脂漏性皮膚炎に飲み薬って効果あるの!?皮膚科医に聞いたレポ!!

脂漏性皮膚炎と飲み薬
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脂漏性皮膚炎にはステロイド薬治療と、抗真菌薬での治療が中心となります。

基本的には経口投与はせず、患部に軟膏をはじめクリームを塗布するのが中心ですが時としては内服治療を開始する場合があります。

脂漏性皮膚炎治療の現状

現在のところ日本では、脂漏性皮膚炎に対しては内服薬の積極治療は行っていないのが現状です。

ただし、かゆみがひどい場合や症状がひどい場合には内服薬治療で症状を抑えることをします。

また、脂質異常で脂質コントロールが出来ない患者に対しては脂質をコントロールするための内服薬治療を行います。

これらをまとめると、脂漏性皮膚炎で内服治療を行う場合は以下のとおりです。

  • かゆみがひどい
  • 症状が強い
  • 脂質コントロールが出来ない

という場合です。

では、それぞれについて解説していきたいと思います。

かゆみが強い場合

かゆみについては、「脂漏性皮膚炎かゆみ」で詳しく書きたいと思いますのでそちらをご覧ください。

脂漏性皮膚炎の我慢できないかゆみ!!原因から探る対処方法!!

症状が強い

脂漏性皮膚炎の原因としては、マラセチア・フルフルが大きく関与しています。

マラセチア・フルフルとは菌の一種で、抗菌剤による治療が必要となります。
基本的には、二ゾラールなどの軟膏などで治療を行っていきます。

しかし、これはあくまでも軽症の場合に限ります。

症状が重症化して行き頭皮の半分以上に症状が生じ、頭皮がはがれ炎症を起こしている場合などにはもはや軟膏だけでの治療では症状を軽減させることは出来ません。

そのような際に、内服薬で抗菌剤を服用します。

しかし、現在の医療界の動きとしては極力抗菌剤を使用しないで治療しようというのが主流です。

その理由としては、抗菌薬などを長期間使用してしまうと耐性を持った菌が生まれる恐れがあるからです。

現在は脂漏性皮膚炎に対しての治療薬は、現行の薬で十分治療が可能ですが頻回に抗菌薬を使用してしまうと、マラセチア・フルフルがそれらの薬に慣れてしまい、治療薬がなくなるという恐れもあります。

そのため、出来るだけ軟膏などで治療をしていき内服薬を使用するのは最後の選択肢とすることが多いのです。

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脂質コントロール

現代人は外食をはじめファストフードなどの出現によってエネルギー過多の状態にあります。

それに加えて野菜の摂取が少なくなっていることで、ある栄養素が不足してしまい脂肪を上手くエネルギーに変換することが出来ていません。

その栄養素とは…ビタミンBです。

ビタミンBは体内に取り込まれた脂肪と結合し、エネルギーに変換する手助けをします。

この栄養素が無ければ、脂肪が体内に蓄積されてしまいます。

その状態になると体内では蓄積を避けるために何とかして脂質を対外へと排出しようとします。

その結果として、皮脂の増加につながり脂漏性皮膚炎をはじめにきび等を発症させてしまいます。

肥満症の人などで脂漏性皮膚炎を発症した場合は、程度にもよりますが血液検査を行い体内のビタミンバランスなどを確認することもあります。

よほどのことが無い限りビタミンに関する血液検査は行いませんが…

血液検査結果や医師の判断によってビタミン剤の内服指示が出されることがあります。

ビタミン剤は内服では効果を発揮することが無い為に、必ず内服から始めるようにします。

バランスの良い食事摂取が出来ているのであれば、内服しなくても大丈夫なのですがそうそう病院で勧めるような理想的な食事を考えている人はほとんどいないと思います。

脂漏性皮膚炎で通院してビタミン剤を出されなかった人は、ドラッグストアーなどでも簡単にビタミン剤を購入することが出来ますので、処方されなかったが今後の予防のために購入したいという人にはおススメです。

そのほかには、自分の食生活を振り返ってみて肉が中心な人は、魚中心の食事へシフトしていくことや野菜の摂取を中心にしていくことがおススメです。

まとめ

脂漏性皮膚炎になったからといって内服治療で必ず治るということもなく、反対に脂漏性皮膚炎などの場合は、内服治療をおススメしません。

脂漏性皮膚炎を発症しないことが一番ですが、発症してしまった場合には今一度自分の食生活などを見直していく必要があります。

「自分の食生活はバランスのいいものなのか?」「栄養素は偏っていないのか?」などを確認してみてください。

もしも偏っていると思ったのであれば、サプリメントを購入して飲んでみるなども効果的ですのでそういうものを少しずつ利用して、脂漏性皮膚炎発症を予防しましょう。

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