かゆい!原因不明の蕁麻疹…原因はアレルギー?それとも?

蕁麻疹かゆい
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ある日突然、全身がかゆくなってしまったら…かゆい箇所にたくさんの蕁麻疹 (じんましん) ができていたら…いったいどうすればいいのでしょうか?

皮膚症状の中でも、治療とケアに特に注意が必要なのが「蕁麻疹」です。蕁麻疹を見つけたら、すぐに皮膚科に行きましょう。

以下で、蕁麻疹の治療法・再発防止のケア方法、考えられる原因について、説明していきます。「放置せず今すぐ病院に行くべき」蕁麻疹の症状についても解説していきますので、ぜひご覧ください。

蕁麻疹 (じんましん) とは

皆さん、蕁麻疹 (じんましん) という言葉は聞いたことがあると思います。実際にどういうものかご存知でしょうか?

蕁麻疹とは、皮膚の一部が突然赤くくっきりと盛り上がる皮膚症状です。この盛り上がりのことを 「膨疹」といいます。膨疹 (皮膚の盛り上がり) の大きさは、1~2mm程度のものから、手足全体を覆う大きいものまで、さまざまです。

膨疹は強い痒みを伴います。

膨疹自体は、できてから数十分から数時間で消えるのが普通です。症状が激しい場合は、次々と新しい膨疹が出現するので、患者本人は、常に身体に膨疹が出ていると感じることがほとんどのようです。

緊急:突然のかゆみと蕁麻疹…どうすればいい?

普段生活していて、突然全身がかゆくなったら…そしてかゆい箇所を見てみると、今まで見たこともないような蕁麻疹ができていたら…いったいどうすればいいのでしょうか?

一番心配なのは、全身がかゆく、気管が狭まったような感じで息苦しいという症状です。この症状を自覚したら、すぐに救急車を呼んでください。

考えられる病気は「食物などのアレルギーによる蕁麻疹とアナフィラキシー」です。

自分の身体に合わない食品を摂ってしまい、アレルギー症状として蕁麻疹が出ることは、よく知られています。

その蕁麻疹が気管の中にできてしまうと、呼吸ができなくなり命を落とすことがあります。このような重い症状を「アナフィラキシー」といいます。少しでもおかしいと思ったら、救急車を呼びましょう。

急にできた蕁麻疹…皮膚科へ

突然蕁麻疹ができ、かゆみに耐えられなくなったら、仕事中であっても、皮膚科に行くほうがいいでしょう。皮膚科というと、かゆみ止めの塗り薬を処方されるだけ、どうせすぐにかゆみが収まるはずがない、という印象を持っている方が多いのでは?

ですが、蕁麻疹の場合、重いアレルギー症状の蕁麻疹であると診断されると、即効性のある注射で治療されることもあるようです。あまり簡単に考えず、すぐに皮膚科に行くことをお勧めします。

蕁麻疹の治療

蕁麻疹ができる原因はさまざまです。しかし、原因が何であれ、治療法はほぼ同じです。ここでは、皮膚科で処方される主な薬をご紹介していきます。

かゆみ止めの飲み薬、ステロイド入り軟膏の塗り薬 (弱)、手荒れなど蕁麻疹以外の皮膚疾患があればその塗り薬、などです。

「ステロイド入り軟膏」を辛抱強く塗ることにより、蕁麻疹のかゆみはいつかは収まるはずです。

しかし、一般的には、様子見で、弱めのステロイド入り軟膏が処方される場合がほとんどで、まったく効果がないことが多いのです。

2日ほど様子を見て効果がなければ、もう一度皮膚科に行き、強めのステロイド入り軟膏に変更してもらう方が良いでしょう。ステロイド入り軟膏は、突然やめると、病状を悪化させてしまうことがあります。塗り続けるかやめるかについては、医師と話し合いの上判断しましょう。

蕁麻疹と漢方薬

蕁麻疹がなかなか治らない原因のひとつは「かゆいのでかきむしってしまい、蕁麻疹の箇所が広がってしまう」ことです。

筆者が蕁麻疹で皮膚科に通ったとき「かきむしるのを防ぐ方法はないか」と医師に相談すると「四逆散(しぎゃくさん)」という漢方薬を処方されました。

すべての人に効果があるとは限りませんが、皮膚科の治療に使われることの多い漢方薬として、以下でご紹介していきます。

四逆散は、胸脇部と心下の気血の流れを良くし、心下や四肢の緊張を緩め、筋肉の余分な血熱を取るなどの薬効を持っています。

具体的な効き目としては、熱っぽさの解消、イライラした気分を落ち着かせるなどがわかりやすいところかと思います。ほてりを伴う蕁麻疹には最適でしょう。

筆者が実感したのは「イライラした気分の解消」です。効きすぎて怖いなと思ったのですが、怒りやイラつきといった気分が消えてしまい、蕁麻疹をかきむしる気が失せてしまうんですよね。

この効果により、比較的早く蕁麻疹が治りました。体質に合う人にはお勧めできる漢方薬です。

蕁麻疹の原因を知ろう

蕁麻疹の原因は、結局のところ、皮膚科の医師でもよくわからないことが多いもの。しかし、原因がわからないと、完治まで時間がかかってしまいます。

以下で、蕁麻疹の原因として考えられるものをいくつかご紹介していきます。思い当たるものがあれば、できる限り原因を取り除くようにしてみましょう。

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蕁麻疹の原因1・食物アレルギー

特定の食品を食べた直後、または数時間後に蕁麻疹が出ることがあります。どの食品が原因になったか特定するのは難しいことです。推測する材料としかなりませんが、蕁麻疹を引き起こしやすい食品を、以下でご紹介していきます。

アレルギー性蕁麻疹の原因となりやすいのが、エビ、カニ、そば、果物などです。食品に含まれるアレルゲンが蕁麻疹を引き起こします。

非アレルギー性蕁麻疹の原因となりやすいのが、青魚、肉類、たけのこ、ほうれん草などです。こちらはアレルゲンが原因ではなく、食品に含まれるヒスタミン様物質が直接血管に働くことにより、蕁麻疹を引き起こします。

どの食品が原因で蕁麻疹が出たのか、皮膚検査や血液検査を行い、特定できる場合もあります。アレルギー性蕁麻疹の場合は、皮膚検査や血液検査が有効です。非アレルギー性蕁麻疹の場合は、皮膚検査や血液検査では原因を特定できません。

原因となった食品がわからない場合は「極端に大量に食べた食品」「普段食べない珍しい食品」「外食で食べたメニュー」などが原因ではないか、と推測します。「開封後かなりの日数がたった小麦粉」で調理したパンケーキやドーナツが原因で蕁麻疹が出る人もいるようなので、これにも注意が必要です。

蕁麻疹の原因2・ヒートテックなどの保温下着

ヒートテックなどの保温下着が原因で蕁麻疹が出る人も増えてきているようです。製品の欠陥ではなく、肌が極端に乾燥してしまうことが原因です。

保温下着を愛用していて、顔以外のところに蕁麻疹が出ている場合は、保温下着が原因である可能性が高いでしょう。綿100%の下着を着るようにしましょう。

肌が極端に乾燥しているということは、あらゆる刺激に対して敏感だということ。入浴時には特に注意が必要です。身体をタオルで洗うのも避けた方が良いです。

手のひらにボディソープを泡立て、身体全体を手で洗うようにするのがお勧めです。荒れた手で肌を触るのも蕁麻疹には良くないので、手荒れも治すよう、皮膚科で薬を処方してもらうと良いでしょう

蕁麻疹の原因3・花粉

花粉の季節になると、花粉が原因で蕁麻疹が出る人も増えてきます。眼の周囲がかゆい、顔全体がかゆい、頭がかゆいなどが主な症状ですが、全身に蕁麻疹が出てかゆみが止まらないという人もいます。

花粉が原因の場合は、原因が特定しやすいので、対策も立てやすいですね。花粉を防ぐために、マスク、帽子、花粉症用のメガネ、ナイロン製の上着を身につけるようにしましょう。ニットやフリース素材の服は花粉が付きやすいので、避けるようにしましょう。

また、花粉症になると、場合によっては、果物アレルギーを発症することがあるので注意しましょう。果物アレルギーは蕁麻疹の原因にもなります。

この現象は「交差感作」といい、花粉症の原因の花粉のアレルゲンに似た構造を持つ食物 (主に果物) で起きます。

蕁麻疹の原因4・とびひ

夏はプールや海の季節。虫に刺されることも多いはず。「とびひ」が流行る季節です。「とびひ」が原因の蕁麻疹にも注意が必要です。「とびひ」とは、虫刺されの跡、湿疹をかきむしった跡、すり傷などにばい菌が繁殖して、周囲に広がった赤いかさぶたや水ぶくれのことです。

「とびひ」ができるときは免疫力が下がっているときなので、放置すると、とびひと違う箇所に蕁麻疹が出ることもあります。皮膚科で適切な治療を受けることをお勧めします。

蕁麻疹の再発を防ぐには

蕁麻疹になったということは、肌があらゆる刺激に対して敏感になっていることの表れです。肌に刺激を与えるものを避けるようにしましょう。

着用する下着は綿100%がお勧めです。入浴時に身体を洗うときは、タオルを使わず、手のひらにボディソープを泡立て、身体全体を手で洗うようにすると良いでしょう。

洋服を洗う洗濯洗剤も、注意して選びましょう。石鹸洗剤か、石鹸洗剤と合成洗剤の中間の商品を選ぶと良いです。柔軟剤は肌がかぶれることがあるので使わないように。

食事にも注意が必要です。「砂糖を摂らないようにするとかゆみが収まる」とは以前から言われている話です。理由はいろいろあるようですが、一例を挙げます。

どうやら、栄養素・ビオチン (ビタミンB7) と関係があるようです。

ビオチンにはヒスタミンの分泌を下げる (かゆみがあるときにはかゆみを改善する) 働きがあります。砂糖を摂ると、砂糖の分解のためにビオチンが大量に使われて不足してしまい、ヒスタミンの分泌が下がらない (かゆみが改善されない) という現象が起きます。

ケーキやアイスクリームを全く食べないというのは難しいものですが、食べる量や頻度に注意を払い、「ほどほどに」を心がけたいですね。

まとめ

皮膚科の医師でも原因をつきとめることが難しい蕁麻疹。考えられる原因を自分で推測して、その原因を少しでも取り除くようにするのが、治すための近道でしょう。

「肌に刺激を与えない」ことが基本です!また、飲み薬や塗り薬の加減は、素人では判断が難しいもの。皮膚科の医師の指示に従うか、自己判断する際医師に相談するか、どちらかの方法をとりましょう。

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