脂漏性皮膚炎を患った俺!!抗生物質の製造プロセスを考察。

抗生物質
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気温も湿度も高くなってくると、

「ああ、また、この季節がきたな。それにしても、天気予報は当たらないね。」

と思う。

気象予報士は、いつ雨が降るか、いつ晴れるかを予想しなければならない。

簡単にいうと、天気予報とは、A4用紙1枚を1メートルの高さから落として、大げさに同じく多額の一般会計で購入したスーパーコンピュータを使って、そのA4の用紙がどこに落ちるかを確率統計計算しているのと同じなのです。

このような確率統計の実験を、手作業を繰り返しながら、発展してきた学問があります。

それは、医学全般です。

特に、薬学についていえば、何十回、何百回も条件を変えて、同じ動作を繰り返して、新薬が生まれてきました。

そして、地球上に住む50億人の人の命を救っています。そして、このように生まれた中で、最も、人間の寿命を延ばしたのは、抗生物質である。

世界初の抗生物質ペニシリンは、ブドウ球菌の培養実験中に、シャーレにアオカビが入り込んで、他の細菌を死滅させたことから、偶然、生まれた抗生物質です。

その後、抗生物質は、培養することから発展し、意図をもって合成する「抗菌剤」の一種になります。

 

 

天気予報にかかる金額と抗生物質の合成にかかる費用

気象衛星

最近、天気予報をするときの手段は、ひまわり8号の可視データと赤外データの画像をもとにしています。

数年前に比べると、はるかに画像の空間分解能1㎞、時間分解能5分、で一昔前のひまわりに比べて一桁以上良くなっている。

この画像データを、スーパーコンピュータによって、大気の流体力学モデルとして解く。そこから、推定された物理量をもとに、気象予報士は次の日の予報をしている。

さて、この気象予報データを得るまでに、人工衛星の費用約300億円、ロケットの打ち上げ費用約200億円、人工衛星の運用費用として、2030年3月末までの20年間(整備期間5年、運用期間15年)で約300億円を日本国の一般会計から拠出する。

一般会計を簡単に言うと、皆さんが毎年支払っている所得税及び消費税を主な財源とするものです。

5年に1度ぐらいの割合で「ひまわり」は静止軌道に打ち上げられて、多額の一般会計(皆さんの所得税及び消費税)が使われているのに、天気予報の的中率はほどんど変わっていない。

もっと言うと、天気図を手で書いていた時代から天気予報の的中率は70%から80%(気象庁調べ)となっており、昔とほとんど変わらないのである。

それに比べて、抗生物質の発展は目を見張るほど効果があり、急速に病気に対して効果のある薬が、数秒に1種類できているほどである。

この抗生物質を使用した、病気の治癒率は、99%以上で、重篤な副作用はほとんどないと言っていい。もちろん、日本では厚生労働省の指導のもと、新薬の治験が行なわれていて、プラセボ(疑似薬)と新薬の集団に分けて、世界で最高レベルの統計的基準を設けて、それに合格した新薬のみ患者さんに処方される。

そんな中で、脂漏性皮膚炎を最も改善するのは、1976年に発見されたイミダゾール系合成抗真菌薬ケトコナゾールなのです。

天気予報と抗生物質にかかるお金と信頼性の違い

数学

 

 さて、天気予報は、毎年値上がりしている人工衛星等の天気予報運用費に、毎年皆さんの所得税或いは消費税が使われているにもかかわらず、予報の的中率は上がっていない。

さらに、政府は消費税率をあげようとしている。何か、矛盾を感じないだろうか。人工衛星を打ち上げるよりも、地上の温度計、気圧計などを充実させ、さらに、地上の雨雲レーダを充実させた方が安くて済むし、救われる命が多くなる。

それに、日本は、火山と地震大国であるから、気象庁としては、火山の膨張などを検出するセンサー、もっとたくさんの地震計の設置をした方が、人命最優先となるし、人工衛星を打ち上げる金額の100分の1程度の拠出で済むのである。

おそらくだが、この方法を使用した方が、データも正確で確実なものが得られるし、天気予報、火山噴火予報の的中率が上がり、さらに、地震予知のためのデータが世界に先駆けてできる可能性を秘めている。

この点は、インフラ整備の観点からも明らかで、光ケーブルを地上、海底に這わせるだけで、簡単にデータを管理できる。逆に、人工衛星からのデータは、多額の予算を使った大きなパラボラアンテナで、かつ、大気の擾乱などの影響を受けて不安定な電波による無線通信をしなくてはならない。

無線通信は、非常に高額でかつ光ケーブルに比べて信頼性がない。

ところが、抗生物質の開発には、ほとんど、国家予算が拠出されていない。なぜなら、ほとんどの製薬会社は消費者からの薬代で新薬を作ることができるからである。

これは、製薬会社、医師、厚生労働省、消費者とお金がサイクリックにまわり、さらに、その薬の効果、副作用等のデータもサイクリックにまわるため非常に効率が良い。

一見、医学、薬学の関係者には多額の金銭が動いているように見えるが、消費者が支払う薬代だけで、すべてがこと足りるので、ローリスク=ハイリターンであり、新規参入業者にも障壁が少ない。

特に、日本の開発した抗生物質は信頼性が高く、世界各地で需要が高い。脂漏性皮膚炎に最も効く抗生物質は、ケトコナゾールと言ったが、これは治験の段階、ケトコナゾールを患者さんが実際に使ったデータのフィードバックから、医師、薬剤師、厚生労働省がデータを共有し、統計学的に有意と言っているだけで、他の真菌剤、抗菌剤、抗生物質が、脂漏性皮膚炎に効かないとは言っていない。

患者さんの体質によって、脂漏性皮膚炎を治癒する薬をたくさんの真菌剤、抗菌剤、抗生物質などから、選択することが可能であることも、患者さんにとって非常に安心感がある。

薬物治療で考える未来志向の医師と患者の関係性

考える

日本には、一般会計とは別に特別会計と言って、各省庁が徴取、運用、使用している税金を財源とするお財布があり、この額は推定で一般会計の50倍にあたります。

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この数パーセントでも、一般会計に組み替えれば、消費税率など上げずに、年金問題など、すぐに解決するのをご存知だろうか。政治家は各省庁とともに、この事実をひた隠しにして、消費税を上げようとしている。

この数年間、消費税率が上がっていないのは、このことに気付いた政治家が、力を持ち始めてきたことに他ならない。おそらく、今後、消費税率は上がることはなく、むしろ、下がる傾向になることが予想できる。

では、脂漏性皮膚炎の治療法の未来はどうであろうか。これは、製薬会社、厚生労働省、研究機関の動向を見ると、非常に良く分かってくる。

脂漏性皮膚炎の治療は今後、患者さんごとに最適なオーダーメイド治療に置き換わる、と言うよりも、既存の治療法に加えてオーダーメイド治療が適用されることが多くなり、いつか、すべての病気の治療はオーダーメイド治療に置き換わる。

その一端は、皆さんが報道ですでに見ている。

例えば、網膜シートによって視力を回復しようとか、抗がん剤を投与する前に、患者さんのがんに最もよく効く薬を選定して安全を確認してから点滴するなど、よく見かけるのではないだろうか。

一昔前までは、抗がん剤の投与はがんの発症部位しか考慮されず、全く効果が得られないまま、亡くなるケースが多かった。

私の母親は、14年前、乳がんが発見され、細胞診を終えた段階で、母の乳がんはステージⅢaで腫瘍マーカーHER2強陽性の転移性の高いがんだった。5年生存率は当時のデータで50%弱でした。

これが、術前データである。この段階で、私は、乳がんに関する、医学関係の検査、手術、抗がん剤の論文及び症例報告、薬学関係のインタビューフォームをすべて読んだ。

どのようにしたら、寛解するのか、生存率が上がるのか、生存年数が伸びるのかをすべて理解した。

そのうえで、母親の入院する病院で外科の主治医と会うことにした。もちろん、主治医の経歴、医局、専門もすべて調べつくした上で、私は、母親の主治医と話をした。

14年前は、癌は手術で切除するのが当たり前、腫瘍マーカーHER2強陽性の転移性の高いがんであっても、

「抗がん剤の使用は、手術後に、抗がん剤アドリアマイシンとタキソテールを使用する。HER2強陽性に最も効果のある分子標的薬ハーセプチンは最後の手段として残しておきたい。」

と言われた。私は、真っ向から反対し、

「腫瘍が、乳房のどの部分にどれだけあるか、PET検査を受けるべきだ。」

と主張した。そのうえで、

「あまりにも広範囲に転移しているならば、手術前に、抗がん剤ハーセプチンとタキソテールを使用して、細かく広がるがんを死滅させ、大きくなっているがんを少しでも小さくしてから

手術を受けるべきだ。」

と言ったが、主治医は

「PETはうちの病院にはないし、そちらで探してもらわなければ困る。」

と捨て台詞のように言い出した。

「それに、手術の日も、3日後を予約してあるし、手術を先にやりたい。」

と言った。私は、

「それなら、できる限り小さな検体まで切除してほしい。特に、乳房周辺のリンパ節は、限りなくすべて切除して、それら検体すべてを、検査機関でがん化しているか、或いは、腫瘍マーカーHER2陽性になっているか、調べてほしい。」

とオーダーした。

主治医は、非常に嫌な顔をしていたが、患者の息子の言うことで、かつ、医学的に可能なこと、医学的に理にかなったことしか言っていないので、しぶしぶ承諾した。

分子標的薬ハーセプチンは、腫瘍マーカーHER2陽性の乳がん患者に対するオーダーメイド治療薬である

その結果は、私の予想を裏切らず、

「切除した23個のリンパ節のうち19個がHER2陽性をしめした。」

この段階で、私は、この主治医の治療で切除及び死滅できるがんはもうないと判断した。

ちなみに、主治医が提案した、抗がん剤アドリアマイシンもタキソテールも、がん細胞を死滅させる効果があることは分かっていたが、正常な細胞も死滅させてしまい、その2つの抗がん剤ともに、リンパ球や骨髄などに悪影響を与え、その副作用である白血球数の減少が非常に顕著であるトップ2だった。その割に、5年生存率は30%以下なのだが、医師の間では乳がんに最も効く抗がん剤の組み合わせと信じられていた。

とにかく、この病院にいても、母親の5年生存率は上昇しないことが分かったので、姉の自宅の近くの大学病院に転院することにした。

そこには、腫瘍内科があり、日帰りで抗がん剤治療ができるという、当時、最新の抗がん剤治療を行なっていた。

さすがに、腫瘍内科の専門医がたくさんいるので、抗がん剤も

「ハーセプチンとタキソテール。」

の当時最高の5年生存率の組み合わせをあっさり選択し、初めてだからと言うことで、

1週間入院、その後通院の抗がん剤治療になり、3ヵ月たった後、1㎜のがんも見つけられるPET検査を受けたところ、腫瘍が全く見つけられない、と言うことで、いわゆる寛解した。

しかも、母親は乳がんが見つかってから14年経過するが、恐ろしく元気な78歳である。

脂漏性皮膚炎の治療は、標準薬はあるものの治癒率は、天気予報よりも悪いのだ。逆に、天気予報よりも、新薬を製造するのにかかる費用は、極少額済む。

この点で、気象衛星の打ち上げ運用は取りやめ、地震センサーや火山噴火センサーなども含めて大規模な地上の設備の充実を行なっても、気象衛星の運用費用より少なくて、天気予報的中率ばかりでなく、火山噴火の予報的中率は上がり、さらに、世界初の地震予知を行なうアルゴリズムを構築することができ、さらに、この分野の人員が増加し、研究開発が進み、ノーベル物理学賞も獲得できる可能性が大いにある。

それほどまでに、生活に密着した研究分野にも関わらず、手つかずの研究領域なのである。浮いた一般会計で、難病の先進的治療薬の研究開発に振り替えれば、厚生労働省の指定難病項目が1年に1つずつ減る。その結果、ノーベル医学生理学賞も獲得できる可能性がある。

がんや難病のプロセスを、一般の病気である脂漏性皮膚炎にまでブレークダウンすると、脂漏性皮膚炎の治療もオーダーメイド治療をすることにより、脂漏性皮膚炎の治癒率を高めるはずである。

その研究開発財源は、気象衛星の取りやめによって、或いは、宇宙開発の取りやめによって、得られる一般会計を脂漏性皮膚炎のオーダーメイド治療の研究開発に充てて、少なくとも、難治の脂漏性皮膚炎の治癒率を、天気予報の的中率よりあげることにより、脂漏性皮膚炎に悩んでいる人を助けることができる。

一般会計と特別会計の流動的な組み替え、そして、税金の使い方を間違えないことこそ、今後の医療の発展に寄与することを肝に銘じて、予算編成を実行していただきたい。

まとめ

  1. 脂漏性皮膚炎に効果のある抗生物質は低予算で合成できる。
  2. 気象衛星には、多額のお金がかかっているにもかかわらず、天気予報の的中率が低い。
  3. 医薬品は、オーダーメイド治療を中心に作られている。
  4. 天気予報には、少額予算で設置できるセンサーの方が天気予報の的中率が高い。
  5. 脂漏性皮膚炎に、オーダーメイド治療を適用した方が、治癒率は高い。
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