その赤いポツポツは乳児湿疹?あせも?2つの違いと予防法とは?

眠る赤ちゃん

この湿疹って乳児湿疹なの?あせも?と悩みますよね。

乳児湿疹という肌トラブルがあるのではなく、赤ちゃんに出来る湿疹の通称が乳児湿疹なのです。

汗疹も乳児湿疹の1つです。

その乳児湿疹の1つである汗疹には汗疹の正しいケアが必要です。

汗疹の特徴と汗疹のケア方法をご紹介しますね。

汗疹の特徴

夏の日差し

汗疹の特徴としては、新生児期から生後2カ月くらいまでのねんね期に起こりやすいです。

首回り背中等、寝ている時間が長いため、蒸れやすく汗疹が出来てしまうのです。

また汗疹は痒みを伴うため、赤ちゃんが一生懸命上手く掻けない状態で掻くと、力の加減が出来ず、傷ができ、その傷から黄色ブドウ球菌という菌に感染してしまうと、より炎症は悪化し、膿が出たり、とびひのような状態まで悪化してしまう事もあります。

汗疹の原因は?

汗腺の数

赤ちゃんは体が小さく表面積が大人よりも小さいのにも関わらず、大人とほとんど同じ数の汗腺が存在しています。そのため小さな表面積に汗腺が集中した状態であり、汗による影響を受け汗疹となります。

汗腺の未発達

汗腺が未発達であるため、詰まってしまったり、分泌量の調節が効かず、自律神経も未発達で汗を買いやすい状態です。

汚れが付きやすい

汗をかくと汚れが付きやすくなります。子供の場合はより汗をかきやすいばかりではなく、元気に遊び汚れやすいですね。汚れによる影響がおよび、湿疹が出ます。

乳児湿疹との違い

乳児湿疹との違いとしては、他の乳児湿疹と見た目は変わらず見分けがつきません。

しかし、他の乳児湿疹は顔や体全体に出ることがありますが、汗疹は首や背中等汗を良くかき、蒸れやすいところにだけ出るということが唯一の違いとなります。

注意!あせもに似た病気も・・・

あせもに似た症状であるものの、違う病気であり早期治療が必要なものもあるので注意が必要です。

コリン性蕁麻疹

コリン性蕁麻疹というもので、お風呂上りなどに湿疹が見られます。一時的体が温まり、汗をかき、汗の刺激で蕁麻疹が出ます。体が冷えてくると共に、湿疹がおさまります。

かゆみは強くなく、すぐに消えるので、治療は特に必要ありません。

突発性湿疹

生後6ヶ月頃を過ぎると、ママから貰っていた免疫力が低下してくるため、突発性湿疹という病気になります。熱が高く上がり熱が下がると湿疹がプツプツと出てきます。

湿疹が出たときには既に熱も下がり自然に湿疹が治るのを待つだけなので治療は必要ありませんが、かゆみが酷そうな時などは痒みを抑える薬を処方してもらえるので受診しましょう。

アトピー性皮膚炎

汗疹だと思っていたのに、なかなか湿疹がなおらない、2ヶ月以上続く、かゆみが酷そう広範囲に広がってくるという場合は、「アトピー性皮膚炎」の可能性があります。

病院へ受診し早期治療に取り掛かることで、悪化や慢性化を防げます。

アレルギー性皮膚炎

決まってママの食事の後の母乳で湿疹が悪化している様子が見られたら、食物アレルギーの可能性があります。食べたものをメモしてみるとわかりやすく受診の時も役立つのでおすすめです。

また、ホコリやダニなどの外部刺激による「アレルギー」反応が出ている事もあります。なかなか治らない、かゆみが酷そう、炎症が酷いという場合は受診し、アレルギー検査を受け、早期治療を始める必要があります。

虫さされからのとびひ

虫刺されがあり、その周辺に湿疹が出ているという場合は、虫刺されから、黄色ブドウ球菌が感染してしまい、「とびひ」になってしまっている可能性があります。

感染力が高く、様々な場所に湿疹が移り、大人にも移るので早期治療が必要です。

水疱瘡

湿疹と発熱が見られたら水疱瘡の可能性が高いので、速やかに受診します。

掻いてしまうと跡が残ったり、治療を行わずに放置すると後遺症が残る原因にもなるので、しっかりと受診しましょう。

あせもを治すケア方法は?

ビニールプールとサンダル

できる前からのケアが大事ですが、汗疹ができ始めてしまったら、まずは自宅でのケアに力をいれましょう。

清潔の為のお風呂

汗をかいたまま放置してしまうと、汗疹がすぐに発生します。

汗はすぐにガーゼで優しく拭き取ったり、こまめな着替えで処理します。

ちなみに、汗を清浄綿で拭き取るのはNGです。

また、「お風呂」での正しい「洗い方」をマスターしましょう。

また見落としがちなのが頭皮の汗です。

赤ちゃんは頭に汗を掻きやすいため、汗の処理を怠ると「頭皮」や首元にも湿疹が酷く出てしまいます。

頭皮の汗もこまめに拭き、しっかりとお風呂でも清潔にしましょう。

髪の毛が厚い場合は薄くカットする、結ぶという手段でも対処できます。

保湿ケアで肌バリア機能を高めよ

汗疹が出来る場所は蒸れやすいため保湿ケアが要らなそうに見えるかもしれませんが、必要です。

清潔にした後に保湿ケアをしっかりと行いましょう。

汗を拭き取ったあと、洗った後は乾燥しやすくバリア機能が低下してしまいます。

保湿ケアをしっかりと行うことで、肌のバリア機能が高まり、蒸れや汗などに刺激も受けにくい強い肌になります。

衣類

赤ちゃんの触れる、衣類に心がけます。

化学繊維で出来た衣類は汗の吸収が悪かったり、速乾性が無く蒸れてしまいやすいという傾向があります。

また、吸水速乾の化学繊維は、汗を吸い込みすぎて肌の乾燥を招くことがあるので注意が必要です。

そこで程よく汗を吸収し、乾きやすく、通気性も良い、綿100%の衣類をおすすめします。

冬場も汗をかきます。アウターなど綿100%は難しいので、肌の近くには綿の物を使ってあげるとよいですね。

汗をかいたらこまめに着替えるということも大切ですよ。

室温の調節

エアコンは肌を乾燥させてしまうというデメリットはあるものの、暑い空間で汗をダラダラとかくと汗疹の原因となりますね。

程よく扇風機やエアコンを活用し、室温を調節しましょう。

しっかりと保湿ケアをしていれば、直接長時間風に当たっていない限り大丈夫です。

寝るときは特に、汗もかきやすく蒸れやすいので、室温調節が肝心です。

春・秋は・・・

パジャマや下着の衣替えを忘れずZに、寝て居る時に首や背中に触れ汗をかいていないか確認します。

もし汗をかいていたら布団を一枚少なくするかパジャマ自体をもう少し薄手のものに変えます。

冬は・・・

冬は寒いだろうという親心で布団をかけすぎてしまいがちです。

基礎代謝が高く、大人よりも寒さを感じていません。

大人よりも一枚すくないくらい、暖房をつけないなどという調節で、冬のあせもを防ぎます。

夏は一番汗疹ができやすい時期です。

寝る前に部屋をエアコンで涼しくしておいてから扇風機を使って温度を維持するとよいですね。

また夜中と明け方の気温の変化に注意です。

夜中寒いかなと思って布団をかけたり温度を高めてしまい、朝方びっしょり汗をかき、寝起きに汗疹に見舞われているということも少なくありません。

ちなみに、西日の当たる部屋で寝るというときは、西日で温まり冷えにくいので、早めに冷やしておいた方が良いですよ。

お茶でケア!汗疹が軽減?!

汗疹早期治療として有効なセルフケアがあります。

汗をかいた時、お風呂にこまめには入れないというときなどはお茶で汗疹を拭くというケアが有効です。緑茶でガーゼを湿らせ、患部を優しく拭き取ります。

ゴシゴシと擦るように拭くのはNGです。

汗も綺麗に拭き取れますし、あせもの治療としても効果があり、治りが早くなりますよ。

あせもにはベビーパウダー?

あせもにはベビーパウダーが良いという意見もありますが、使用方法に注意しないと喘息などの原因になってしまう事もあるので、まずは赤ちゃんに使用すること自体に注意が必要なアイテムです。

また汗をかいている部分に「ベビーパウダー」を使用することで、汗の出口を塞ぎ詰まり、汗疹が悪化する事に繋がります。

ベビーパウダーの使用はおすすめしません。

病院へ受診するタイミングは?

汗疹がなかなか治らずに悪化してしまった場合は、病院へ受診する必要があります。

汗疹のかゆみに対して掻き壊してしまった場合、患部が化膿してしまいます。

黄色ブドウ球菌というものやばい菌が感染してしまうことで、とびひという状態に発展します。

受診の目安としては、

  • 掻き毟ってしまう場合
  • 傷が出来ている場合
  • 傷が化膿した場合
  • とびひの症状がみられる場合

あせもの予防策は?

汗疹を予防する為にも清潔が重要です。

汗の処理、蒸れを防ぐ、保湿ケアが汗疹を防ぐ予防策となります。

汗疹が出来てしまったときのケア方法と予防法は同じと考えてよいです。

まとめ

2人の赤ちゃん

赤ちゃんの湿疹には種類があります。

原因を特定するためには、病院へ行って相談することが大事です。

汗疹であれば、大体自宅のケアで改善されます。

しかし、赤ちゃんに湿疹ができる理由はたくさんあります。

赤ちゃん本人の脂質の問題、そして、ママのホルモンの影響からくる脂質の多さ。

そして、母乳から赤ちゃんに影響する脂質や糖質、アレルゲンが原因でできる湿疹。

まずは自宅でケアをして、治らない時は病院へ行って相談してみてください。

汗疹だと思っている湿疹が汗疹ではなく他の原因がある可能性が高いです。

必ず解決策はありますよ。

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