「塗る前にちょっと聞いて下さい」市販で売ってるアトピー用保湿剤

アトピーと保湿と市販1
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冬が来ると、アトピー性皮膚炎の方には嫌なシーズンの到来です。

理由は、ご存知の通り冬場は空気が乾燥しますので、夏場に守ってくれていた潤いのガードが無くなり、乾燥して皮膚ががさつき、更に酷くなると見える部分の皮膚から粉が吹いてきます。

この症状は、私も中学校の頃にアトピー性皮膚炎が発症して乾燥で鼻の下から粉が吹き、その部分を毎日痒いている事を、同級生にからかわれたりもしました。

発症した時期が思春期だっただけに嫌な記憶です......

現在は毎日欠かさず保湿剤を塗って何とか毎シーズン乗り越えています。そんな保湿剤なのですが、私が毎日使用しているのは、皮膚科で診察を受けて出してもらったものです。

よく効くのですが、保湿剤以外に炎症を抑えるステロイド剤も一緒に使用しています。もし保湿剤だけを選ぶなら、ドラッグストアで簡単に購入出来ます。

しかし、アトピー性皮膚炎の人は皮膚の状態が違うので、何も知らずに購入して塗ってしまうと、余計に皮膚が悪化します。

皮膚科に行くのは面倒だし......。どうしたらいいの?

はい、では今からあなたに、安心して市販の保湿剤を選んで貰えるように知っておくべき知識を教えます。

市販でアトピー性皮膚炎用保湿剤を購入する前のあなたの体の状態は?

今から、保湿剤のお話をする前にあなたの体のアトピー性皮膚炎はどんな状態でしょうか?

現在、あなたの皮膚に赤みが出ていれば、いきなり保湿剤を塗るのは逆効果です。何故なら、その皮膚の状態は炎症を起こしているので『抗炎症作用』のあるステロイド剤を先に塗ってください。

炎症を起こしている皮膚が分かりやすい状態ならいいのですが、粉を吹いてる皮膚を『炎症では無い』と思ってつい保湿剤を塗ってしまいます。

もし間違って粉を吹いてる皮膚に保湿剤を塗った場合は、塗った後の皮膚を触ってみてザラザラしているようなら炎症ですので、抗炎症作用のあるステロイド剤を塗って下さい。

市販で購入できるアトピー性皮膚炎用保湿剤の種類

先ほどのお話で、あなたの皮膚の状態は確認出来ましたね。

では次に、購入予定のアトピー性皮膚炎用保湿剤の種類や、それについての注意点を含めてお話します。アトピー性皮膚炎用保湿剤の種類は、『セラミド』『ヘパリン類似物質』『尿素』『ワセリン』の4種類があります。

1.    セラミドとは、よくCM等などで耳にする成分で皮膚の保湿、柔軟性を維持する働きがあるとされ、化粧品などに使用されています。

じつは、アトピー性皮膚炎の30%の人がフィラグリン遺伝子(簡単に説明しますと皮膚のバリア機能を果たす物質)に欠陥があってセラミドを上手く作れない体質なのです。

2.ヘパリン類似物質は、血行促進作用があり炎症が極軽い部分に塗れば乾燥も改善しつつ血行促進をする美肌の栄養クリームみたいな働きをするので合えばとても良い効果のある成分が入っています。

しかしその反面、炎症のない敏感肌や敏感肌の人が使用するなら良い保湿剤なのですがアトピー用の保湿剤としては、個人差が非常に大きく使い方が難しいことがあげられます。

3. 尿素にはピーリング効果があって角質層を削って肌の新陳代謝を促進する言う効果があり、その為皮膚のターンオーバーが乱れる40代以降の人には尿素入りの保湿剤がしっくり来るという事があります。

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それが、10代~20代の若い人達が尿素入りの保湿剤を使うと、皮膚がもっとボロボロになるので、若い方にはお勧めはできません。保湿効果も、ヘパリン類似物質に比べて落ちるので使い勝手は良くないです。

4.  最後にワセリンですが、どれがいいか迷ったらワセリンを選ぶ人はいます。

その中で、自分も昔、粉を吹いてる皮膚に塗ると多少ごまかせる理由でワセリンを使っていました。前に挙げた3つの成分はクリームで皮膚を浸透するように作ってあるのに対し、ワセリンは皮膚の上を保護する為に作られているので皮膚には浸透しませんが、安全性は高いです。

市販のアトピー性皮膚炎用保湿剤を購入する前の3つのポイント

ここまでのお話で、購入する前に体の状態の確認、次に保湿剤の成分の知識を確認できました。

ここからは、あなたにお勧めできる保湿剤の効果を満たす3つのポイントを教えます。

1つ目は保湿作用

これは、セラミド入りのものを選びましょう。先ほど成分のお話をしましたが、効果としてはヘパリン類似物質よりもアトピーにおいて優れた効果が得られるのが事が証明されています。

更に、ヒアルロン酸が入っていると使用感が良くなり、保湿力がアップされます。

2つ目は抗炎症作用

アトピーの皮膚の人は、見た目が分かりにい軽度の場合は大丈夫と思いがちなのですが、実際は軽微な炎症を起こしているのです。

もし、ステロイド剤と併用して使いたい場合、抗炎症作用は気にしなくても大丈夫です。非ステロイドで抗炎症作用を選ぶのなら、一番優れているのは『グリチルリチン酸』が配合されているものが炎症に効果があります。

グリチルリチン酸はちょっと聞いたことがある人なら、『甘草エキスと同じで皮膚のトラブルになるんじゃないんですか?』と言う質問があります。

この2つの効果は似ていて、副作用で聞かれるのが、子供や妊婦・授乳中の女性が甘草エキスやグリチルリチン酸の取りすぎで高血圧症や低カリウム血症や浮腫みは起こしやすいことが挙げられます。

どんないい成分も取りすぎは、体には良くありません。

3つ目は抗菌作用

実は、市販の保湿剤は抗菌作用が入ってないのが多く、乾燥肌、敏感肌用の物はまず配合されていません。

保湿剤を購入する時は、他もきちんと確認しないといけませんが、抗菌作用は必ず確認して下さい。

アトピー性皮膚炎の人は、ステロイド剤等を使っていると、抗菌ペプチド(皮膚に住んでいる悪い菌を殺す細胞)の働きが弱くなる為、黄色ブドウ球菌やカンジダ(カビ)の異常増殖による感染症にかかりやすいんです。

なので、抗菌作用のある物を必ず選んでください。

抗菌作用で代表的なな物は、ティーツリーオイルやホホバオイルです。ただし、ティーツリーオイルは、アレルゲン性が高いので注意してください。

今後、アトピーの皮膚に優しい市販の保湿剤を選んだあなたに

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ここまで長くなりましたが、ここまでのお話を聞いた後からは、保湿剤選びは間違えることは無いと思います。

このお話をした自分も、次の日からはアトピー性皮膚炎が悪化したりのことは全くありませんので、いい保湿剤を選んだその日から昨日とは違う1日が送れることでしょう。

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