脂漏性皮膚炎にニゾラールが最適!!皮膚科医に聞いてきたレポ!!

脂漏性皮膚炎とニゾラール
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脂漏性湿疹(脂漏性皮膚炎)は様々な原因によって引き起こされます。その中の一つとして皮膚の常在菌であるマラセチア・フルフル(Malassezia furfur)と言われるものが関与しているといわれています。

マラセチアフルフルとは

 

マラセチア類の菌は環境中では存在することができず、人や動物の皮膚に存在します。これらの菌が増殖するためには皮脂が必要となることから、皮脂の多い頭皮や顔などに多く存在します。

マラセチアが定着することで、脂漏性皮膚炎や毛包炎などの発症原因となります。

脂漏性皮膚炎の治療方法

脂漏性湿疹を発症した場合にはいくつか治療方法があります。基本的にはステロイド剤を使用するか抗真菌薬の外用を行います。

今まではステロイド薬を使用して治療を行っていましたが、副作用があるという観点から最近では積極的採用を避けることになっています。

ステロイド薬のメリットとしては、即効性があり塗布してから48時間以内に症状を抑制しますが長期間の使用などでは色素沈着や皮膚の萎縮など様々な副作用があります。

また万能のステロイド薬と勘違いされている面もあります。

脂漏性湿疹の場合は原因は真菌感染によるものです。そのため症状が出現しステロイド薬で症状を抑制したとしても根本的治療にはなっていないためすぐに再発してしまいます。

そこで最近では抗真菌薬を使用しての治療を行います。

ニゾラール

脂漏性湿疹と診断されたら最近ではニゾラールという薬を使って治療を行います。

ニゾラールという薬には様々なタイプがあり、クリームタイプ、ローションタイプ、スプレータイプがあり発症した部位に合わせて選択していきます。

ニゾラールは保険適用されており薬価自体も40円前後と安価な価格設定がされています。近年では後開発医薬品(ジェネリック医薬品)のケトコナゾールが販売されています。

これにより薬価は今まで以上に下がり経済的負担も軽くなってきました。薬効もニゾラールとほぼ変わらず副作用も少ないので、もしジェネリック医薬品の使用ができるのであればそちらをお勧めします。

ニゾラールの副作用

ニゾラールにはいくつかの副作用が報告されています。もともとニゾラールは皮膚への浸透は早いものの長時間蓄積することはないとされています。

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ニゾラールの開発をした製薬会社のヤンセンファーマーの研究発表では総症例6346件のうち副作用が報告されていたのは224例で全体の3.5%でした。

副作用の内訳をみてみると掻痒感や発赤、亀裂、疼痛などが報告されていました。またわずかですが重症例としては蕁麻疹が報告されています。

また妊婦への使用も注意が必要です。

前述したように皮膚からはほとんど薬剤が吸収されませんが、経口から薬剤を投与した場合には催奇形性などの副作用が報告されています。

小児への投与も使用経験数が少ないということから、安全性が保障されていません。小児に使用する場合は、塗布回数を成人の半分にする等の慎重投与が必要になります。

ニゾラールの薬効

ニゾラール抗真菌薬は、脂漏性皮膚炎に対して高い治療効果を持っています。特にマラセチア族に対しては強い抗真菌作用を示している。

脂漏性湿疹を発症した患者の患部にニゾラールを塗布してから約72時間経過後も感染防御効果が認められた。同時に抗真菌作用の持続性が確認されており、皮膚貯留性が高いことが認められた。

皮膚貯留性が高いことから、新たにニゾラールを皮膚に塗布する場合には石鹸で患部をよく洗い古い薬剤を洗い流すことが必要になります。

残留薬物は時として最近繁殖の温床となることがあります。ほかにも古い薬の上から新たに薬剤を塗布することで薬物濃度が高まり人体に対して毒性を示すことがあるので注意が必要となります。

最後に

ニゾラールは脂漏性皮膚炎患者にはありがたい薬です。しかし、長期間使用することで常在菌が減少してしまい皮膚防御に関与しているいい最近までも殺してしまう恐れがあります。

それによって新たなる皮膚感染症を発症してしまうということもあります。抗真菌薬を使うことによって治療はいいのですが、実は人体には有害な部分もあるので注意が必要です。

一番は自己免疫力で対応できるようにすることです。脂漏性皮膚炎は、食事管理や保清活動をしっかりと行うことで予防するこのできる疾患です。

正しい情報を身に着けていき、しっかりと発症前に予防できるようにしていきましょう。またこの記事でも、脂漏性皮膚炎についての様々な情報を発信していくのでしっかりと呼んでいただければと思います。

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