アトピーによりボロボロな皮膚、赤みも帯びていて、酷い時には掻き傷が出来ていることもあります。
外出しようものなら、すっぴんでは恥ずかしくて出られないという悩み・・・。
隠そうとして行っていることが、実は更に酷い状態へと導いてしまっていることがあるのです。
アトピー肌でもダメージを与えずに使用でき、綺麗にメイクをすることが出来る方法をご紹介します。
すると、いつもよりもメイクも綺麗にできるようになり、肌の状態もどんどん改善され、アトピー肌とは思えないと言われるくらいまで、改善することが出来ます。
Contents
ファンデーションの成分を見直して!!

まずは自分が使用しているファンデーションの成分を見直すところから始めます。。
毎日肌に刺激となる成分を塗っているだなんて恐ろしいですよね。
ファンデーションに含まれる悪化因子
実はファンデーションの中には、アトピーへの刺激となる悪化因子がたくさん含まれているものが多いのです。
肌に直接塗るものだから、肌に優しく作ってくれているだろうと思い込んでいた私はバカでした。
値段が比較的高いファンデーションなら安心かと思いきや、そうでもありませんでしたので要注意です・・・。
金属の接触による刺激
アトピーの症状が金属との接触がきっかけとなり炎症が起こってしまうことがあります。ファンデーションには金属は含まれていないのでは?と思ってしまいますが、実は含まれています。ファンデーションの肌色を出すために、酸化鉄やチタンという鉱物が使用されているのです。
パラベン
パラベンもファンデーションに良く含まれているのですが、防腐剤として配合されている成分です。菌が繁殖しないようにと配合されているのですが、この成分は肌にとっては刺激となる成分となります。
アルコール
エタノールやベンジンアルコールなどというアルコール類が含まれている事もあります。アルコール類は蒸発しやすく、肌の水分までもを一緒に逃がしてしまいます。肌が乾燥してしまうと、メイクも粉吹き肌になってしまいますし、結果的にアトピーも悪化してしまいます。
界面活性剤
ファンデーションの中でもリキッドタイプのものやクリームタイプのものは、粉を水分と油分と混ぜ合わせるために界面活性剤が使用されていることがほとんどです。界面活性剤も肌への刺激が強く、アトピーの悪化に繋がります。
ファンデーションを選ぶ時は
シンプルな成分のもの
悪化因子を避け、シンプルな成分、天然成分、オーガニック系などのシンプルな成分で作られているファンデーションを選びましょう。
ナノ化されていないものを
ファンデーションは肌に入り、落ちにくくするため、きめ細やかに魅せるためという計らいで、ナノ化という粒子を小さくしてくれている場合があるのです。
しかし、ナノ化されていると、毛穴にファンデーションが詰まりやすくなってしまい、アトピー悪化の原因となったり、どうしても避けられない悪化因子が毛穴に入りより強い刺激を肌に与えたりという原因となります。
ナノ化されていないものを選んだほうが、肌へのダメージは少なくファンデーションを使用出来るのです。
ミネラルファンデーションを選ぶ
成分がシンプルで悪化因子が含まれていないファンデーションは結論的に、ミネラルファンデーションとなります。
肌に刺激となるファンデーションがミネラル成分がコーティングされている事により、肌へのダメージ無く使用できるのです。
アトピーへのファンデーション!ミネラルに騙されないで

アトピー肌へのメイクに使用するファンデーションはミネラルファンデーションが最適です。
ところが、ミネラル成分をどのくらい配合していたとしても、ミネラルファンデーションと名乗ることはできてしまうのです。
たった1%のミネラルが配合されていたとしても、それはミネラルファンデーションです。
ミネラルの含有量、ミネラル以外の成分が肌に刺激となる成分ではないかということを確認してから、ミネラルファンデーションを選ぶ必要がありますね。
アトピー肌に良いファンデーションのタイプは?
ファンデーションには、液体状のリキッドファンデーションと粉状のパウダーファンデーションがありますよね。
アトピー肌の場合、肌のゴワゴワ感や赤みはリキッドファンデーションのほうが隠せるなと思い、私はリキッドファンデーションを使用していました。
ところが・・・
リキッドファンデーションの落とし穴
リキッドファンデーションには落とし穴があったのです。
ファンデーションのタイプの中で、一番カバー力があるのはリキッドファンデーションなのです。
しかし、リキッドタイプにする段階で、粉上のファンデーションを水と油分と混ぜ合わせ、水と油分が分離してしまうのを防ぐために、界面活性剤が必要不可欠となってしまうのです。
界面活性剤は肌への刺激となり、アトピーを悪化させてしまいますよね。
また、水分が含まれているため、微生物や雑菌が繁殖しやすく、防腐剤も必要不可欠となるのです。
防腐剤も肌への刺激となる成分です。
アトピー肌に使用すべきファンデーションはパウダータイプがおすすめのなのです。
しかしそれじゃアトピー肌を隠せないのでは?と思いますよね。
大丈夫です。
正しい方法でメイクをすれば、隠すことが出来ますよ。
アトピー肌は下地とパウダーファンデーションで完璧!
ではパウダーファンデーションでメイクを上手にする方法です。
今まで塗りたくっていた私にとって、このメイク方法は薄すぎてこれで大丈夫なのかなと不安になりましたが、このうすメイク、綺麗に見えるだけではなく、肌の状態の回復にも繋がるので、本当におすすめします。
下地の選び方
パウダーファンデーションをサッと塗るだけで綺麗な肌に魅せるためには、下地で肌を整えることがポイントとなります。ここでどれだけ肌をカバーできるかで、仕上がりが決まると言っても過言ではありません。
下地を選ぶ時もまずは成分に注意し、肌に刺激のないものを選びます。そして、アトピーによる肌の赤みを隠すためには、グリーン系、ブルー系の下地を選び、カラーコントロールします。
メイク方法
下地を塗るときは、隠さなけばと厚塗りしてしまいがちですが、厚塗りするとより肌のボコボコ感が目立ちます。薄く均一に伸ばすように塗り広げます。最後にパウダーファンデーションを薄くのせたら完成です。
これだけで本当に隠せるの?と思いますが、隠せています。
しかも、厚塗りのリキッドファンデーションが崩れてしまったときよりも本当にマシです。うす塗りで、下地とパウダーファンデーションだと、崩れもさほど酷くありません。
落としやすいファンデーションと正しい落とし方

ファンデーションの成分に気を付けて選んでも、ファンデーションを落とす時に、強い力をかけないと、落とせないというものを使用してしまうと、落とす時の摩擦や負担により、肌の潤いを保つために必要なものまで一緒に落としてしまったり、アトピー肌に刺激を与え、悪化させてしまう原因となります。
油性のファンデーションは落としにくいため、水性で洗顔料やお湯でオフできる落としやすいものを選びましょう。
優しく洗うだけで落ちるというファンデーションを選ぶことで、アトピーの悪化を防ぐことが出来ます。
アトピーにおすすめファンデーション5選
最後に、アトピー肌の私が実際に使用してみて、問題なく使用できたおすすめのファンデーションをご紹介していきます。
1位 エトヴォス マットスムースミネラルファンデーション
天然由来成分でできたミネラルファンデーションです。火傷や手術を行った人でも使用できるように作られたほど肌に刺激を与えないものです。
防腐剤や香料、合成着色料タルク等一切使用されていません。
2位 アクセーヌ クリーミィファンデーション
パウダーファンデーションですが、クリーミーな使い心地と仕上がりになります。無香料でアルコールなどの刺激となる成分が含まれていません。
アレルギー反応も起こりにくいというノンコメドジェニックテスト済みで安心ですし、色素が肌に触れない為の技術が採用されているため肌に優しいファンデーションです。
更に保湿力の高いジメチコンという成分も配合されています。
3位 ちふれ モイスチャーパウダーファンデーション
しっとりとしていて柔らかいパウダーですが、潤いオイルも配合されているため、パサつかず、潤いを与えてくれます。また、赤みもしっかりとカバーしてくれます。
4位 キャンメイク ブレスドナチュラルファンデーション
こちらもプチプラですがアトピーでも安心して使用できます。肌に刺激を与える、好物油、防腐剤、タール系色素などが配合されていません。
石油系化学成分は一切使用されていない為肌に優しいファンデーションとなっています。
香りはラベンダーの良い香りがしますが、香料などは使用されておらず、天然成分ラベンダー油などが使用されています。
5位 セザンヌ UVファンデーションEXプレミアム
プチプラですがアトピー肌にも使用できるファンデーションです。肌に刺激を与える鉱物油、アルコール類などは使用されていません。
また粉タイプではあるものの、水に溶かして使用すればリキッドファンデーションにもなるという両用タイプのファンデーションです。
肌を保湿するための水溶性コラーゲンも配合されおり、乾燥を防ぐためのスクワランも配合されています。
どちらもアトピー肌でも刺激を受けない肌に優しい成分ですし、付け心地もべたつきません。
まとめ
アトピー肌を隠すことに専念しすぎて、アトピーを根本的に改善するということを忘れてはいけませんよね。
アトピーを更に悪化させてしまい、より肌の酷い状態に悩まなければいけなくなってしまいます。
私は肌に負担をかけず、アトピーを悪化させずに使用できるファンデーションに変えることで、アトピーの悪化を止め、徐々にアトピーによる症状が軽減していきます。
下地とパウダーファンデーションだけなのに、周囲の人に肌綺麗だね、ファンデーション何使ってるの?などと聞かれるようにまで改善します。
ファンデーションがアトピーを悪化させる原因となっていたのだと痛感しますよ。
ファンデーションを変えるだけで、アトピーを食い止められ、メイクも綺麗にできるようになる。
メイク自体は今までよりも格段に時短で簡単になるのにです。
自分の使用するファンデーションを再確認し、アトピーを悪化させずに綺麗にメイクできるファンデーションに変えましょう!!
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