接触性皮膚炎と治るまで

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接触性皮膚炎を発症した場合、程度によって完治する期間は大きく異なります。

ここでは治るまでの過程を解説していきます。

<完治するまで>

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接触性皮膚炎を発症して皮膚が腫れあがった場合、特に何も掻きむしったりすることなく適切に対処することが出来ていれば、薬を使用した場合は数日で症状が軽減します。

ここで大事なのは、「症状が軽減する」という事です。

症状が軽減する事と、完治するものは別物です。

接触性皮膚炎の特徴の一つとしては、症状が薬で短時間に消失するという事です。

現在は薬についてもかなり開発が進みいい薬がたくさん出てきています。

そのため比較的短時間で症状が軽減するという事が多くなってきています。

接触性皮膚炎の場合にすごく大切なのは、原因物質の特定と除去が何よりも欠かせません。

そのために薬を使って症状が消えても、原因物質が特定されてそれらが除去され、一定期間の間、症状の出現がないことを確認できるまでは完治したとはいうことが出来ません。

なので接触性皮膚炎が治るまでの期間は長い人で2ヶ月くらいで、早い人で7日程度です。

<完治と軽減を勘違い>

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以前病院に来られた患者さんでこのようなことがありました。

外来診療で接触性皮膚炎と診断されて薬を受け取って帰宅された患者さんがいました。

後日検査結果を受け取りに来るようにと伝えていましたが繰ることなくそのまま時間が経過していきました。

ある日の外来診療で、再度同じ患者さんが来られたのですがその姿を見たときには正直驚きでした。

上腕部での発症だった皮膚炎が顔にまで発症しておりしかも初期症状で済んでいたはずだったのですが驚いたことに重症化していました。

顔は熱感があり平常時の顔よりも腫れていました。

またかゆみが出現したからと言って皮膚炎の部位を掻きむしったことでさらに重症化を招き、赤みが出るくらいまで傷になっていました。

すぐに飲み薬と塗り薬のステロイド薬での治療を行いました。

ステロイドと言っても、ステロイド薬分類の中でもかなり強めの薬が処方されしばらくの間はそれで治療する事となりました。

<皮膚炎 掻きむしる>

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皮膚炎に限らず何でもそうなのですが、傷口などが浸出液で満たされているため掻きむしれば掻きむしるほど皮膚はどんどんと削れていき、真皮層まで傷が達します。

ここで気を付けたいのが女性などがそうなのですが、傷が毛穴よりも深くなってしまった場合は間違いなく将来は色が変わりその部位がわかるようになります。

<肉芽組織と瘢痕組織>

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肉芽組織とは皮膚が障害受けた際に修復する過程でマクロファージなどの物質を運搬したり組織修復に必要な材料を輸送したりするために必用な物質を効率よく運搬するために、毛細血管に富んだ組織を形成します。

けがなどをした際にしばらくして、赤くなりお肉が盛り上がってくる部分を指します。

これらの組織が働いていき組織修復が進むと、毛細血管が減少していき膠原繊維が増えていき最終的には硬い白色の瘢痕組織が形成されます。

こうして傷口が修復していくのですが、事例を挙げた患者さんように掻きむしったりするとこの傷口が深くなり瘢痕組織形成に時間がかかるようになります。

また毛穴よりも深い傷口になってしまうと瘢痕組織が傷口を埋めるのにたくさんの膠原繊維を出すためン委過剰形成となり傷口が盛り上がったり、色素が変わってしまったりします。

そのため接触性皮膚炎でもできるだけ掻きむしらないほうが将来的にはいいかもしれません。

<接触性皮膚炎 早く治すためには>

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接触性皮膚炎を早く治すためには何よりも、薬をきちんと使用しいじらない事です。

しかしそれが一番難しく、大人になった今でも私はいじりたくなってしまいます。

なので子供の場合やいじりたくなってしまう人の場合は、包帯などを巻いておくというのも一つの手段かもしれません。

また最近では酸素をシャットアウトする保護フィルムも販売されています。

それを使用すると包帯などよりも装着感が少なく、いずくないので子供たちにはお勧めのものです。

<まとめ>

接触性皮膚炎を早く治すためには、早期治療がカギです。

そして何よりも症状が消えたからと言ってすぐに薬を中止していくのではなく、症状が消えたのは薬の影響なのかそれとも原因物質が特定されて除去されたために症状が消えていったのかを考える必要があります。

それから薬の服薬を中止していき発症がなければ皮膚炎が完治したということが出来ます。

 

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