脂漏性皮膚炎の完治に6年かかった6つの理由。何をやっても効果なしの人へ

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わたしは大学生の頃から6年間、顔と頭皮の脂漏性皮膚炎に苦しめられました。

皮膚科での治療をはじめ、丁寧なスキンケアや生活習慣の改善、ストレスマネジメントなどさまざまなことを試し、時間とお金を惜しみなく脂漏性皮膚炎の完治に向けて投資しました。

それでも6年間、治らなかったんです。

脂漏性皮膚炎が完治して数年経ち、当時のことを思い出すと「脂漏性皮膚炎を長引かせてしまった行為」がいくつか思い浮かびます。当時は脂漏性皮膚炎に対して無知だったり、あまりにも必死すぎて気づけずにおりました。

これを読んでくださっている方の脂漏性皮膚炎が1日でも早く完治するように、うっかりやってしまいがちなNG行為と、脂漏性皮膚炎に対する考え方についてご紹介します。

脂漏性皮膚炎を長らく放置してしまった

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脂漏性皮膚炎を疑う症状があれば、大至急皮膚科で診断を受けてください。

まずこれが、完治に近づく第一歩です。

わたしの場合、最初に脂漏性皮膚炎の症状が出たとき、「単なる一時的な肌荒れ」「生活習慣の悪さが原因」と軽く考えてしまったことが、悪化の原因の第一歩でした。

肌荒れは慢性化していき、アダルトニキビも伴うようになり「あれ、おかしいなあ」とは思ったものの、半年近く医者で診断を受けず放置してしまいました。

しかし冬の乾燥で一気に悪化し、寝付けないほどのかゆみに耐えかねてやっと皮膚科にいったところ、医師にこれまで受診しなかったことに対してお叱りを受けることになりました

もっと早く手を打っていたら、ここまで悪化せずに治っていたかもしれません。

「おかしいな」と思ったら、すぐに皮膚科へいき脂漏性皮膚炎の治療を開始してください。

治療の基本方針を守らず、手当たり次第いろいろ試してしまった

脂漏性皮膚炎の治療方針は、常に意識して一貫した方針をとりましょう。

乾燥→保護のため皮脂がでる→皮脂を餌にマラセチア菌が増殖→炎症→皮膚が弱る→乾燥…という悪循環で悪化していきます。そのため、下記の4つをシンプルに徹底的に守ってください。

  • 乾燥→保湿をする
  • 皮脂→内側から抑制する
  • マラセチア菌→増殖させない対策をとる
  • 炎症→悪化させないよう、刺激しない

わたしの場合、これらを大して意識せず、常に「いいな!」と思ったことはすべて取り入れてしまいました。明らかに効果がなさそうな極端な美容法から、少しスピリチュアルなものまで。当時はとてもつらくてすがる思いでしたが、今となっては遠回りしたなあと感じます。

更に、肌と心が弱っているとみて、そこにつけこんでお高い健康食品を売ろうとしてくる知人も出てきてしまいました。断る申しわけなさと共に、つけこまれた事実に強烈に腹が立ち、明確な方針を打ち立てるきっかけとなりました。

一貫性のない方法は、時間が無駄になるうえ、肌に負担をかけてしまいます。やってみたい治療法や美容法が、この4つの対策になるかどうかよくよく吟味をしたうえで、実行してみてくださいね。

外側からの治療ばかりに頼ってしまった

薬や基礎化粧品による外側からのケアはとても大切ですが、体の内側からのケアも重視しましょう。

脂漏性皮膚炎は、乾燥の症状があるので外側から保湿することが重要です。マラセチア菌の増殖抑制対策も、外側からの対処がメインとなります。

しかし、皮脂はどうでしょうか。内側から分泌してくるものを、外側からケアするというのはなかなか難しいことです。思春期向けの皮脂コントロール効果のある化粧水をつかったりもしましたが、思ったような効果はなく、刺激が強かったので肌荒れが悪化する結果となってしまいました。なにより、外側からのケアだけでは、皮脂の過剰分泌の根本的な解決にはなりませんよね。

そこで、生活習慣の見直しや、運動、または漢方といった「体の内側」からのケアを意識しましょう。後述しますが、わたしの場合は内側からの皮脂分泌の抑制に成功し、脂漏性皮膚炎の完治に繋がりました。とても大切な要素ですので、ぜひ心がけてみてください。

高級品だからと、肌にあわないものを使い続けてしまった

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基礎化粧品によって保湿することや、良い成分を肌に入れることも大切ですが、症状の悪化があればすぐに使用停止してください。

性能は問わないので、肌に負担がないものを確実に選びましょう。

わたしの場合、早く治したい一心で高価で肌に良いといわれる化粧品や、化粧水などを揃えました。

特に化粧水に関しては「保湿が大事」と指示されたので、年齢に相応しくない高保湿タイプのアンチエイジング効果のあるものを選んでしまい、これがまた良くない結果を招いてしまいました。

その化粧水はとても高価で評判も良かったのですが、私が使うと痒みがでてしまったんです。でも「高いし、肌にいい物だから大丈夫。保湿が大事だから」という理由で使い続けてしまいました。かゆみがあると、人は無意識に掻きむしってしまいますから、逆効果です。

最終的に脂漏性皮膚炎が完治したときに使っていた化粧水は、ドラッグストアで500円程度で買える、保湿力がとても弱い化粧水でした。

何が合うかは人それぞれですが、基礎化粧品は効能ではなく、自分の肌への効果を主軸に選びましょう。

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口コミを鵜呑みにし、極端すぎる美容法をとってしまった

いろいろな美容法がありますが、実際に実行して1,2週間ほど様子をみた上で、肌の調子が悪化しているようであれば大至急やめてください。

脂漏性皮膚炎になると、これまで当たり前にやってきた行動が原因ではないかと疑ってしまいませんか?例えば、シャンプーや、スキンケアが悪いのではないか…などです。

わたしの場合、角質培養と言われる極力洗顔をしない方針をとったり、シャンプー剤を使わないという湯シャンという方法を選んだり、とにかく「普通」ではない偏った方針をとってしまいました。

一度くらいなら試してみる価値はあると思うのですが、インターネットで「これで完治した!」という記事を見て、悪化しているような気がしつつも、すがるような気持ちで真似をしていたのです。でも、自分には合っていなかったので悪化しただけでした。

誰かが治ったという方法は、あなたにも当てはまるわけではありません。美容法の方針は、自分の症状と向き合いながら選びましょう。

食品・成分オタクになりすぎて、ストレスをためた

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世の中には、スキンケアをろくにしていなくても、ジャンクフードをたくさん食べていても、お肌がきれいな人は存在しています。治療のため、成分そこまで神経質になる必要はありません。

少しでも肌にいいものを…と思うと、化粧品の成分や、食品の添加物に対して厳しくなってしまいがちです。「この成分は体に悪い」とか、「こんな成分が入っているなんて毒と同じ」とか、「オーガニックじゃないと無理」とか、そんな風に思ってしまいがちです。

実際に避けた方がよい体に悪いものもありますが、あれもダメ、これもダメ、とやっていくとイライラしたり、精神的に参ってきたり、いわゆる「ストレス」に直結してしまいます。

脂漏性皮膚炎が完治した今は、純粋にそういうことに疲れてしまったので、成分表示を一切見ずジャンクフードも当時よりたくさん食べるようになりました。しかし、肌荒れは全然しません。当時かなりこだわったわりには、あまり意味がなかったなあと感じています。

「あたりまえのこと」を疑うという考え方がなかった

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生活習慣をパーフェクトにしても、脂漏性皮膚炎がちっとも治らないケースもあります。その場合、「毎日摂取しているもの」に関して警戒をしてみてください。

肌荒れを起こしていると「肉ばっかり食べているだろう」とか、「野菜を食べていない」とか「ろくに寝ていないだろう」などと言われるので、大学生の暇な時間を活かして100点満点に近い生活を送りました。

21時に寝て、5時に起き、犬と一緒にウォーキング。朝からバランスの良い和食を食べ、昼食も学食できっちりしたものを食べて、夜も和食。お菓子は禁止。夜はランニングをし、また21時に寝て5時に起き…。お酒も付き合いでしか飲みませんでしたし、飲み物はジュースを避け、ノンカフェインのお茶や水にこだわってとっていました。

それでも、全然治りませんでした。ここまでやって治らないのは、生活習慣が原因ではなかったのです。

脂漏性皮膚炎になって5年目のころ、世間で糖質制限ダイエットが流行りました。実行している友人が「肌も綺麗になった!」というので詳細を聞くと「脂性肌が改善した」とのこと。

これまで和食中心でどんな時もお米だけは食べていたので、「ものは試しで、炭水化物制限をやってみよう」と米を1週間必要最低限に控えたところ、とめどなく出ていた皮脂の分泌が大幅に減り、それに伴って脂漏性皮膚炎の症状が改善していきました。そしてやんわりと制限を続け数か月すると、6年苦しんだ脂漏性皮膚炎が完治しました。

医師に確認をとっていないので「炭水化物を抜いて治った」とは断言できません。当時、漢方も飲んでいたので、そのお陰もあると思います。

でも、完治した現在も米を食べ過ぎると顔と頭皮の皮脂量が増えるので、なにかしら関連はあったのではないかと思っています。

なにをしても治らない場合は「毎日食べているもの(主食・調味料等)」「毎日使っているもの(洗剤等)」「毎日触れているもの(枕や布団等)」「毎日近くにいるもの(ペット等)」を疑ってみると、なにか発見があるかもしれません。

まとめ

  • 脂漏性皮膚炎は、すぐに皮膚科で診断を受けて治療開始すること
  • 「基本の治療方針4つ」に関係しない美容法は避ける
  • 外側と内側からの治療を意識して行う
  • 口コミを鵜呑みにし、自分に合わない美容法を続けない
  • 成分オタクになりすぎない
  • 毎日当たり前に摂取しているものに関して疑う

わたしは小さい頃アトピーを罹患していて、母が「アトピーが治る水」という怪しいものを高値で取り寄せて、真冬でも霧吹きで全身にかけられていました。母も必死だったとは思うのですが、正直アトピー以上につらかったです。

その苦い経験があるわたしでも、脂漏性皮膚炎を治すためいろいろなものにすがりたくなってしまいました。とにかく、脂漏性皮膚炎は治らないうえに症状がとても辛くて、なかなか冷静・理論的になれません。

なので、一度冷静になって治療方針を見直してみてくださいね。

みなさんの脂漏性皮膚炎が1日でも早く良くなるよう、心から応援しています。

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