アトピー治療、スムーズに脱ステロイドする方法

ステロイド撤退
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ある日、なんだか指が痒いなぁ…乾燥のせいかなぁ、まぁ、ほっとけば治るか、と指をぽりぽりと掻きながら過ごしていた10月。

何度も経験したことがある、そんなありふれた痒みを糸口に私の忌まわしきアトピー人生は唐突に始まりました。

症状が進むにつれて、あぁ…これがアトピーか…と、事の重大さに気づいた頃、私の手はまるで野球のグローブのように膨れ上がり、いつの間にか私は一塁手…。

そこから、脱グローブもとい、脱アトピーへの日々は辛く長いものでしたが、今にして思えば意外なことに、いわゆる、脱ステロイドというものを、非常にスムーズに行うことができました。

それは知識や情報を元に、ここぞというタイミングを読み綿密な計算の果てに、清水の舞台から飛び降りる覚悟で行った。  わけではありません。

驚いたことに、成り行きで成功してしまいました。

そんな私の体験が、あなたのアトピーの悩みに役立てば、という思いから今回は脱ステについてしるしてみたいと思います。

そもそもステロイドとは何なのか

薬カプセル

ステロイドとは何なのか、というとかなり大風呂敷を広げた感がありますが、ここは大きく、アトピーの痒みを抑えるための強力な薬、という認識でいいかと思います。

始め私は、処方されたその薬を愚直に使うだけで、成分はおろか、名前さえも認識せずに使っていました。

ようは、これを使えば万事解決するのだろうという、希望的観測を浮かべながら毎日毎日塗りこんでいました。

アトピーの症状において、最もやっかいなものが、激しい痒みです。

何がやっかいかと言うと、まずアトピーの痒みが我慢できないほど激しいという事。さらに、アトピーの痒みに負けて患部を掻き毟ってしまうと、容易に症状が悪化してしまうところです。

なので、まず痒みに負けない事が、アトピー治療の第一歩であると考えて間違いないかと思います。

ステロイドというのは、痒みを消すための薬です。

そして、アトピーの最初の問題は痒みです。そこはやはり、ステロイドを使用してその痒みを抑える事で、治療の第一歩としましょう。

私もファーストミットと化した手に、同じくファーストミットと化した手でステロイドの軟膏を塗りこみ、概ね一週間もすればファーストミットは鍋つかみ程度のサイズ感になり、さらに数日後には、新弟子の力士程度になり、程なくして、元の姿へと戻りました。

その魔法のような十数日を過ごした経験からも、まずはステロイド、というのが私の中でアトピー治療の不文律となりました。

脱ステロイドについての正直な感想

脱ステロイド

ステロイド治療により、症状の緩和が見られたら、使用をやめる。いわゆる、脱ステをする必要があります。

使用が長期化すると、アトピーの完治が出来ないだけでなく、副作用も出てくる可能性がある為、脱ステを経て、完治を目指すのが、アトピー治療の常套です。なので、脱ステはアトピー治療に必須の要素となります。

ちなみに、私の脱ステに対する正直な感想をまず記すと、アトピーが治っていればステロイドは自然と使う必要が無くなるだろう、という事です。

脱ステが難しいと取り沙汰す事はありますが、私の実体験から言うと、脱ステというのは自然に行われる事なので、それが出来ないという事は、単純にまだスイテロイドが必要だという事なのだと思います。

湿疹や水泡、痒みが完全になくなるまで使用すれば、もういりません。そこからは、我慢出来るレベルの痒みに対しては、刺激を避ける事で対症療法を行い、自然に完治するのを待つのが、私の脱ステでした。

そもそも、私は脱ステという言葉も概念も知りませんでしたし、副作用等の説明も受けませんでした。

なので、痒みも湿疹もこれを使い続ければなくなって、完治するんだという認識でした。

実際、やめるタイミングがどうとかも考えずに、痒みが完全になくなるまで、ただただ毎日使い続けていました。

痒みや湿疹や水泡が完全に無くなるまでステロイドを使用する。必要でないところまでは、使用し続ければいい、というのが私の考えるスムーズな脱ステです。

必要なくなれば必然的に使わなくなる、というのが私の脱ステ体験です。

夏を過ぎれば蚊取り線香を買わなくなる的な、いわゆる自然な流れかと思います。

ただ、時ならず耳元であの音が鳴れば時期を期せずして蚊取り線香に火をつける。

たとえに失敗した感はありますが、それが私の脱ステイメージです。

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ステロイド治療中の入浴方法

入浴注意

ステロイド治療中に、ひとつ注意しなければいけないのが、入浴についてです。

皮膚に塗ったステロイドは残ります、水で洗い流せません。

なので、石鹸を使う必要がありますが、石鹸そのものが刺激となるので、そのあたり難しいところです。

あくまで、やさしく泡だけで丁寧に洗うようにしましょう。

ちなみに私は、韓国の垢すりで使われる、刺激たっぷりの赤い謎の手袋で、全身をキリスト教の苦行がごとく、ガシガシと洗っていた親の敵的ボディーウォッシュをまずやめました。

シャンプーについては、明らかにおじさん専用のスースーすればそれで良い的な代物の使用もやめ、100均で買っていた原産国ギリシャと書かれていた薄ピンク色の洗顔料も即座に使用をやめ、とびっきりオーガニックなバスタイムを演出する、ハイ・ソサエティになりました。

そもそも、刺激たっぷりだった自分のバスタイムそのものが、今にして思えばアトピーのわかりやすい要因のひとつだったのかも知れません。

ゆくゆくは石鹸を使う回数を減らし、全身をお湯だけで洗うという新習慣を身に着ける必要もあります。

なんて不潔な!と思われるかもしれませんが、ここはひとつ「そんなことはない」と堂々宣言する図太さがアトピー治療の鍵となります。

実際、お湯だけで汚れは流せます。

人間の環境適応能力はすごいという惹句を見聞きしたことがあるでしょう。まさに、偽りなしです。

習慣化すれば、体も見事に適応していきます。

そもそも、毎日お湯を浴びるということは、とても清潔なことです。

ここはひとつ、不潔という先入観を無くしましょう。

脱ステから完治まで

治癒に向かって

ステロイド治療で湿疹も水泡も、痒みの欠片も無くなれば、自然とステロイドの使用を控える流れとはなりますが、それでも皮膚へのちょっとした刺激で痒みが誘発される事はあります。

意外に、ステロイドをやめてからの痒み対策も難しいものがあり、細やかな配慮が必要になってきます。

まず、最も注意しなくてはならないのが、衣類です。

洋服は常に身に着けているものなので、その素材に注意を払う必要があります。基本的には繊維のケバ立たない、さらさらとした素材を選ぶ必要があります。また、蒸れやすい衣服も避けます。汗が痒みを誘発する事があるからです。

肌のバリア機能が完全に再生されるまでは、あらゆる刺激を避けない事には、すぐに痒みは誘発され、それに負ければ再発、悪化。再びステロイド治療が必要となり、治療は長期化します。

脱ステ後も、アトピー治療中と同じように刺激を避け続ける事が重要です。そこにはやはり根気が必要になってくるので、この部分が脱ステが難しいと言われる所以でもあると思います。

ただ、基本的には痒みが完全に消えるまでステロイドの使用を続け、痒みが消えればステロイドは必然的に使わなくなり、あとは引き続き、患部への刺激を避け続ける。

これがステロイド治療から、脱ステ、アトピー完治へのプロセスとなります。

あくまで私の体験からですが、ステロイドにそこまでマイナスイメージを持たずに、痒みが消えるまでは使い続ける、という認識でいいかと思います。

脱ステは、自然に行われるものです。

もし、あなたが現在、治療をしていて、ステロイドそのものや脱ステに悩みを抱えているのなら、一度この記事を参考に、脱ステから完治へのプロセスを描いてみてください。

マイナスイメージの中で惑うよりも、プラスのイメージを描くことが、もしかしたら治療の効果を上げる事にも、一役買うかもしれません。

最後に、私の脱ステについて、少しだけ詳細に書いてみます。

指が痒くなくなってきたなぁ…という実感を持ち始めた頃、ちょうど処方されていた分がなくなりました。

痒くないし、もう皮膚科行くのもめんどくさいし、また悪くなったら行こう、と、往来のものぐさな性格を発揮して、珍しくそのものぐさな性格が功を奏し、晴れて脱ステとなったんでした。

肌が赤くなったり、液がじゅわっと浮かんだり、痒み以外の症状は一月ほど続きましたが、痒くなければ平気だもんねと、これまた図太い性格を発揮し、気がつけばあんなにも悩まされた忌まわしいアトピーが完治するという、棚からぼた餅的な終焉を迎えました。

こんないい加減な私の体験談なので、本当に多くの人に適用するか、わかりませんが、暗く重い気持ちにならず、どこかおおらかに治療に望むというのも、もしかしたらコツのひとつなのかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

あなたのアトピーに、私の体験談が役立てばうれしいです。

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