのボールに水1L当たり、9グラムの塩を入れます。

これが生理食塩水となり、上咽頭を洗浄してくれます。

注意点としては、鼻の粘膜にとって水道水に含まれている塩素は刺激となります。

使用する水はミネラルウォーターや精製水、蒸留水などを使用しましょう。

また、水の温度はひと肌くらいにしておくと、鼻うがいをした時の刺激はが少なく楽に行えるのでおすすめです。

ボールに入った生理食塩水を、片方の鼻を指でふさぎ、片方の鼻から勢いよく吸い込みます。

吸い込んだ水を鼻の奥から喉へと流し、口から吐き出します。

この時、上手く吐き出すために、エーなどと声を出すようにすると、上手く口から水が出てくれます。

その後もう片方の鼻も同じように行います。

最後に頭を下に下げ、鼻を軽くかむと、しっかりと残った水も出ます。

この時、注意点としては、前を向いたまま鼻をかむと、耳の奥へと水が流れ、中耳炎の原因となるため、必ず前かがみになり頭を下に下げた状態でかみましょう。

勢いよく吸い込み、口からだすことで、上咽頭がしっかりと洗浄されます。

毎日片鼻1Lずつの鼻うがいを続けることで、鼻炎が解消されます。

さらに鼻うがいは鼻炎だけではなく、鼻炎の悪化により起こった副鼻腔炎などにも効果があるのでおすすめです。

まとめ

  • アトピーと鼻炎は併発しやすい
  • アトピーと鼻炎の原因は慢性上咽頭炎
  • 耳鼻科でのアレルゲンを特定し避ける
  • 鼻の粘膜を焼灼する方法もあるが効果は一時的
  • 鼻うがいをセルフケアとして行うことで、鼻炎が解消される

鼻炎は鼻うがいで解消し、アトピーの「再発」予防にも効果があります。

鼻炎には鼻うがい、アトピーに対しては鼻うがいだけではなく、そのほかのケアも大切ですね。

鼻炎やアトピーに影響を及ぼしているアレルゲンは徹底的に避けましょう。