接触性皮膚炎と治療

接触性皮膚炎と治療1
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接触性皮膚炎の治療は、なかなか難しいともいわれています。

難しさの原因としては、なぜ皮膚炎が起きているのかの理由を調べることが難しいからともいわれています。

<接触性皮膚炎 原因特定>

接触性皮膚炎と治療2

接触性皮膚炎の治療を行う際には、まずは原因物質の特定を行います。

例えば、パッチテストを行い原因物質を特定する方法があります。

この方法は、原因と思われる物質を塗布したシートを背中などの目立たない部位に張り付けして時間をあけて腫脹などがあるかなどを確認します。

そして原因物質は何かを特定します。

この検査は健康保険が適用されるため、3割負担で行うことが出来ます。

ほぼこの検査が接触性皮膚炎診断では有効で、日本皮膚科学会でも強く推奨されている検査です。

<検査の時期>

接触性皮膚炎と治療3

検査はいつでも行うことが出来ますが注意する点があります。

それは、いつの季節でもできるものではなく夏場には汗などの影響から正確な検査結果が得られないため冬場に行うことが多いという事です。

汗などに付着した物質が刺激となり皮膚炎をおこすこともあるために、出来るだけ汗をかかないような状況で行うことが望ましいテストとなっています。

なので出来るだけ検査を行うのであれば、夏場よりも冬場に受診し検査を行うことをお勧めします。

<皮膚炎の種類>

皮膚炎と一口に言っても原因などによりいくつかに分類されます。

光により発症する、光接触皮膚炎(光毒性接触皮膚炎+光アレルギー性接触皮膚炎)

外部の刺激などによる、刺激性接触皮膚炎

アレルゲンとの接触による、アレルギー性接触皮膚炎

などなどほかにもいくつかありますが、このように分類を行っていきます。

<皮膚炎の治療方法>

皮膚炎の治療方法は基本的には、原因物質の除去がメインとなってきます。

例えば、原因物質を特定しないまま皮膚炎症状だけを抑える対症療法を行っては、原因物質が再度付着すると同じように皮膚炎を再発してしまいます。

なのでここで大事なのは、原因物質の特定と原因物質の除去です。

治療には皮膚炎の症状や重症度に応じてステロイド薬、抗ヒスタミン薬を塗り薬や飲み薬で処方していきます。

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<光源性接触皮膚炎>

接触性皮膚炎と治療4

これはよく勘違いしている方が多いのですが、皮膚に紫外線が当たることで発症するものではありません。

正確にいうのであれば、皮膚などに付着した物質や薬剤などに紫外線が当たることで発症するものです。

特に発症する確率が高いものとしては、日焼け止めクリーム、貼り付け剤(湿布など)の薬剤や化学物質が皮膚に残留することで起きます。

なので皮膚に紫外線が当たり症状を呈するものではないので注意が必要です。

この場合の治療もやはり、薬剤や化学物質を除去することとなります。

このように何か化粧品などを使用した後や薬を使用した後に発症した場合は、すぐにパッチテストを行わずに一度、それらの使用をやめて様子を見るという方法がとられています。

そこは医師や医療機関の裁量に任されています。

<一番厄介な皮膚炎>

接触性皮膚炎と治療5

前述したように皮膚炎にはたくさんの種類が原因ごとに分けられています。

その中でも厄介なのが職業性皮膚炎です。

海外で報告された皮膚炎として、美容師の皮膚炎が挙げられます。

この美容師の皮膚炎の原因は、髪の毛でした。

髪の毛を切りそれらが美容師の皮膚に刺激を与えており、それが原因で腫脹やかゆみなど様々な症状を呈しました。

初期段階では原因が不明だったためにステロイド治療を行うしかありませんでしたが、髪の毛を切っている限りは当然のことながら症状が軽減されるという事はありませんでした。

このようにして、日常生活の中にはたくさんの皮膚炎などを発症するような原因が隠れています。

例えば、何気なく触った台所の金属部位やフライパンの取っ手でも皮膚炎を発症する人も稀ではありますがいます。

海外に行けば驚いたことに、受話器が原因となり耳に皮膚炎を起こした人も報告されています。

<接触性皮膚炎のまとめ>

前述したように皮膚炎は誰にでも起こる病気です。

もしも日常生活の中で、なにかに触れたりしたときに異常がみられるのであればそれとの接触をできるだけ避けていき重症化することを防ぐ必要があります。

そして接触性皮膚炎は遺伝の可能性もあるといわれているため、子どもたちも同じ物質で反応する恐れもあるのでそこは注意していく必要があります。

もしも皮膚炎を疑うような症状が出現した際には、すぐに皮膚科専門医へ受診し適切な治療と検査を受けることをお勧めします。

 

 

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