アトピーの治し方

その湯シャン実は逆効果かも!?湯シャンが合う人合わない人!

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湯シャンとはシャンプーを使わずに、お湯のみで洗髪することです。アトピーの人や、薄毛で悩む方など、試したことがある方は多いのではないでしょうか。

私もアトピー持ちで、頭皮に湿疹やかさぶたができてしまってひどい時には、一時的に湯シャンに切り替えることもあります。

湯シャンは、長く続けることで頭皮の皮脂分泌のコントロールができるようになり、健康な頭皮を手に入れることができます。

頭皮に良いイメージがありますが、実は、湯シャンは合う人、合わない人がいて、合わない人が湯シャンを続けると、良い効果を得るどころか、フケやかゆみ、抜け毛など症状が悪化してしまう場合もあるんです。

ここでは、湯シャンの効果や正しいやり方、そして、良かれと思って始めた湯シャンが逆効果になってしまう場合について、お話したいと思います。

湯シャンにはこんな効果がある

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アトピーで乾燥がひどかたり、私のように頭皮に炎症が起きてしまうと、とてもシャンプーをする気にはなれません。

清潔にしておきたい気持ちはあっても、傷口にシャンプーを塗りこむのはとても怖いです。

そんな理由から私は、頭皮に炎症が起きるとシャンプーをやめて一時的に湯シャンに切り替えています。

湯シャンには次のような効果があります。

  • フケ、かゆみを抑える
  • 抜け毛が減る
  • 白髪予防

湯シャンを続けることで皮脂分泌量のコントロールができるようになり、健康な頭皮を手に入れることができます。

健康な頭皮であれば、皮膚のバリア機能も正常に働くので、アトピーや敏感肌の人には湯シャンがおすすめです。

でも、湯シャンは合う人、合わない人がいるんです!合わない人が湯シャンを続けてしまうと、人によっては強いかゆみがでたり、炎症を起こしてしまうリスクもあるんです。

湯シャンが逆効果になってしまう場合

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刺激の強いシャンプーを使わずにお湯で頭を洗うのは、良いことでしかないと思っていましたが、そんなことはないんですね。

湯シャンが逆効果になってしまう人も、中にはいるんです。

湯シャンが逆効果になってしまうのはこんな人

  • 脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎は、頭皮のマラセチア菌という真菌(カビ)が皮脂や汗に反応して、炎症を起こしています。

なので、脂漏性皮膚炎の方は「シャンプー」でしっかり皮脂を取り除くことが大事です。

湯シャンでは、皮脂を十分に落としきることができないので、症状が悪化してしまう可能性があります。

  • 皮脂の分泌量が多い

皮脂の分泌が多い方は、やはりお湯のみの洗浄では汚れを落としきれない場合があります。

皮脂の分泌が多いと、特に汚れが溜まりやすく、フケやかゆみの原因になってしまう場合があるんです。

  • ワックスなどの整髪料を使う人

ワックスやムースなど、整髪料を使っている方は、シャンプーでしっかりそれらの成分を落とす必要があります。

湯シャンの方がアトピーの炎症は治りやすい!?

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アトピーだと頭皮の乾燥や湿疹が原因でフケがでやすかったりします。私も時々頭皮にアトピーが出ることがあります。

そうなると、猛烈なかゆみが起きて、かさぶたから落ちる粉がフケのようになり、本当に厄介です。そこで、シャンプーをやめて湯シャンに切り替えるのですが、実際きれいになっているのかな?と、気になることが多いです。

刺激の強いシャンプーを使うよりはいいだろうと思っていますが、はたしてどこまで汚れが落ちているのかな?と思うんです。

でも、アトピーの人でかゆみや乾燥がひどい時、頭皮や耳、首の周辺に炎症があったりするなら、やっぱり湯シャンの方が効果はあります。

湯シャンにした方が、炎症の引きが早いと私は感じました。シャンプーの刺激や、洗い残しが原因で炎症が悪化したり、長引くこともあると実感しています。

私のように、時々アトピーが出て一時的に対処しなければならないパターンとは別に、そもそもシャンプーが刺激になってアトピーが悪化している人もいますよね。

そういった場合には、「シャンプー」をやめて湯シャンにしてみるのもありです。

しかし、アトピーで薬を塗っている場合は、シャンプーを使ってしっかり頭皮をキレイにした方がいい場合もあります。

その辺の判断は自分では難しいので、お医者さんに相談するのがいちばんです。

また、「シャンプー」が必要な場合には、市販のシャンプーではなく、アミノ酸系の肌に優しいシャンプーの使用をおすすめします。

アトピーはシャンプーで頭皮が悪化する!?正しいシャンプーの選び方とは??

湯シャンにもデメリットがある

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湯シャンが合う人は湯シャンをすることで、頭皮が健康になり、バリア機能もアップして、良い効果がたくさんあります。

でも、湯シャンにはデメリットもあるんです。

におい

湯シャンのデメリットでいちばん気になるのが臭いです。皮脂を十分に落とせないことが原因で、特に最初の頃は臭いが気になることがあります。

しかも、厄介なのがその臭いに自分では気づきにくいということ。例えば、人の家に行った時にその家の特有のにおいが気になったことはありませんか?

でも、当の家人はそのにおいにが分かっていないことが多いです。その環境にいつもいると、そのにおいには自分で気づけなくなるからなんです。

それと同じで、頭皮の臭いも他人の方が気付きやすかったりします。

すごく嫌ですよね、それ。人から「なんか臭いな」って思われてるかもしれないなんて……。

これには個人差があって、臭いがしない人もいるようですが、皮脂量の多い人の方が臭う傾向にあるようです。

私も、臭いはすごく気にしました。湯シャンをした翌日とか、髪の毛をクンクンしてましたが、もちろんシャンプーの良い香りはしません。

頭皮の臭いは自分では全然分かりませんでしたが、中には、頭皮の臭いがする、と自分で分かる方もいるようです。

私は、外出する時は髪に香りをつけるスプレーをしていました。

頭皮にかからず、髪の表面だけにスプレーできるもので、煙草や焼き肉などの臭いがつくのを抑える、といったスプレーでした。

べたつき

臭いと同様気になるのがべたつきです。汚れがしっかり落としきれないので、べたつきが出てしまうのも仕方ないのですが、これも気になりますよね。

どうしても気になる場合には、お湯の温度を少し上げると汚れが落ちやすくなります。

でも、高温すぎると肌が乾燥してしまうので、湯シャンの意味がなくなってしまいます。

きしみ

私は湯シャンをしている時、髪はロングだったので特にきしみは気になりました。

でも、洗っている時は気になりますが、その後、しっかりブラッシングをすればツルツルの髪にはならないにしても、きしみが気になって仕方ない!というほどではありませんでした。

ただ、まとまりは悪かったです。どうしても髪が広がってしまいます。

でも、きしみには対処法があって、お酢やクエン酸を薄めて髪になじませてあげるときしみを解消できます。

臭いやべたつきは解消される!?ライフスタイルに合わせた湯シャン

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臭いやべたつきなどは、最初は特に強くでるかもしれませんが、1か月から長くても半年ほど続けると気にならなくなります。

今までは、シャンプーによって皮脂を大量に落としていて、それを補うために大量の皮脂が分泌されていたんです。

そのため、皮脂の分泌が活発化していたんですね。それを湯シャンに切り替えることで、皮脂の分泌のコントロールが乱れてしまうんです。

そして、始めは汚れが溜まりやすい状態なんです。

だから、臭いもべたつきも出てしまいますが、徐々に慣れてくれば皮脂量も減っていき、臭いもべたつきも解消されていきます。

なので、いきなり湯シャンに切り替えるのではなく、徐々にシャンプーをやめて湯シャンに切り替えていく方が良いのです。

  • 週1から始めてみる
  • 週末だけ湯シャンにする
  • 人と会う時はシャンプーにする

など、ライフスタイルに合わせて湯シャンをしてみるのもおすすめです。

ただ注意してほしいのが、始めは汚れが溜まりやすい状態なので、それを放置することだけはやめましょう。

1日1回は頭を洗うことです。皮脂汚れが溜まりやすい状態で放っておくと、脂漏性皮膚炎を引き起こしてしまう可能性があります。

湯シャンの正しいやり方

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頭皮は、お湯で洗うだけで8割の汚れが落とせると言われています。

でも、ただお湯をかけて流すだけでは意味がありません。

湯シャンのやり方

  • 洗う前に髪をとかす

髪をしっかりとかしておくことで、ホコリなどの汚れを取り除いておきます。

そうすると、湯シャンの時にかなり汚れが落ちやすくなります。

  • 温度

温度はかなり低温で、33℃から38℃にします。33℃だとかなりぬるいですが、これは頭皮の乾燥を防ぐためです。

ただ、湯温が低いと皮脂はどうしても残ってしまいます。臭いやべたつきが気になる場合には、38℃程度のお湯で流すと効果があります。

  • 頭皮のマッサージ

洗いながら頭皮のマッサージをします。シャワーをあてながらマッサージするのがおすすめです。

  • タオルドライ

洗い終わったら、髪の毛をタオルで挟むようにしてポンポンしながら水気を取ります。ゴシゴシ拭くのはNGです。

この後、ドライヤーをかける場合と、ドライヤーはせず自然乾燥が望ましいという説がありますが、私はドライヤーをしていました。

湯シャンのポイントとしては、乾燥肌の人はお湯を低温にすること。逆に、脂漏性皮膚炎など皮脂が多い人は、少し高めの温度に設定することです。

ですが、先程も言ったように、高温にしすぎると皮脂を落とし過ぎてしまい、結果、皮脂の分泌が活発になってしまうので注意です。

目安としてはやはり、38℃程度です。

40℃以上のお湯で洗うと、シャンプーをするのと同等の洗浄力があるので、汚れは落ちますがその分皮脂も分泌されるし、負担にもなってしまいます。

こちらは失敗しない湯シャンの方法の動画です。参考にどうぞ。

徐々に湯シャンに変える!逆効果ならすぐやめる

湯シャンは合う人にはとても良い効果がありますが、自分に合うかどうかは試してみないと分かりません。

いきなり、湯シャンに切り替えて症状を悪化させたり、かゆみや抜け毛が増えた!なんてことになったら最悪ですよね。やらなきゃ良かったと後悔します。

刺激の強いシャンプーをやめたいならば、まずは肌に優しいアミノ酸系のシャンプーを試してみることをおすすめします。

湯シャンまでいかなくても、シャンプーを変えたら症状が改善する場合もあると思うんですよね。

そして、先程も紹介したように、週1から始めてみたり、人と会う時はシャンプーにしてみたりと、自分のライフスタイルに合わせたやり方ですすめるのも良いと思うんです。

無理をしないということです。徐々に慣れていけばいいと思うし、逆効果だと思ったら方法を変えることです。

そして、自分では良かれと思ってしていた湯シャンが逆効果にならないためにも、アトピーなどで何らかの症状が出ている場合には、まずお医者さんに相談してみることをおすすめします。

まとめ

シャンプーを使わず、お湯だけで洗髪をする湯シャンは、フケかゆみ、抜け毛予防、白髪予防などに効果がありますが、合う人もいれば逆効果になってしまう人もいます。

頭皮の環境を整えることができるので、アトピーや敏感肌の人にはおすすめですが、脂漏性皮膚炎や皮脂の分泌が多い人は逆効果になってしまう場合があります。

臭いやべたつきなどのデメリットもありますが、続けていればやがて解消されます。正しい方法と、自分のライフスタイルに合わせて取り入れていきましょう。

私は、湯シャンをすれば炎症が早く引くと感じているし、何よりシャンプーを傷口に塗るのがとても怖いので、湯シャンはとても良いと思っています。

でも、湯シャンだけで汚れを落とすことができているのかは疑問があり、汚れを落としたいと思うと、湯シャンって結構手間だったりします。

それが、私が湯シャンを一時的にしか実践しない理由でもあります。

長く続ければ、頭皮を強くしてそこから生える髪もキレイだったりするのかな~と理想はありますが……。

興味のある方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。ただし、逆効果だ!と感じたら、湯シャンは控えて、お医者さんに相談してくださいね。