アトピーで滲出液が止まらない!止める?出し切る?正しい対処法は!?

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アトピーの症状のひとつに滲出液がありますよね。リンパ液や汁と呼ばれることもあります。

炎症部分やかき壊したところから汁が出てきて、ベタベタしたり痛かったり。滲出液が何週間も止まらず、困っている人も多いと思います。

私も、滲出液には悩まされました。あのベトベト感がすごく嫌だったし、強い赤みに伴うヒリヒリした痛みは、思い出すだけでも背中がゾクゾクします。

そして、当時の私は、滲出液はそのままにするべきなのか、抑えるべきなのかなど、対処法もイマイチ分かっていませんでした。

滲出液が止まらない時の対処法を分かっていれば、もっと早くアトピーの炎症も、その時改善できたのではないか?と、今は思います。

そこで、滲出液とは何なのかを掘り下げながら、その対処法についてもまとめました。

皮膚の回復のためには滲出液が必要!?

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滲出液はアトピーの症状の中でも、精神的にも身体的にもかなりつらい症状のひとつじゃないかな、と思います。私も、すごく悩まされた時期があります。

ひじの裏のかき壊しから滲出液が出てしまったり、お腹は広範囲にただれたような真っ赤な傷ができて、その表面に滲出液が滲み出ていたり。

頭皮の傷から滲出液が出ていた時は、滲出液のせいで髪がバリバリに固まっていました。しかも、滲出液が出ているところって、ヒリヒリした痛みがあるんですよね。

その痛みがまたつらくて、シャワーを当てたりしたら思わず声をあげてしまうくらいの、耐えがたい痛みです。

なので、滲出液が出ていると、ものすごく傷が悪化しているような気分になっていたんです。でも、実際にはその逆で、滲出液は傷を治すために出ているんです!

1.滲出液はアトピーだけの症状じゃありません

滲出液はアトピー特有の症状ってわけではないんです。例えば転んで足を擦りむいた時、傷口がじゅくじゅくしていますよね。それも滲出液です。

じゅくじゅくが乾くと、かさぶたになって皮膚が元に戻っていく。でも、途中でかさぶたを剥がしてしまうと、またじゅくじゅくしてしまう。

アトピーの滲出液も、それとまったく同じことなんです。傷から滲出液が出るのは、体の正常な反応なんですよ!

2.やっかいだけど重要な役割をもつ滲出液

今は、ケガをして傷ができたり火傷をした時に、滲出液を乾燥させないような絆創膏を貼ったりしますよね。キズパワーパッドなんかもそうですね。

滲出液を使って傷を治すんです!それくらい滲出液って優秀で、次のような働きをしてくれます。

  • 紫外線など外の刺激から皮膚を保護してくれる
  • 菌などの感染を防いでくれる
  • 皮膚の修復をしてくれる

こうしてみると、とても大事な役割を持っていることが分かりますよね。

滲出液が止まらないのは確かにつらいんです。でも、傷を治すためには、なくてはならないのが滲出液なんです。

脱ステ中とかき壊しの滲出液の違いとは!?

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大事な役割を持つ滲出液ですが、アトピーの場合2種類の滲出液があるんです。それは、脱ステ中に出る滲出液と、かき壊しによる滲出液です。

ステロイドの治療をやめると、今までステロイドで抑えていた症状がいっきに噴き出してくるんですよね。その炎症を治すために、滲出液もどんどん出てきてしまいます。

脱ステ中の方にとっては、一番つらい時期かもしれません。そして、脱ステ中に出る滲出液は黄色、かき壊しで出ている滲出液は透明だと言われています。

注意しておきたいのが、黄色っぽい滲出液は黄色ブドウ球菌などが増殖している可能性があるということです。少しでも様子がおかしいかな?と思ったら病院で見てもらいましょう。

臭いのある滲出液は○○の可能性あり!

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滲出液に悩まされていた当時の私は、滲出液が優秀な存在だとは知りませんでした。でも、それを知っていたとしても、「だから何!?」と言っていたかもしれません。

それくらい、滲出液が止まらない日々はつらい、ということです・・・。どんなに優秀でも、当事者にとってはかなりのストレスです。

見た目も悪いし、泣きたいほど痛いし、お風呂なんて地獄です!服も布団も汚れますしね。滲出液が下着や服にはりついた時なんて最悪ですよね。

そーっと、少しずつ剥がすけど、あれもまた地味に痛くて切ないんです。

そんな毎日を過ごしていると、ストレスとか通り越して、そのうち疲れきってしまったり、悲しくなってしまうんです。

「滲出液が出てるおかげで傷があっても快適に過ごせます!」とかならありがたいですけど、苦痛はしっかり伴うわけですから・・・それが長く続けば卑屈になる日だってあります。

そんな風に、生活するにはとてもやっかいな滲出液ですが、滲出液が臭う場合があるみたいです。私はあまり臭いが気になったことはありませんでした。

1.臭いがある滲出液は注意が必要!

本来は、滲出液から臭いがすることはあまりないらしいです。臭いがある場合は、なんらかの菌に感染している可能性もあります。

先ほど説明した、脱ステ中の黄色い滲出液もそうなんですが、菌が増殖している場合の滲出液はやはり黄色っぽくなっていたり、粘り気があったりするみたいです。

そうなると、抗生物質による治療が必要になりますので、早めの受診をおすすめします!

滲出液は止める!?出し切る!?

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滲出液が止まるまでの期間は人によって様々です。

私はわりと早く治る方だったと思いますが、せっかくかさぶたになりかけていたのが剥がれて、また滲出液が出てしまうというのを、繰り返していました。

あとは、関節にできている傷口が、うっかり腕を思いきり伸ばした瞬間にパカっと開いてしまったり。

これって、同じ経験してる人、結構いるんじゃないでしょうか。再度開いた傷口からは、血と滲出液がまた出てきますよね・・・。

1.滲出液が止まらない場合はどう対処するべきか

滲出液は、出し切った方がいい!とか、止める方がいい!とか、色んな意見があるんですね。

私は、傷口から溢れて垂れてくるような滲出液はティッシュで拭き取っていました。でも、お腹のただれた傷に滲んでいる滲出液は、触れると痛いのが嫌で放置してました。

実際何が正しいかと言えば、そこはお医者さんの治療方針によるのかな、と思います。ただ確実に言えるのは、こすって拭き取ったり、滲出液を無理やり出すような行為はNGです!

あの激痛を恐れず、そんなことをする人がいるのかは疑問ですが・・・それは皮膚に傷をつけることになるので、やめましょう。

流れてくる滲出液は、ティッシュやガーゼでそっと拭き取りましょう。

2.アトピーの滲出液は治療が必要

私なりに調べて分かったことは、滲出液は止めるのでもなく、出し切るのでもない、ということです。

先ほど話した潤湿療法なんかもありますが、それは滲出液がなかなか止まらないアトピーには例外的なことかもしれません。

というのも、アトピーの滲出液はケガとは違って繰り返しますよね。脱ステ中の炎症なんかは長引くこともあります。

放っておけば菌にも感染しやすくなりますし、自己判断はせずに、病院に相談するのがいちばんですね。

滲出液が止まらない場合はしっかり治療を受けましょう

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滲出液が止まらない場合の治療は、亜鉛華軟膏を使います。亜鉛華軟膏は滲出液を吸収する作用があります。

同時に炎症を抑えていく必要もあるので、ステロイドを塗ってから亜鉛華軟膏を重ねぬりすることが多いみたいです。

私もお腹の痛みのひどい傷は、その方法で治療してました。薬の後にはちょっと大げさなガーゼも貼ってもらってましたよ!

滲出液が出ている時って、皮膚が乾燥して突っ張っている感じがありますよね。薬を塗ると、突っ張り感が消えてすごく感覚的に楽になっていました。

ちなみに、亜鉛華軟膏は皮膚を乾燥させてしまうらしいです。なので、滲出液が止まればすぐに使用をやめて、今度は保湿にうつります。

でも、これはあくまでも滲出液が止まらない時の治療です。根本的に治していくには、やっぱり炎症そのものを抑えていくということになります。

まとめ

  • 滲出液は傷が悪化しているのではなく、傷を治すための体の正常な反応です。
  • 脱ステ中の滲出液は黄色、かき壊しによる滲出液は透明と言われています。
  • 黄色っぽくて臭いのある滲出液は菌が増殖している可能性あり!
  • 長引く滲出液には亜鉛華軟膏を使った治療が有効です。

何度も言いますが、滲出液の止まらない時期は本当につらいです!でも、滲出液自体は悪者ではありません。

ここをのりきれば、回復したきれいな肌を取り戻せるかもしれません。ストレスをため過ぎないように、薬などに頼りながら、うまくのりきりましょう。

そして、症状の程度や感じ方は人それぞれです。自己判断は症状の悪化につながることもあり得ますので、必ずお医者様に相談することをおすすめします。

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