脂漏性皮膚炎は真菌!?SNSが医者代わりになる現代。

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「さて、今日はゲームでもやるか。」

と中学校2年生と小学校6年生の息子を誘いました。2人の好きなゲームは同じ種類のものが多い。例えば、

「ポケモンGOはやってるの?」

と聞くと、中学生2年生の息子は、

「まだ。やるかもしれない。」

と答えるし、小学校6年生の息子は、

「ダウンロードしただけ」

と非常に生意気である。

ところが、いまだに、2人とも、妖怪ウォッチが好きで、毎週録画している。

じゃあ、2つのアニメの何が違うかと言うと、ポケットモンスターはギャグ要素が少なく、どちらかと言うと熱血系である。

それに対して、妖怪ォッチはギャグ要素が満載で、はっきり言って、内容はふざけ気味であり、良く言えば、オマージュが多い、悪く言えば、どこかのドラマやアニメなどをパクっている。

現実に、人間の住む世界でも、感染症と呼ばれるものは、一見すると、一途な熱血系の感染症もあるし、逆に、多彩に変化してなりすますパクリ系の感染症もあり、まさに、多種多様な世界である。

 

 

脂漏性皮膚炎という感染症

感染症

脂漏性皮膚炎と言う感染症は、マラセチアと呼ばれる真菌が増殖して、皮膚に炎症を起こさせる。

ところが、実際に、脂漏性皮膚炎はマラセチアが原因菌であると定義されているものの、多種多様な皮膚の症状を見せる脂漏性皮膚炎と言っている皮膚炎が、本当に脂漏性皮膚炎なのかそれとも、他の皮膚炎なのかを明確に区別することができない。

実際に、脂漏性皮膚炎と呼ばれる患者さんの症状を診ると、一見しただけでは共通性を認識することができないが、いわゆる、皮膚の下層部分を見ると炎症を起こしていて、まさに、形を変えて、寄生しているような、いわゆる「パクリ系」である。

したがって、1種類の薬だけでは効果がないことが多い。

日々変遷していく脂漏性皮膚炎のように、真菌で次々と場所を変えて、皮膚炎を発症していく場合には、細やかな薬の種類の変更が必要になってくる。

それに対して、細菌は、細胞分裂して自己増殖、つまり、全く同じもののコピーを作成するので、どちらかと言えば、わき道にそれず一つのことに集中して突き進む「熱血系」なのである。

細菌は、コピーであるので、一つの細菌に効く薬はすべての同じ細菌に効くことになる。

ところが、同じものの増殖コピーも、遺伝子レベルで異なる亜種が発生する場合がある。

もちろん、同じ薬で効く場合もあるが、同じ薬が効かない場合もある。この時、よく耳にする言葉に、耐性菌、という言葉がある。

この場合、遺伝子レベルで効果のある薬が使われることになる。

SNSで見る、一般人の脂漏性皮膚炎の知識

ソーシャルネットワーク

「でも、医者に行くと、リンデロンVGがでた。」

あるSNSの住人が言い始めた。ここから、怒涛の如く、

「ニゾラールがでたぞ。」

「ケトコナゾールじゃないのか?」

が、連発した。どちらも同じ成分である。

「リンデロンじゃダメなのかい?VGって何。」

この問いに

「俺が調べたら、Voigt Georg というドイツの歴史上の人物です。」

「それは、Georg Voigt だよ!」

と、とんでもない答えも飛び出した。

正確には、リンデロンVGは、ステロイド剤リンデロンにゲンタマイシン抗菌剤を混合したもの。

それに比べて、

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「脂漏性皮膚炎なんて、無視する。お金かかるから。」
「俺も、そう。水で流しるだけ。お金ないから。」
「嫁のシャンプーを使っている。お金ないから。」
「俺は、こどものだぞ。お金ないから。」
「俺は、一週間洗わない。お金ないから。」
「俺は、一ヵ月洗わないぞ。お金ないから。」
「俺も、匂いを感じるまで、洗わない。」

のように、珍回答に、かぶせてくる。

確かに、状況によっては、水で流すだけでいい時期がある。

例えば、化膿して、地肌が荒れているときなどである。

その他にも、少数意見ではあるが、

「漢方薬が脂漏性皮膚炎に効いた。」

「値段が高いけど、専用のシャンプーがドラッグストアで売っている。」

という書き込みもあった。

確かに、それぞれの方々の書き込みは、それなりに意味がある治療法である。

でも、最後には、

「早めに病院を受診しろ!」

と締めくくられて、急速に書き込み数が減っていく。

これは、運動会の棒倒しで、始まってから2分もたたないうちに、棒の先にある旗をとるのと同じくらい、みんなにうしろゆびを指されながら

「あいつ、やっちゃったよ。」

と言われるぐらい、

「それを、言ってはおしまい。」

なのである。

ポケットモンスターで言えば、最初からロケット団のニャースを星にしてしまう行為、

妖怪ウォッチで言えば、最初からウィスパー、ジバにゃんが、とほぼ同じ状況になるようなストーリー展開なのである。

SNSから得られる脂漏性皮膚炎の真菌の信頼度

とにかく、脂漏性皮膚炎の治療法は、一般の人にはあまり浸透していない。確かに、どこかのサイトから情報をパクった場合もあるでしょう。

この意味で「パクリ系」の人にとってはインターネットのサイトが最大の情報源なので、軽い気持ちで今回の書き込みを行なったものと思います。

また、実際に、皮膚科に行った人にとっては皮膚科の医師が最大の情報源であり、「熱血系」の気持ちでで今回の書き込みを行なっていたことでしょう。

ところが、実際に、脂漏性皮膚炎の治療法は、すべての人に効果がある決定的なものがない。

SNSに書き込まれた治療法はすべてが、間違っているわけではない。むしろ、ある患者さんには、良い効果が得られる治療法もある。

確かに、的外れな、というよりも、人を笑わせるような書き込みもあります。この、人を笑わせるような書き込みも、患者さんにとってはユーモアがあり、ストレスの軽減に役立つ場合もあります。

インターネットの書き込みを、一部の医師は、間違っているものと考えていて、嫌がっていることも知っています。

ですが、脂漏性皮膚炎の患者にとっては、「パクリ系」の書き込みも、「熱血系」の書き込みも、自分の病気のことを少しでも考えてくれる情報であると考えています。

この書き込みから必要な情報を得て、病院に行ったり、薬局に行ったりしているのです。

一部の医師が、インターネットの書き込みを嫌がっていることは、大人が、勝手に、ポケットモンスターや妖怪ウォッチから得られる情報に意味がないと思っていることと同じなのです。

しかし、子供たちは、それらを新しい情報の入り口として、様々な適切な情報への道順を探っていることを忘れてはならないのです。

脂漏性皮膚炎について、真菌のマラセチアを原因とする皮膚炎であるということやその治療法を、インターネットの記事やSNSから知ることは、アニメーションの世界から情報を得ることとほとんど同じか、もしかすると、10年以上前の家庭の医学から学ぶことよりも、直感的でかつ効果的であることなのである。

まとめ

  1. 脂漏性皮膚炎の治療に抗菌剤とステロイド剤の混合薬を使うことは広く知られていない。
  2. 脂漏性皮膚炎が、真菌マラセチアが原因で生じていることも広く知られていない。
  3. 脂漏性皮膚炎の治療法を知る方法に、インターネットが広く使われている。

インターネットに書いてある治療法は、医師が言うほど間違っていない。

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