脂漏性皮膚炎・頭皮の症状や対策

頭皮のかさぶたは脂漏性皮膚炎が原因?!正しい対処法は?剥がすべき?

脂漏性皮膚炎と頭皮とかさぶた1

脂漏性皮膚炎になると、かさぶたが頭皮に出来てしまうことがあります。

頭皮のかさぶたは見た目もボロボロで汚く見え、かさぶたの剥がれ落ちによりフケのように落ちて来てしまいます。

しかし、このかさぶたつい剥がしたくなってしまいますし、剥がすと一時的には見た目が増しになったように見えるのですが、剥がしてしまったり、間違った対処法を行うことで、より悪化し、脂漏性皮膚炎の長期化やかさぶたがより酷くなってしまいます。

そこで今回は、脂漏性皮膚炎により頭皮にかさぶたが出来てしまったときの正しい対処法をご紹介します。

これでかさぶたもしっかりとなくなり、綺麗な頭皮を取戻し、脂漏性皮膚炎完治に行きつきますよ。

脂漏性皮膚炎による頭皮のかさぶた

頭皮の常在菌の1種マラセチア菌が増殖し、脂漏性皮膚炎が引き起こると、べたついたフケやカサついたフケが落ちてきたり、頭皮があぶらっぽくベタベタします。

この時、頭皮には、フケがかさぶた状になり、覆います。

かさぶたで覆われた頭皮はかゆみが発症してしまう事もあり、頭皮を掻き毟ってしまうと、よりかさぶたは増えてしまいます。

セルフケアだけでは改善は難しく、放置していても悪化してしまうため、正しい治療とケアが必要です。

脂漏性皮膚炎による頭皮のかさぶたを改善するための治療

脂漏性皮膚炎による頭皮のかさぶたが見られたら、まずは皮膚科への受診が必要です。

マラセチア菌の抑制

頭皮の脂漏性皮膚炎を引き起こす原因となるマラセチア菌の増殖を食い止め、炎症を抑制するためには、皮膚科の薬が必要となります。

増殖したマラセチア菌を減らそうとセルフケアを行っても、なかなか難しく、マラセチア菌の増殖を抑制することが出来ず悪化してしまいやすいのです。

まずは一度薬の力を借り、出来るだけ早く菌の増殖を止め、炎症を鎮めましょう

マラセチア菌増殖を食い止めるためには抗真菌薬、炎症を抑えるためのステロイドが処方されます。

この2つの成分が融合しているリンデロンという薬が処方されることもありますよ。

更に、かゆみが酷い場合は、頭皮のかさぶたを悪化させないためにも、抗ヒスタミン薬などかゆみを抑制するための薬についても相談し処方してもらうと良いです。

似た病気に注意

病院に行くべき理由は治療を受ける以外にもあります。

実は頭皮にかさぶたが起こる原因は、脂漏性皮膚炎に限らないのです。

他にも皮脂欠乏性皮膚炎や乾癬、頭皮白癬、接触性皮膚炎やアトピー性皮膚炎などという原因により、頭皮にかさぶたが出来ることがあります。

そこでそれぞれに対し正しい治療やケアを行わないと、症状が悪化したり、再発を繰り返したりという原因になるため、まずは皮膚科に受診し、原因を特定することが大切です。

脂漏性皮膚炎による頭皮のかさぶたを改善するケアは?

頭皮に起こる脂漏性皮膚炎によるかさぶたを改善するために行うべきセルフケア方法についてです。

薬が処方されてから始めましょう。

シャンプーを正しく選ぶ

脂漏性皮膚炎の頭皮のかさぶたを改善し予防するためには、正しくシャンプーを選びましょう。

脂漏性皮膚炎は、頭皮のマラセチア菌をいかに繁殖させないかが大切です。

そこでシャンプーは抗真菌成分が配合されているものを選びましょう。

また、抗炎症作用のあるシャンプーもおすすめです。

但し、炎症を引き起こしかさぶたが出来ている頭皮はとてもデリケートです。

頭皮に刺激を与えないように、成分に注意し、低刺激なシャンプーを選びましょう。

シャンプーを正しく行う

シャンプーを正しく選ぶだけではなく、シャンプーの使用方法も正しく行う必要があります。

シャンプーの使用方法を誤ると、頭皮が乾燥してしまい、乾燥を補おうとマラセチア菌増殖のエサとなる皮脂が過剰に分泌してしまいます。

頭皮に必要な皮脂や潤い成分は洗い流さず、過剰な皮脂と汚れを落とし清潔を保つための正しいシャンプーが大切です。

シャンプーを行うのは1日1回までにします。

頭皮の清潔を保つためにと何度も洗ってしまうと、乾燥の原因、頭皮への刺激を耐えすぎてしまいます。

また、シャンプーを使用する前に、ブラッシングを行い、取れる分の汚れを取り除き、髪の絡まりもなくして置き、出来るだけ刺激を与えずに洗髪できる準備をします。

その後38度程度のぬるま湯で湯洗いします。湯洗いで約8割の汚れが落ち、シャンプーによる刺激を最低限でしっかりと清潔にするために必要です。

シャンプーは良く泡立て、指の腹を使用し優しく荒います。爪は立てないでください

最後に洗い残しの無いように「シャンプー」をしっかりと洗い流せば完了です。

この時も湯温度は約38度程度のぬるま湯で行いましょう。

高温での洗髪は頭皮を乾燥させてしまいます。

ドライヤーを使用する

頭皮の脂漏性皮膚炎のかさぶたを直し、脂漏性皮膚炎の完治の為には、ドライヤーをかならず使用しましょう。

洗髪後、髪が濡れた状態で過ごし、自然乾燥にしてしまうと、頭皮はカビ菌の1種であるマラセチア菌が繁殖しやすい絶好の環境となってしまい、悪化します。

しっかりと「髪を乾かす」ことが大切です。

但し、頭皮をひどく乾燥させないために、ドライヤ-を行う前にタオルドライを行い、出来るだけドライヤーをかける時間を短縮させます。

ドライヤーは20㎝以上離した距離からかけ、一点に集中しないようにこまめに動かしながら乾かします。

保湿ケア

頭皮の乾燥を防ぎ、十分な潤いを与えることが大切です。

そこで脂漏性皮膚炎により頭皮にかさぶたが出来たら、頭皮も「保湿」ケアを行います。

頭皮用の保湿剤やローションタイプの保湿剤などを使用することで、髪の毛があっても頭皮を保湿することができます。

食生活の改善を

脂漏性皮膚炎により頭皮にかさぶたが出来たということは、頭皮の皮脂の分泌量が過剰です。

そこで皮脂の過剰分泌を正常化するためにも、食生活の改善が必要です。

糖質」や油っぽいものを食べ過ぎると、皮脂の分泌量が増えてしまいます。

またアルコールや辛い物も同様に皮脂の分泌量が高まります。

甘い物や油っぽいものを避け、和食中心の食事を心がけましょう。

また皮脂の分泌量をコントロールしてくれるビタミンB群の摂取もおすすめです。

生活習慣の乱れを改善

生活リズムの崩れや睡眠不足なども、皮脂の分泌量を異常にしたり、頭皮環境が乱れる原因となります。

規則正しい生活リズムや十分な睡眠をとることは、頭皮の脂漏性皮膚炎を早く治し、再発を防ぐために大切です。

患部に触れるものを清潔に

寝具やブラッシングを行うブラシ、帽子などは清潔を保ちましょう。

頭皮にかさぶたが起こるくらい脂漏性皮膚炎が悪化しているという事は、頭皮の状態はとても弱ってしまっています。

頭皮に刺激を受けやすい状態なので、不清潔なものが触れることで、より症状が悪化してしまいます。

清潔を保ち、頭皮への刺激を軽減しましょう。

脂漏性皮膚炎による頭皮のかさぶたは剥がすべき?

脂漏性皮膚炎による頭皮のかさぶたは剥がしてはいけません

かゆみがあっても掻いてしまうとかさぶたが剥がれてしまうので掻かないことが一番です。

かさぶたは自然に剥がれてくるまで待ちます。

かさぶたの下では、新たな皮膚の再生が行われているため、剥がしてしまうと未熟な皮膚がむき出しとなり、弱い未熟な肌は菌の刺激を受け、脂漏性皮膚炎が再発してしまいます。

また剥がすことで頭皮のターンオーバーが早まり、よりフケのように皮膚が次々と剥がれ落ちて来てしまう原因となります。

頭皮に出来たかさぶたは剥がさず、シャンプーをするときや保湿ケアをするときもあまり強く擦らずに自然に剥がれてくるのを待ちましょう。

まとめ

脂漏性皮膚炎により頭皮にかさぶたが見られたら、まずは皮膚科に受診し、脂漏性皮膚炎が原因であるという事を特定し、薬でマラセチア菌の増殖と炎症を食い止めてください。

その後はセルフケアが大切です。

正しく清潔を保ち、保湿をし、「フケ」は剥がさず剥がれてくるまで待ちましょう。

正しいケアを続けることで、頭皮のかさぶたが綺麗になおり、脂漏性皮膚炎も慢性化することなく完治します。