脂漏性皮膚炎の肌の炎症、万能薬ワセリンは果たして効果があるのか?!

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副作用が少なく安全性の高いワセリン。どんな乾燥にも効果があるような印象を持ちますが、実はこのワセリンいつ使っても大丈夫なわけではありません。

実際にかつて脂漏性皮膚炎の経験を持つ私が脂漏性皮膚炎とワセリンの関係についてまとめてみました。

ワセリンとは一体なに?!

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ワセリンってちょっとした乾燥や皮膚の保護に安心して使えるイメージがありますが、そもそもワセリンって何なのか知っていますか?

ワセリンとは石油から抽出された油を高純度に生成して作られた炭化水素類の化合物です。石油と聞くと少し抵抗がありますが、精製技術の向上で現在のワセリンは純精度で不純物がほぼ含まれていません。

そのため、ワセリンは安全性が高く副作用についてもそれほど心配いりません。

化粧水とかとは違いワセリンは肌内部に浸透し保湿するのではなく、肌の表面で皮膚を保護する保湿剤です。

皮膚のバリア機能になるワセリンは外部の刺激が肌に侵入することを防ぎます。また、肌の表面を覆って角質層から水分の蒸発を防ぐ役割もあります。

ただ、石油が原料であり「油」を主体とする成分なので、油分を肌に乗せた状態で強い日差しのもと紫外線を浴び続けると「油焼け」をしてしまいます。

それさえ注意していればどこの部位にも安心して使うことができ、家庭に1個あれば家族みんなで共有できる万能な保湿剤です。

お母さんが

「それなら、これ塗っておいたら~」

なんて言いながら持ってくる万能薬“オロナイン”と並ぶほどの万能さだとひそかに思っています(笑)

実際我が家でも息子たちにはワセリンが大活躍!!離乳食時の口周りのカバーにワセリン、冬場の乾燥にワセリン、子供のリップケアにもワセリンと何かにつけ「ワセリン様様」です。

脂漏性皮膚炎とは

次に脂漏性皮膚炎についてです。脂漏性皮膚炎はその名の通り「皮脂の分泌が過剰な状態」から起こる皮膚炎で、皮膚の中で特に皮脂の分泌が多い場所に発生する皮膚炎を指します。

顔であれば鼻やTゾーン、頬、ほかには頭皮や髪の生え際にかけても症状が現れます。症状は人によってさまざまですが皮膚の乾燥や、赤くなり炎症を起こしかゆみを伴うこともあります。

ニキビや肌荒れ、乾燥肌と症状が似ているのが特徴で素人では見分けがつきません。

脂漏性皮膚炎の原因は皮脂の過剰な分泌が原因と言われています。

皮脂の多い部位に皮脂を好むカビの一種、「マラセチア菌」が皮脂をエサとして増殖することが原因で、皮膚の刺激となり脂漏性皮膚炎を起こすと言われています。

脂漏性皮膚炎とワセリン

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脂漏性皮膚炎で肌がつっぱりカサカサしてかゆい、副作用も少なく安全だからとワセリンを塗っている人いませんか?実はこれ絶対にやっちゃダメなんです!!

その理由はさっき述べたように、ワセリンが「油」を主体とする成分でできているからなんです。

脂漏性皮膚炎は皮脂の過剰分泌が原因で起こる皮膚炎、そこにまた油であるワセリンを塗り重ねると…分かりますよね?完全にこれアウトですね!!そう、マラセチア菌がウハウハな肌環境が出来上がってしまうのです笑)

ワセリンは皮膚の乾燥や保護はしてくれますが、脂漏性皮膚炎のかゆみや肌の赤みの原因となるマラセチア菌に対しては何の効果もなく、言ってしまえば逆に増殖のお手伝いをしてしまっているのです。

脂漏性皮膚炎の保湿とは

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脂漏性皮膚炎に保湿をしてはいけないわけではありません。では一体どうすればいいのかと言うと、それは極力油分をさけたケアです。

私の肌がとにかくオイリー肌になってしまい、この脂漏性皮膚炎のケアが分からなくなってしまったときに見直したのがスキンケア商品です。

こんなにベタついた肌にまだ油分は必要なの?とふと疑問を持ちました。かといって化粧水後に乳液をつけないと水分が逃げだし、つっぱってしまいます。肌には乳液って不可欠ですよね。

そこで私が実際に使っていたのが、「ソフィーナジェンヌ」の乳液です。これは脂漏性皮膚炎には最適なオイルフリーの乳液です。液体ではなくジェル状の乳液で肌の保湿には不可欠な「セラミド成分」を配合し肌の角質層まで浸透します。

乳液を塗った後のあのベタベタ感が全くなくて、それなのに朝までしっかりと肌が潤って乳液の役目をしっかりと果たしています。乳液なのにオイルフリーだから皮脂でベタつく肌にも罪悪感なく使うことができました。

このソフィーナジェンヌを使い続けることで劇的にとまではいきませんが、皮脂のベタつきは落ち着きました。今まで何も考えずに使い続けていた乳液が、自分の肌にとってこんなにも逆効果だったんだとあらためて反省しました。

まとめ

  1. ワセリンとは石油から抽出された油が主体となった成分でできており、精製技術の向上で不純物が含まれておらず安全であまり副作用の心配はいらない
  2. ワセリンは幅広い世代が使える万能な保湿剤ですが、どんな状態の肌に使用してもいいわけではない
  3. 脂漏性皮膚炎にワセリンは逆効果。逆に脂漏性皮膚炎の原因でもあるマラセチア菌の増殖を促す
  4. 脂漏性皮膚炎にも保湿は必要、その際は脂分を避けたスキンケアをすると良い

赤ちゃんからお年寄りまで幅広く使うことができ、その上安全だと言われるものはケアに迷った時に代用されがちです。

私の脂漏性皮膚炎の場合も、私はケアの仕方が分からずに「とりあえず」で使ったのがワセリンでした。

 

一般的に肌に害のないと言われているワセリンでも、効果を理解していないまま使うことで皮膚炎の悪化につながってしまいました。安全なものだからとそれで対処するのではなく、成分や効果を理解し一度医師に相談してから使用することが一番です。

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